節約したいが、勇気を出してリフォームする。明日の自分のために。



夫の借金を完済したことで
わずかな貯金がさらに目減りした上に
いまの仕事がいつまでも続くとは思えず
経済的な不安は尽きぬ日々。


放っておくと「一銭たりとも遣うまい!」となってしまう
(いや、現実になっている)のですが、
この家(築40年のマンション)に腰を据えるのだから、
ここはぐっと腹を据えて、「自分の居心地」をよくしよう。


娘が就職して家を出たあとも
できるだけ快適に、心地よく暮らせるように整えて
気分の落ち込みを予防しよう。
そうしたら、新しい仕事にトライする力だって
わいてくるかもしれないじゃないか!


・・・と考え方を切り替えて
リビングとその隣の和室の仕切りをとっぱらって一部屋にすることと
個室の収納を見直し、
壁や床をきれいにしてベッドを置くことにしました。


壁は、これまでもやってきたように
自分たちで好きな色に塗り替えるつもり。こちらにも載せています
わたしと娘でできることはやり、
最低限の費用で工事を依頼することにしました。
リビング隣の和室もフローリングにはせず畳のままです。
和洋折衷で、好みのラグや灯りを置いて雰囲気を出せればよし。


去年お願いした地元の畳屋さんが
ものすごく職人さんらしくて感じがよく
一緒にやってくる建具屋さんも壁紙屋さんもすばらしかったので
「畳は替えないんですけど、ちょこっと工事してもらえます?」と聞いてみました。
さっそく大工さんを連れてきてくれたのですが、
やっぱり、その人の雰囲気も朴訥で最高だった。



もしかしたら、わたし、念願だった
「ちょっとした大工仕事をしてくれる職人さん」を
見つけてしまったかもしれません。


これからも、少しずつ少しずつ家に手を入れていきたいので
ちょっとしたことを気軽に頼める信頼できる職人さんは、
ものすごーーーく、ありがたい。


「犬を安心して預けられる人」と
「小さな大工仕事をしてくれる人」という
「二大見つけたかった人」が
このところ立て続けに見つかって
人生、そう悪くないなあ。
求めれば出会えるなあと思っています。


夫が倒れたのが、昨年の9月1日。
その日、その時間が近づくにつれて
複雑な思いが去来して落ち込んでしまったのですが、
「プチリフォームプロジェクト」を当面の目標にして
やる気を出して、前向きに生きていこうと思います。
またどんな感じになったか報告しますねー。


10月末の納品でこちらのベッドを買いました。
頭の部分、ウォールナットの無垢材の感じがよくないですか。
セール期間でよかった。





私の連載コラム「献身と保身のはざまで」、長崎新聞で8月6日(火曜)より掲載されています!


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充実感に焦がれず、「いまは、こんなとき」と静観するのも強さだ。



充実感というのは、なかなかやっかいなものです。


何かに熱中し、おのずと「充実している」ときはいいんですが、
「充実していたこともある」という記憶だけがあって
「いま、充実していない」ことを意識してしまうと、
やみくもに「充実」を求めてしまう。
人生、充実してないとダメなんじゃないかと思ってしまう。


わたし、いま、ちょっと、それかもしれません。
いつ、本当に充実していたのか?という問われると
ちょっと口ごもってしまうのですが。


日々の繰り返しを、それなりに勤勉に
気力も、体力も使ってこなしてはいるものの
「なに、やっているんだろう」と考える瞬間が度々ある。


たとえば、病院の送迎バスを降りて
自分よりずっと年上の女性たちとともに
ぞろぞろと院内のエレベーターに乗る瞬間。


ベッドに横たわる夫の頭の向こうに広がる
窓の外の風景に目をやりながら
パイプ椅子に腰を下ろそうとする瞬間。


日々の繰り返しのなかに虚ろに広がる、
いまの自分とこれからの自分。


でも、もう、大人になったから
知っているんですよね。


「いまは、こんなとき」と
自分と自分の状況を受け入れて
静観するのも強さだ、と。



粘り強く「待ちの姿勢」で
崩れずに過ごすのも強さだと。


貯金と同じさ。
できないときは、できない。


子どもの教育費なんかがバンバンかかるときに
「貯金せねば!」と焦って
多めに先取り貯金しても
結局足りなくなって使ってしまうのと同じ。
できないときは、できない。
そういうときは
「いまは貯金できない。赤字を増やすまい」
と切り替えたほうがいい、みたいな。


わたしは、いま、
「不意に訪れた人生の不本意な転換」に遭遇し、
その不本意な転換後の道を黙々と歩いていて
視界に入る風景に慣れることができない。
でも、こういうことって、何も特別なことじゃなく
だれにだって訪れることなのです。


自分自身の病や
仕事の頓挫や倒産や
身内の起こした事件や
思わぬトラブルなど数限りないパターンで訪れることです。


そういうときに
充実を感じられずに暮らしている自分を
「いまは、こんなとき」と静観できる強い人間なのだとほめよう。
ほめないまでも、受け入れて焦らさないでいよう。


そもそも「充実とは何か」という問題だってあるじゃないか。


もし、あなたも、そんな感じなら、
焦らず、静観しましょう。
わたし、そうする。



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11月に京都で会いましょう。クラウド・ファンディングのご案内も。


わたしは、このブログのほかに
ウェブマガジン「どうする?Over40(略してオバフォー)をやっています。


オバフォーでは、
小島葉子さんを招いておしゃれに関するセミナーを開催したり、
オバフォー祭りと称してミニトークとランチを楽しむイベント
開催したりしてきました。


いつもお知らせして間もなく満員になり、
うれしく、ありがたく思っています。
昨年は、介護トークイベント「カイゴ・デトックス」を東京で開催
まだ夫が倒れる前のことで
わたしは、ノーテンキにおいしいお弁当とおしゃべりを
楽しんだものでした。


kaigo1_convert_20190916184823.jpg



その後もオバフォーのメンバーと
「今年も開きたいね」と言っていたのですが
ようやく開催の運びとなりました。



今回は、11月16日(土)に京都で開きます。



関西近郊のみなさまも、
ちょっと遠いという方も
ぜひ、ご参加ください。
「介護」をテーマにしていますが
自由におしゃべりする時間もたくさん設けています。
「カリーナってどんな奴だ?
会って話すとどんな感じだ?」という方も
ぜひ、会いにいらしてください。
ゆっくりお話ししましょう。


「カイゴ・デトックス」はその名の通り、
我慢や葛藤など、日々の介護で生じる思いを
美味しい料理とおしゃべりでデトックスし、
ちょっと明るい気持ちにする、というイベントです。


たくさん話したい人はたくさん、
静かに過ごしたい人は静かに
無理せず、過ごしてもらえると思います。


この「カイゴ・デトックス」は、
東京・京都に続いて日本の各地で開くことが目標!



そのために、先週の土曜日から
クラウド・ファンディングをはじめました。



2000円から支援でき、
5000円以上は、11月の京都でのイベントの
優先参加権もつきます。
わたしからの熱い直筆お礼手紙も届きます(笑)いらんかな(笑)
お一人おひとりに丁寧に書かせていただきます。


ご支援は、→こちらから←


ツイッターでお知らせしただけでしたが
続々とご支援いただいています。
ありがとうございます。


こちらのページをじっくりお読みいただき、
いいな、と思われたら
ご支援をお願いします。
京都イベントの詳細もご覧いただけます。
(イベント参加の募集は後日改めて行いますのでお待ちくださいね)


ブログやインスタ、ツイッターなどをなさっている方は、
情報をシェアしていただけるとうれしいです。
興味のありそうなお友だちやお知り合いにも
お知らせください。
この集いの情報が、求めている方に届くことを願っています。


今日はお知らせとお願いでした。
どうぞ、よろしくお願いします。




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最近の若者は、生存戦略が緻密。かつての私に説教してほしい。



このところ、娘の友だちが立て続けにやってきました。


府外の大学院に通うGくんは、
学部のときから、親に学費だけを出してもらい
生活費はアルバイトと奨学金でまかなうことになっていました。
「なっていた」と書いたのは、
そうなっていないからですが、
んじゃ、どうなったのかというと
生活費はアルバイトだけで賄い
奨学金にはまったく手をつけなかったのです。


だからといってアルバイト漬けだったかというと
そうでもありません。
アルバイトは最低限に
生活を切り詰めたのです。


最初のころは、「ああ。またおかしな料理してるー」と
SNSを見た地元の幼なじみに笑われていましたが、
いまは、別人のよう。
「朝はごはんとみそ汁と魚。
魚は鮭か鯖を焼く」そうです。
ハンバーグも手作り。


健康を考えてサラダを毎食食べるそうですが、
ドレッシングをつかわないので
「見切り野菜で作ったときは、にんじんが神。
ああ。にんじん、うまー!って思う!」と
断食道場帰りのようなことを言っていました。


このようにして寮費含めてすべてを数万でやりくりし、
奨学金は手をつけないまま。


銀行に預けっぱなしでもいいっちゃあいいわけですが、
それでは、まとまったお金につく利子も雀の涙。
であれば、投資はどうだろう。


というわけで
いろいろと勉強しながら
堅実な投資をしているのです。


奨学金で投資。
わたしの辞書にはなかったぞ。


裕福なのに奨学金をもらって投資しているわけでなく、
奨学金を借りる資格がある経済的な状況の中で
自らのやりくりと才覚で
「奨学金をまとまったお金」に育てあげ
それを元手に増やす!


んもー。うちの夫が元気なころに
懇々と説教して
お金の使い方を指南してほしかったよー。(借金体質でした)


もう一人、来年専門学校を卒業し、
美容師になるHちゃんは、


「美容師は、3年で8割辞める。
でも、その3年を乗り越えた人は、
20年後も9割が続けている。
だから、最初の3年は、
働きやすく、続けやすいところに行って
辞めないようにする。
その後、進むべき道は改めて考える」
(上記の数字は記憶違いがあるかもしれません)


多くの同級生たちが、
カリスマ美容師に憧れて
狭き門に殺到する様子を見ながら、
「それでみんな辞めていく。
わたしは、その時期をまず乗り越えたい。
だから最初は無理をしない」。


ブランドや理想を追わず、
楽なところから入る戦略だな。


もう一人の女の子は、
あたりまえのようにダブルワークして
お金を貯めているし、
最近の若者、生存戦略が緻密だ!


うちの娘はどうかというと
大学卒業後は、東南アジアで働くつもりらしい。(エリアも内容もざっくり!)


「4月から自活する」ことだけが条件なので
彼女は彼女の道を歩んでくれればよし。


どこででも、どんな状況でも
小さな風呂敷包みを広げて
小商いのできる人間になる。



ことと


どんなに好きでも
逃走と自己決定の自由だけは確保する。



以上ふたつを
心に刻んでくれればいいとする。


がんばれ。
若者。
どんな道を歩んでも
安定も安寧もなし。



<お知らせとお願い>

11月16日、介護トークイベント「カイゴ・デトックス」を京都で開催します。
日本各地での開催をめざし、クラウドファンディングも始めました。
こちらをご覧いただき、ご支援いただければうれしいです。
すでに30人を超える方々にご支援いただきました。心よりお礼申し上げます。
お一人おひとりのメッセージも拝読し、心に刻んでいます。


前回の記事にも詳しく書いています。ぜひお読みください。



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ウェブマガジン「どうする?Over40」、ほぼ毎日更新しています。昨年東京開催の「カイゴ・デトックス」を振り返る座談会。わたしもいろいろ話しています。→美談にしないで


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祝福の気合を伝える!おめかしも、ご祝儀と言い聞かす(自分に)。


この日曜、姪の披露宴に出席してきました。


あらゆるイベントがそうであるように
披露宴も準備段階の「さまざまな計算、迷い、決断」が
カタチとなって表れるもの。


主催者しかり、
列席者しかり。


披露宴そのものはゲストの気持ちに配慮した
料理のおいしい、長すぎず、華美すぎない
とてもすばらしいものでした。


が、わたしは、思ったのです。


ゲストの服が黒い。
(わたしも黒かった)



新郎サイドの列席者は
当然ながら男性の友人が多いので、
親戚のおじさんともども、ほとんどが黒メインのスーツ。
さらに加えて、おばさんたちも黒が多い。
「その素材、喪服ですね」という人が
あちらにも、こちらにも。
新婦側のおばさんたちも
決して派手ではありません。


そうなのか。


披露宴を終えた翌日、
空港への道すがら、わたしは娘に
「やっぱり喪服はやめたほうがいいね。
同じ黒でも、黒が違うよ。
披露宴は、おめかしもご祝儀!覚えときや!」


と自分も黒だったくせに
名言めいたことを口にしながら
ふんぞり返って帰ってきたのですが、
しばらくして、11月にも甥の披露宴があることを思い出しました。


そうだ!わたしの喪服は、
4点セットでパンツがついていたのではなかったっけ!?
あのパンツスーツに
華やかなブラウス(安物でよし)を合わせればいいんじゃないか!



お金をかけたくない、もう一人のわたしが
耳元でささやくのですよ。
「いいよ、いいよ。交通費も宿泊費もかかるんだから、喪服でいいよ」
華やかなピアスとパールとキラキラバッグでなんとかなるさ。


実際に着てみると
意外にイケる気がします。
これで秋の服を新調する必要なし。
ブラウスだけでよし!
(シャンパンゴールドのブラウスなんかだといいんじゃね??)


翌朝、娘に意気揚々とその話をすると
「は?喪服はやめたほうがいいって言ってたのだれ?
それにあのパンツ、似合ってないし」


だよね。
舌の根も乾いてないよね。
「おめかしもご祝儀」と偉そうに言っていたよねーー。


しかし、わたしは、このときしみじみとわかったのです。
披露宴に地味服、とくに喪服で出席した人たちの気持ちが。
わたしが誘惑されたように
節約したい、もう一人の自分の禁断のささやきに
導かれていくのですよ。


このご時世、だれもが「節約」したいのです。
実際に苦しい場合もあれば、
気分的に家計防衛したい場合もあるでしょう。
事情はそれぞれでしょうが、
わたしを含め多くの人に共通するのは、
「親より貧しい」
「親の老後よりゆとりがない」ってこと。


そこで、


●ご祝儀
●服や着物や着付けやヘアセットなどもろもろの支度にかかる費用

●交通・宿泊費(もし返ってくるなら、どれぐらいの金額か)
●料理や引き出物


をわからないなりにああだこうだと計算し、
つきあいの濃淡も加味して
「この披露宴にかける費用」を算出する。


「おお、こんなにかかるかあ!」とおそろしくなった途端に、
一番、省きやすいのが
「おばちゃんである自分の衣裳」ってことになるんですね。


コストも手間も省きたい気持ちが、
黒い地味な衣裳へ、
礼服に見えればいいわ的気分へ
ヘアセットもいらないわという結論へ、
どんどんどんどんと、この手を引っ張っていくのです。


私たち、確実に貧しくなっているんですね。
多くの人々の心に
いつの間にか深く「節約」が定着しています。


11月の披露宴は、ZARAなどファストファッションになる確率が高いとはいえ、
黒でない、少し華やかな色のワンピースなりを新調し、
大きめのアクセサリーとキラキラバッグで飾って
出席しようと思います。


おめかしは、ご祝儀。
多少の奮発も、礼儀。



これは余談ですが、
字が下手なので
ネットの無料サービスを利用しました。
(ご祝儀袋を買うと筆耕してくれるの!)
麗々しくて、よかったですよ。





お祝い事には、
できる範囲できちんとお金を使い、
心も砕きたい。


若者の門出。


自分自身の「しつらえ」をいい加減にせず、
お金はかけずともパリッと、シャキッと、
「いつもと違ってオシャレしてきてくれたなあ!」と思ってもらうことも
ご祝儀のひとつ。
祝福にかける気合だけは、しっかりと伝えたいものです。


それにしても若いころ、
大人は冠婚葬祭に動じないと思っていたけど動じますねー。
ちっとも大人らしい大人になっていない自分に出会う、秋。
人生、ままならず。





<お知らせとお願い>

11月16日、介護トークイベント「カイゴ・デトックス」を京都で開催します。
日本各地での開催をめざし、クラウドファンディングも始めました。
こちらをご覧いただき、ご支援いただければうれしいです。
5000円のご支援には、京都でのイベント参加費も含まれているのでお得です!
京都のイベントは、人気のケータリング店によるおいしいビュッフェとドリンク付き。
いつもと違う楽しく新鮮な時間が過ごせますよ。わたしも楽しみにしています!


前回の記事にも詳しく書いています。ぜひお読みください。



私の連載コラム「献身と保身のはざまで」、長崎新聞で8月6日(火曜)より掲載されています!


そのほかに現在、熊本日日・岐阜・山陰中央新報・四国・茨城・秋田魁新報・山陽・埼玉・愛媛・神戸・徳島・北日本・静岡新聞・福井新聞・信濃毎日・岩手日報・東奥日報・神奈川・佐賀・宮崎日日・上毛新聞でも掲載(終了紙もあり)されています。

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