スーパーに行ったら、
ホットケーキミックスだけじゃなくて
小麦粉もなくなっていました。
クックパッドでは、
クレープを筆頭にスフレチーズケーキや
バナナケーキ、ミルクレープの検索が
増加しているとか。
台所が散らかりまくることのない、
買ってみたものの、ちょっとだけ残ってしまう
そんな特別な材料を買う必要のない
お菓子やパンを作っているんですねー。
粉とたまごと牛乳ぐらいでできるやつ。
そこに果物やホイップクリームを
のせるぐらいで豪華になるやつ。
おやつだけじゃなくて
朝ごはんに、なんなら昼ごはんにもなるやつ!
「丁寧な暮らし」のだいぶ手前、
そういうお題目を意識することのない「手作り」が
あちこちの台所で
やる気満々だったり
しぶしぶだったり、
仕方なくだったりしながら、
繰り広げられているのだな。
わたしももらいもののリンゴジュースで
ゼリーを3回作りました。
(同じように作ったつもりが
全部、固さが違った)
あと、バスクチーズケーキも作りました。
在宅ワークに切り替わった人たちも
「ノマド」とか「フレックス」とか
気取ったカタカナを意識することもなく、
また、その暇もなく
やらざるを得なくなって
急場しのぎの仕事スペースで
がんばっている。
ZOOM会議の背景を工夫したりしている。
今年、就職したうちの娘も
シンガポールで働くはずが
いつまで経っても行けないかわりに
入社早々の在宅勤務中。
平日の10時から7時まで
リビングのテーブルを占拠しているため、
家は、完全に「オフィス」と化してしまいました。
それにしても
わが子が「新入社員」として働く姿を
「家のなかで目撃」した親が
どれだけいたでしょうか。
新コロナゆえの稀有な体験!
(問題は、そういう姿を見たい、
という願望が
そもそも親のわたしに
ほとんどないことだけ!)
急な在宅ワーク奨励で
上司や得意先に電話する
お父さんやお母さん、
あるいは、ダンナさんや奥さんの声を聴くのも
稀有な体験かも。
ごはんを食べたり、
ゴロゴロしたり、
トイレ行ったり、
おむつ変えたり、
エッチしたりする
家という空間に響き渡る
仕事用ボイス!
ときには、ヘコヘコとしたお辞儀付!
普段いない人が家にいることを
うっとうしく感じる場合もあるだろうけど、
それなりに発見もあるだろうなー。
お菓子作りもそう。
仕事もそう。
今回のコロナ自粛で
家のなかに
さまざまな「生産・創作活動」が入ってきて
「仕事」と「暮らし」が
ごっちゃになる感じ。
なんだ意外とイケるじゃないか!
楽しいじゃないか!と感じている人が、
かなりの数いるんじゃないだろうか。
これからの働き方や暮らし方が
時間と空間の自由の利く、
仕事と暮らしが
まじりあったようなものになるかもな。
わたしは、それいいなーと思います。
仕事と暮らし
仕事と家事、
仕事と育児
仕事と介護。
ぱきっと分かれて
片方だけの負担が重かったものが、
理想先行でも理論先行でもなく
現実として分担可能なことに気づいたり、
融通可能な方法が生み出されるといい。
ニュースを見ていると
不安になることばかりだけど
将来を明るくする変化が
いま、生まれているといいなと思います。
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