「付け焼刃の努力をしない」…わたし史上、最大の革命を自讃する。


何にせよ、腰が重くて
チャレンジ精神に乏しい人間ですが、
それでも年とともに成長したと自分を褒めてあげたいことは、


誰かが来たときのためでなく
自分のために片付けるようになったことです。


これは、われながら、よくやった。
この意識変革と行動の習慣化は、
わたし史上、最大級にデカい革命でした。
年表があったらデカデカと書きたいくらい。
試験に出したいくらい。


そういうわけで、もう、長いこと、
いつ、お客さんが来てもオーケー。
突然、泊りにきてもオーケー。
特になにもしないから
まったくもって無問題。


今週も娘の友だちが突然、泊りにきました。
部屋だけでなく
わたしの行動も変えないので
いつも通り仕事をして
いつも通りご飯を作って
いっしょに食べました。


だからといって
めちゃめちゃ綺麗でピカピカの家に
住んでいるわけではありません。
綺麗好きの人から見たら
「掃除、行き届いてねえ!」と思われるのは確実。


でも、いいんです。
自分が気にならない程度には
水廻りも室内も整えているから。
犬もいるからあちこちに毛があるし、
四角い部屋を丸く掃く程度の掃除しかしていないけど、
他人の潔癖度に合わせるつもりはなし。


この革命が成功してから、
精神的な落ち着きが生まれたのも大きかった。


いつもの自分より
少しでも良く見せたいという
欲が消え、
付け焼刃の必死な努力をしなくなりました。


いつものままでよし。
それが、わたし。
つまんないと思われるなら
それも、わたし。
誰にも彼にも認められる必要なし。


他人の評価は、
自分を支えてくれないから、
自分で動いて
自分の目で見て
自分で満足する。
そして、閉ざさずに開く。


そんなふうに思うと
まあ、わずかなりとも
老いていく日々を
楽しめそうな気がしますが、
何が待っているかわかんないのが
老いだからなあー!


まあ、その変化にも心閉ざさず、
受け入れるつもりで
迎え入れますか。




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自分を一番の友だちに、 自分を上手にもてなして暮らしていくか。


13日の今日、
一人娘がシンガポールに発つため、
昨晩は、台所でコロッケを揚げながら
ちょっとしんみりして
「あのさあ、最終面接で落ちた
あの会社に行かんくてよかったなあ」と


当時は残念に思ったけれども
いま考えると万々歳!という事例をもちだして
さらに万々歳感を高めつつ
より一層、しんみりしようと思って
口にしてみたところ、


「ちょ、ちょっと待って」


パソコンに向かって
いつになく切羽詰まった様子。


「飛行機、飛んでないっぽい」


はああああ(脱力)。
予約していた飛行機、
新コロナで乗客が集まらなかったんでしょうね。
何日か前にメールで連絡がきていたようですが、
娘が見落としていて
こんなにギリギリに気づいたというわけ(ゲンナリ)。


あちこちにご挨拶も済ませ、
翌朝は友だちがレンタカーを借りて
空港まで見送ってくれる手はずに
なっているというのに。
その見送りに参加するために
別の友だちが朝4時に起きて
やってくることになっているというのに。
彼女たちのスケジュール、どうすんの!?
んもーー!大事な盆休みなのに!


そこから勤務先企業の人事とのやりとりや
飛行機チケットの新たな予約や
友だちへの「ごめんなさい」で
てんやわんや。


熱々のコロッケ、冷めたわ。


というわけで
明朝、娘は出発することになりました。


娘が留学中にも一人にはなったけど
あのときは、夫が倒れた直後で
サバイバル感が強く、
やることもたくさんあったので
一気に駆け抜けた感じでした。
その意味では、いまは、燃え尽きている…。
単調な暮らしをいかに腐らず、
楽しまないまでも
穏やかに前向きに生きるかですな(課題)。


これからのわたしの人生には
まだまだ楽しみや喜びがたくさんあるだろうけど、
孤独が「ほかのだれか」によって
埋められることはないと思っています。


自分を一番の友だちに
自分を上手にもてなして
暮らしていこう。



それを、もしできたら、無理のない程度に
友だちと分かち合っていこう。


あ。犬がいた。
頼むよ、スー。元気でいてくれ。





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あまりいろいろ心配せず、 「これでいいんだ」と暮らしていく。



娘がシンガポールに行って
1週間が過ぎました。


人間ひとりと犬一匹の生活は、
いまのところ、順調です。


毎朝5時に起きて散歩に行くんですが、
犬のスーは、必ず、乗り気です。
やる気満々。
一度たりとも億劫がったためしなし。


階段を弾むように下りながら
踊り場ごとに
おやつ(ドッグフード)を一粒ずつ口に入れてもらい、
外に出たら、
なぜか、すっと立ち止まり、
顔を上にあげて鼻で世界を探ると
(どんな世界が見えているのか!)
意を決して、グイーンと駆け出します。


毎朝、この「やる気満々」と、
草や土や電信柱や
人間の落としたゴミを
飽きることなく探索する
「真面目そのもの」につきあっていると
わたしの一日も、
そっちの方向へ引っ張られます。


ガシガシと前に歩く、というのも
一日一日をガシガシと前に進む、
につながって助走として効果的。


一時間ほど歩くので
早朝とはいえ、
家に帰ったら汗だくで
そのままお風呂に浸かって
「グワー!」とおっさんボイスを発します。


そこから、ストレッチ。
足がワナワナしているから、
やらざるを得ません。


自分のやる気に関係なく
強制的に健康的な生活を
送らされている状態。
なにごとも「自分からやる」ことが
苦手な人間なので
早朝ウォーキングなんてやるはずもなく、
これは、もう、極めて
ありがたい状況なのではないかと思います。


犬が、18キロと、
そこそこのサイズに
育ってしまったのも
運動量が多くなって
いまとなっては、よし、か。


熱中症とケガに気をつけて
健康を維持し、
あまりいろいろ心配せず、
「これでいいんだ」と思って
不安の沼をのぞきこまず、
暮らしていこうと思います。




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東京での披露宴。ほぼ「護送」で、若者の門出を祝いにいく。


明日、土曜日、姪の結婚式に出席するため
東京に行ってまいります。


本当は、3月に開かれるはずだったものが
新コロナウイルスのために延期になり、
約5か月のゆとりをもたせたはずが、
いまだにウイルス終息せず。


姪側の親族は、
高齢や職業上の理由から
両親など家族を除いて
ほぼ全員、欠席となりました。


コロナめ。


わたしも、
どうしようかと悩んではいたけれど
飛行機は往復ともガラガラ、
空港から式場、式場からホテル、
ホテルから空港とすべての移動に
タクシーチケットが準備され、
公共交通機関には乗るなのお達し。
さらに式場は
検温からソーシャルディスタンス、
マスクのつけはずしのタイミング指示、
お酌等の禁止など、厳戒態勢。


ほぼ、護送。



田舎の親戚は、
リモート参加するらしく、
そのリモートサイドの司会を
晴れやかなことの好きな義母が担当するらしいです。


こういう言い方をしちゃあれだけど
コロナ禍下ならではの
結婚式に参加して
いろいろ目撃してこようと思います。


最大の難関は、
コロナにはまったく関係なく
うちんちの犬・スーを
お迎えに来るホストに預ける瞬間!!
察知して逃げ出すぞー。
絶対、手こずるぞー。


そういうわけで
気をつけて
若者のめでたい門出を
祝ってきます。




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こちらに少し感想も紹介しています。

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