ジジババの「アナーキー横断」を防ぐべくエレガントを意識してみる。


病院からの帰り道、
もうすぐ駅、というあたりに
「青信号になるまで長く待つ信号」があるんです。


しかも、信号と信号の間が開いているんですね。
「よし、その前にこっちの横断歩道を渡っておこうか」
ができないわけです。


ほとんどの人は、もう200メートルほど手前から
その信号が「赤なのか」「青なのか」を
気にしながら歩いてると思うな、きっと。


人生に迷いや悩みを抱えている人でも
この横断歩道にさしかかる瞬間だけは
「青か赤か」問題が心の大半を占めるんじゃないかな。


信号は、まだはるか彼方ではあるけれども
青であることが確認できれば、
いまのうちに横断歩道じゃないところを
車の隙を見て強引に渡りきってしまいたい。


あれですよね。
そもそも信号が青に変わる瞬間に
ちょうどタイミングよく横断歩道にさしかかるのは、
なかなか難しいものです。


普通の速度で何も考えずに、はい、青信号!ならラッキー。
重い荷物を抱えて小走りしなきゃならないこともあるし、
青信号が点滅しはじめて、しぶしぶ全力疾走、ということもある。
まだかまだかと青に変わるのを待つこともある。
疲れて帰るときなんか、
心身ともにビミョーに負荷がかかるわけです。信号待ちって。


だから、渡り切ってしまいたい。


その病院の帰り道にある「ながーい信号」では、
青になったと見るや、
老いも若きも男も女も自転車も
横断歩道じゃないところを
すきを見つけてわらわらと渡ります。


若者はスイスイと軽やかに
ときに小走りで、不安なく。


正真正銘のジイサン・バアサンも
当たり前のように渡ります。
長年、「信号の変わるタイミング」を見計らってきたので
「いつ渡れば、早く向こう岸に着けるか」の勘は
ちっとも鈍っていない。そこに判断ミスはない。
だから、今だ。今、渡るのだ。
多少、無理があってもなんとかなる!
とご本人は確信しているのでしょう。
トボトボと渡ります。


わたしのような初期バアサンは、
まだ速度には問題ありませんが、
早晩、正真正銘バアサンのような渡り方になるでしょう。


周囲を顧みない
ジジババの自己都合によるアナーキー横断ですな。



もちろん若者の横断にも危険は大いにありますが
お年寄りのそれは、
分別があってしかるべき年代だけに
「おいおいおい、バアサン、それは…」と
ドライバーもヒヤヒヤするやら、あきれるやら。
本人にしてみれば、若いときからやっていることを
やっているだけなんでしょうけどねー。

先日、犬の散歩のとき、
公園の高い鉄棒の下をくぐろうとしたら
軽く頭を打ちました。
そこに棒があることがわかっていながら、打つ!
自分で思ったより、かがめてなかったのです。
頭にも、心にもガーンと衝撃を受けました。


自分のカラダを
自分のイメージどおりに動かせていない!
思ったより前屈の角度が浅かったり、
上げた足の高さが低かったり、
のろのろとしか動けていない事態に
少しずつではあるものの、
確実に突入しているのを感じました。
まあ、予兆はありましたけどね。


自分がいつトボトボになったのか、
それを自分で見極めることは、
意外に難しそうなので
「あ。あのバアサン!危ない!
あんなとこ渡って!」とならないように
心に余裕をもちたいものです。
NO MORE せっかち!


先人たちを見ていると年とともに
「面倒くささゆえのショートカット」
「面倒くささゆえのせっかち」が出てくるようなので
そこんとこ、気をつけたいですな。


エレガントを意識してみようか。



夫の発病から今日までのことを書いた新聞連載「献身と保身のはざまで」、
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