人生のテーマは、「気になることがあっても普段どおりに暮らす」


このブログにも何度も書いていますが、
わたしの人生の課題は、
「何か気になることがあっても
そのことで頭をいっぱいにしないで
できるだけ普段どおりに暮らし、
日々を楽しむ」です。


もう、本当にこれに尽きるし、
これ以外にないといっても
過言ではありません。


将来のことや
家族のことや
自分のからだのことなど
心配事は尽きないし、
心配しようとすればいくらでも見つかるけど
でも、「それが解決しないことには
何も手につかない!」という
一点集中主義になるのを
できるだけ防ぎたい。


もちろん、
大きな、かつ深刻な悩みは
今後、必ずやってくるでしょうから
単に今、
余裕があるだけかもしれないけど、
練習なくして
到達なし。
ちょっとしたことでも
「はい、いま、一点集中主義になってるよ」と
自分をチェックするようにしています。


気になることや心配なことを
ひたすら解決しようとして
次々に繰り出す手立ては、
往々にして失敗するし、
そもそも、視野が
極端に狭くなっているから、
冷静に判断できない。
まわりの人々も
余裕がないことを見抜いて
何も言わなくなる。


毎日、胸のなかに
どっかりと鉛のような不安が
居座っている。
その感触が苦しくて
「すっきりとした状態になる」ことを
専心願って過ごす。


「胸のなかがすっきりする」
≒「晴れやかな心の状態」という
曖昧なゴールを設定し
その気分をひたすら
追い求めていると、
その状態が、
なかなか手に入らなくて苦しい。
本当に苦しい。


心のなかの暗雲は
暗雲のままで
いつも通りの暮らしをし、
いつも通りの仕事をし、
笑顔で語り合い
…みたいになれたら、
もう、言うことないです。
わたしにとって
究極のゴール。


ブログを続けているのも
そのためといってもいいぐらい。
継続は力なり。
心の安定は、
自分の力で手に入れたい。


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年をとると、目のつけどころが変わる。感心する場所も変わる。


スーとの散歩道に
広めの家庭菜園があります。
ずっと空き地だったところを
昨年春の第1回緊急事態宣言のとき、
ご家族総出で耕して畑にしたところ。
もともと、農家の方たちなのか
瞬く間に見事な多品種栽培畑になりました。


いつものように
その脇を歩いていると
畑の真ん中あたりに
二人の女性が座って
熱心に話し込んでいます。


年のころなら、80前後。
よくみると二人とも
俗にいうところの
うんこ座りです。
その姿勢で、
疲れる様子もなく
立ち話ならぬ、座り話。


すごい。


わたしは、
この座り方、
できないわけじゃないけど、
ずっとなんて無理。
膝が痛いから。
最近、かなりマシになったけど
積極的にこの姿勢をとるのはイヤ。
正座もイヤ。
だから和式トイレもイヤ。
トイレは洋式希望、
部屋も椅子希望。


お二人さんもすごいが、
そんなところに
感心するようになった
還暦目前のわたしもすごい。
目のつけどころが
変わったもんだなー。


このうんこ座り、
(ヤンキー座りともいう)
もっと上品な呼び方はないのかと
調べてみたら、
呼び方はなかったけれど、


「股関節と骨盤と背骨に
アプローチする
大変によい運動」



ということがわかりました。


トレーナーの田邊大吾氏が
提唱する「うんこスクワット」は、


「あらゆるスポーツの基礎である、
股関節、骨盤、背骨の動作を
マスターできる運動。

重心が定まり、
背筋がスッと通るので
姿勢が良くなる。
体の中心部の筋肉を刺激し、
腰痛の予防と改善に効果的。

血行や腸内活動を促進して
肩こりや便秘も改善される」


といいこと尽くめ。
子どもにもいいだろうけど、
わたしたちの年代にこそ
いいこと尽くめ。


ここにスクワットの方法が載っています。


いま、この文章を書く手をとめて
パソコンの画面を見ながら
やってみましたが、
なるほど、効く。
前傾姿勢にならないのが
こういうスクワット系運動の肝ですな。


本も出ていました。





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いくつになっても試されるのは「子どもへの信頼」ですなというお話。



昨日は、入院中の夫とのオンライン面会でした。
シンガポールの娘もZOOMでつなぎます。
夫は、特に変わったところはなかったけれど、
娘の髪が赤かった。


赤、というより、ボルドーといえばいいか。
まあ、赤ではあるが深い赤。
似合っていたし、
病院のスタッフさんも付き添っているので
「赤やん!」とは言いませんでした。


その後、すぐに娘からLINE電話があって
久しぶりに話したのですが、
最近、引っ越したシェアハウスの
ルームメイトが面白いらしく
その話、全開。
フルパワー。
よっぽど日本語で話したかったのだろう。


ルームメイト(シンガポール人・女性)は、
現代美術のアーティストらしく、
(ネットで調べたら本当だった)
まあ、インパクト強いよね。


この自分の子が、

「知らなかった世界と出合う」

「夢中になる」

「影響を受ける」

という流れ、
喜ばしいことではあるのだが、
なぜか必ず、親の心配を発動させるものでもある。


しかも、異国。


冷静に考えれば、
まじめに仕事もしているし、
心配するようなことは何もないのに、
その「夢中」という
エネルギーの大きさと速度が
不安になって、
「チョイ、待て」と言いたい。
無性に言いたい。
言っておくだけ、言っておきたい。
言っておいた、という
保険がほしい。


親心と心配の相性、ほんと抜群!


なんとか、こらえました。


なんの抑制効果もなかったから。
自分が若いころ。


「でも、ほら、日本人は、
そのアイデンティティ、持てへんから、
そこ、考えなあかんな。
いろんな角度から
自分を見つめて」


・・・と、どこぞの先生のようなことだけ言いましたよ。


娘ももう24歳の大人だけど、
いくつになっても試されるのは、
「子どもへの信頼」だ。
ほんと、信頼。
信頼と自制。


この話の流れで、
シンガポールの
ホー・ツーニェンという作家を知りました。
10月から、豊田市美術館で
企画展も開かれることになっていました。
愛知トリエンナーレの作品、面白そうだ。




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淡々と努力する老いは、人生という究極のミニマルアート。


今週火曜日に放送された
NHK「プロフェッショナルの流儀」は。
交通誘導警備員の84歳、上野敏夫氏でした。


「この道25年」ということは、
59歳のときから。
いまのわたしと同じ年齢で始めたことになります。


それまでは社長さん。
バブル崩壊とともに経営が悪化し、
会社をたたんで転職したそうです。
3年まえに奥さんを亡くして
今は一人暮らし。


ナレーションのところどころに
「社会的地位の低い仕事だが」的な
解説が入るのですが、
そんなことはどうでもいい。


痩身の機敏な肉体と
明晰な頭脳から放たれる
「金のために働く」という言葉は
仕事に「生きがい」とか「健康」とか
余計な意味を付与したくないという
潔癖さの表れのようで、
それは、もう、
人生のミニマルアーティストの風格。


あさりごはんの手製弁当も
風呂で手洗いする仕事道具の旗も
「生き物は殺しちゃいけない」と
小さな虫を窓の外に逃がす姿も
野の花を摘んで奥さんの仏壇に供える姿も
公園でひとり昼食をとり、
ハンカチを顔に乗せて休む姿も、
修行者そのものだった。
わたしは、一生忘れないよ。


生きる世界は違っても
この人の、
人生のミニマルアーティストとしての
淡々と努力する姿勢を
覚えておいて
自分を支えようと思う。


しかし、お年寄りだからといって
「旗じいちゃんの生きる道」なんて
タイトル、ぬるすぎる。
市井の宗教者ともいうべき存在には、
もっと凛とした
ふさわしい言葉を与えるべき。
それこそが、プロフェッショナルの流儀だと思うけどなー。


年をとると
いくらでも集中できる「時間」を
手にすることができる。
だれからも期待されないからこそ。
だれにも邪魔されない。


「自由」と「時間」を
どう使うかが試される。
年をとってからの
時間の密度、
濃くしようと思えば、
どこまでもできるんだな。
このあたり、わたしもテーマにしたいです。



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