相反する感情や葛藤を抱えることが、相手を想う証。人も、犬も。


10月30日に発売される私の本
Amazonの解説欄には、


夫が突然倒れた、姑や舅が要介護になったら、妻や嫁が自宅で介護するものだとも思われてきた。それらのまじめに介護してきた多くの方々の記録はこれまでにも本となった。
でも本書では、介護をまかされる人が本当に献身的に介護する状況を何の疑問も持たず、葛藤もせずに受け入れているわけではないという、多くの介護者が抱えながらどうすることのできない、本当の気持ちをはっきりと提示した初めての本である。



と書かれています。


そうなんだなあと思いました。
でもきっと、その通り、「初めての本」です。
可能な限り嘘をつかず、
正直な気持ちの変化を書くためには、
かなり勇気を要したので
読んでいただけるとうれしいです。


…で同じようなことをですね。
最近は、「犬」についても感じているんですよ。


犬を飼っている人は、
全員、自分ちの犬を可愛いと思っているのか。
実際のところは、いろいろでしょう。
犬の置かれている状況も
ある意味「密室」ですから。
「ああ。もううんざりだ!」と
嫌気がさしている人もいるはずです。


もちろん「可愛い」と思っている人が
大半だとは思いますが、
「可愛い」だけかと聞かれると
答えに詰まるんじゃないかな。


犬には、それぞれの個性があり、
その個性は往々にして
人間の都合とぶつかるからです。


犬と暮らすことは、
「可愛い」と「大変」
「愛しい」と「うんざり」
「癒し」と「忍耐」の
せめぎ合いです。


そこに人間の都合を強いている
「罪悪感」も混じる。


そのせめぎ合いこそが、
ともに暮らすことであり、
よく使われる言葉であるところの
「家族の一員」
である証なんでしょうね。


さらに、どの犬にも欠点があるから、
そこを、かばいたいような
本当はお利口だと言い張りたいような
なんともいえない親心も発動して
より重症な犬バカになる、という流れ。


家族って
人間であれ、
なんであれ
異種格闘技。
せめぎ合いの連続なんですよね。
夫婦も親子も全部そうだもんな。


わたしもスーという
もうすぐ3歳になるオスの雑種犬と
暮らしていますが、
ほんとに毎日、
奉仕しています。


時々、
「あー、スーがいなかったら
もっと自由なのになあ」と
特に一人で育てているので
思いますよ。心底。


しかし、



こういう日々の

ありとあらゆる感情や葛藤が
「相手を想う」ということ。



なんでしょうね。
そういうことですよ。
愛一色、
可愛さ一色。
なんて単純な感情、ないんですよ。


人に対しても
家族に対しても
犬に対しても。


あらゆる相反する感情を
たっぷり抱えていることが
おそらくは、
愛しさの正体。


犬についても
このあたり、
微に入り細に入り、
リアルに、事細かに
書いてみたいものです。
(なんて言ってないで
書きゃあいいのか)


明日も朝もはよから散歩です。
ふー。




<書籍出版のお知らせ>

昨年の新聞連載コラム「献身と保身のはざまで」が
おかげさまで大きな反響を呼び、
10月30日に主婦の友社より
私の著書「夫が倒れた!献身プレイが始まった!」
発売されます。
こちらに詳細を書いています。

表紙mini

配偶者などの看病・介護の当事者でなくても
女性として、また妻として
ご自身に引き寄せて面白く読んでいただける内容です。
ぜひ、ご予約ください。
Amazon楽天で予約が始まっています。
よければ、ぜひ、ご予約ください!


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