いたずらに元気でなくてよし。 今に過去を重ね、ふくよかに生きる。


夫が倒れてからの、もろもろの手続きがようやく終わり、
昨年9月からの激動の日々もやや落ち着きつつあります。


これまでは、ひと言でいうならサバイバルな日々。


ひとりで!とか、
大丈夫!とか、
なんとかする!とか、
こう、全体的に強がった日々でした。


いまは、荒れていた波が静まり、
嵐で海面に浮かびあがったあれこれが、
少しずつ再び、底へと沈んで
凪とはいかないまでも
かなり落ちついた状態になったように思います。


わたし、よくがんばった。


こうなると夫の不在がくっきりと浮き彫りに。
思い出の襲来、頻繁に。
人間のこころって、
意識的にコントロールできないのが不思議。
同じ、大脳のなかのことなのに。
部位どうしの権力闘争でもあるんですかね。


よく思い出すのは、
ここ数年、夫婦ふたりで出かけたときのことです。
近くの観光地への日帰りや一泊旅行。
じわじわと、いい感じに「老夫婦感」が出てきて
記念に陶器をひとつ買う、なんてことをしていました。


あれ、もっと、やりたかったな。
もっと、オリジナル老夫婦感を創り出したかった。


サバイバル激動期には、
私たちの過去をああでもない、こうでもないと
振り返ってみもしたけれど、
夫は、「イヤなことはしない。イヤな人とは一緒にいない」タイプだったので
まあ、わたしとは、一緒にいたかったんでしょう。
束縛や干渉も嫌いだったから、
夫婦生活は、もう、あれでよし。
オーケー!


何をするにも、
思い出がよみがえりますが、
「過去」を重ねながら
「今」を体験し、
なんというか、こう、
ふくよかに生きていけたらいいな、と思っています。


願わくば、その「ふくよかさ」が
「上品な老婦人の佇まい」なんてものに
結びつかないかな(笑)。



唯一無二の親友だった夫が
病に倒れるという不幸はあったけれど、
冷静に考えれば、
娘にも手伝ってもらいながら
病院に日々、通い、
犬とゆっくり散歩しつつ、
在宅を中心に仕事を続けて
生活ができているというのは、
恵まれたことです。


これからしばらくは、
何度も、後ろを振り返り、
思い出に大きく手を振って
語りかけるようにしながら
また、前を見て歩きだす。


そんな感じでやっていこうと思います。



いたずらに元気でなくてよし。
過去が厚みをもたらす、ふくよか路線。
(↑体型のことじゃなし。ま、どっちでもいいけどね)



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