「LINEグループ退会」が示す、幼稚園ママ友との悲喜こもごも。


もう、先月のことですが
娘が幼稚園時代のママ友3人と遊びに行きました。


幼稚園からですから、そりゃ、もう、
わが子への夢と幻想は現実に変わり、
それを格差と呼ぶなら、
「ザ・格差」は歴然としています。


でも、まあ、


子どもが超有名国立大学に進学した人は、
夫との不仲をかこち、
夫婦仲のよい人は、
ひきこもりがちな子どもを嘆き・・・という具合に
不思議にバランスがとれていたので
わきあいあいと傷をなめあうことができて楽しかったです。


こんなことがありました。


A子さんが「もう、わたしはこれからの人生、
穏やかであることしか望んでないわー」って言ったんですよ。
ごはんを食べながら。


それを聞いたB子さん(A子さんと仲がいい)が
「なに言ってんの?ずっと穏やかやん!」って笑い飛ばしたら、
「わたしにも、いろいろあるのよ」って
珍しくきっぱりと言ったんですよね。


それから、幼いころの家庭の話をしてくれたんですが、
想像以上に厳しいものでした。


A子さんは、いつも明るくてまじめ。
すくすくと育ったんだろうなあと思っていたら、
過酷な家庭環境でした。


「主人と出会ってなかったら、いまのわたしはない。
わたしをあの家から救い出してくれた。
ほんとに感謝している」


という言葉を聞いたとき、


ほんっとに他人の人生はわからん。


と改めて思いました。
だって、そんな顔してないもん。
明るくて無邪気で幸せそうだもん。


だれにでも、もちろんその人しか知らない過去ってものがあるわけですが、
「ママ友」とか「同級生」とひとくくりになった瞬間に
平穏な、平凡な、幸福な、波風のない、
小さなことで競い合って一喜一憂する・・・的な
イメージが勝手に発動しますが、
断じて、そんなことないと再確認しました。


実は、この日、声をかけたけれど、
来られなかった人がいました。D子さんです。


参加できた4人が翌日、LINEのグループでやりとりし
「楽しかったね!次はこういうところに行こう。今度は、D子さんもね!」と
いつものごとくA子さんが明るく声をかけると、
「わあ。楽しかったんだね!よかったね!」と
元気な返事が返ってきて
そのあと自分自身の簡単な状況説明がありました。
そして次の瞬間、
D子さんは、グループを退会しました。


みんな何も言わなかったけど、
ズシリと重い拒絶のメッセージを受けとったと思います。


誘われたくない、
会いたくない。
放っておいて。


その全部かもしれないし、
別の理由かもしれません。


無邪気なA子さんが毎回誘うのを
「どうなんだろう。迷惑なんじゃないのかなあ」と
少しハラハラはしていたんです。


わたしは、たまに格差を自覚することはあっても
これからもみんなと遊びに行くけれど、
D子さんのわずらわしい気持ちも
わからないでもありません。


じゃあ、わたしは、なんで行くんだろ。
根っこのところで「いい人たちだ」と
思っているからかな。
言葉の上では、自慢っぽく響いても
自慢というよりオープンな人たち。
だから、いいことばかりじゃなくて弱点も語る人たち。
そこが愛おしくて好きなんだと思います。


でも、それも心に余裕がないとわずらわしいか。


あれも、わかる。これも、わかる。
でも、わたしはこっちを選ぶ。
小さな選択をかさねて
生きる世界は少しずつ異なっていく。


D子さんの退会以後、
残りの面々は何もやりとりしていません。
何もかも保留にしておこう、という判断だろうし、
それがいいと思っています。
ママ友に思う。「好き嫌い」については優柔不断でいい。
(↑ 別の友だちのことですが、こんなこと書いていました)




※秘密コメントをくださったPさんへ

記事のカテゴリー分けがわかりにくくてすみません!
お尋ねいただいた記事は、こちらではないでしょうか。
親を「自然に老いさせてあげる」のは、難しいのだ
この記事は、わたしも個人的に好きな記事です。
もし違ったらコメントくださいませ。探してみます。

フェイスブックツイッターで更新情報をお知らせしています。

ウェブマガジン「どうする?Over40」、ほぼ毎日更新しています。今日はこちらにも書いています。いっしょにいたい人たちと、いっしょにやりたいことをする人生・・・KEIKOさんの記事と新連載。

「どうする?Over40」の公式ツイッターもあります。

★いつも応援してくださってありがとうございます!ハッピースマイル

にほんブログ村 ミセス系
関連記事

スポンサーリンク



コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2016/06/27 (Mon) 18:46
  • #

D子さんは、ラインでつながり続けると皆に気を遣わせることになると思って、退会なさったのかもしれないなと思いました。
人生の波が今合わないだけ。

  • 2016/06/27 (Mon) 20:47
  • okosama #-
  • URL
No title

人との距離感や友達とのあり方はまだ迷うことばかりです。
お互い感じやすい年頃となり連絡が取れなくなった人もいれば
若いころ喧嘩別れした友人とFBで繋がったりしています。

森川すいめいさんという、池袋でホームレスの支援をしている若い精神科医の方が書いた本で「その島のひとたちは、ひとの話を聞かない」というのが出版されました。
自殺希少地域を旅して感じたことを書いた本なのですが、こういった地域ではあいさつ程度、立ち話程度の付き合いがたくさんあって、深くは付き合っていないと感じているのだそうです。深い付き合いの人がが少ない数しかないのはしんどいのだそうです。
今、自分に足りないものやらいろいろ考えさせられる本でした。面白かったですよ。

  • 2016/06/27 (Mon) 21:44
  • nao #-
  • URL
愚痴なき自慢

面倒臭いから退会したのかな?うーん、でもそういうライトな理由なら、そのまま自然消滅を図りますよね。退会と言うのは、やはり何らかの拒否の意思表示でしょうね。
ところで、同窓会で良いことばかりしか言わないでみると面白いですよ。私、悪趣味だけど、わざとやってみるんです。だって、いやらしいんだもん、牽制しながらやる格差比べ。
夫婦仲良しで、お金もすごく余裕ある、二十歳の時と同じくらい細いし、40代なかばだけどまだ白髪無いんだ~、仕事も好条件だし、若い男友達ともよく飲みに行ったりしてるよ!毎日楽しいよ、とか?全部本当だし。
そうするとね、しばらくしてからじわじわ、周りから私のネガティブ(と、皆が思っていること)面の話をしてバランス取ってくるんです。
まるさんは、生死をさ迷う大病して大手術して苦労してる、とか、その時の治療のせいで子供がいないけど愚痴を言わない、とか、まるさんのお家はお父様の病気で大変だったけど昔から明るい一家だったとか。
要するに、皆が求めているのはそういう、愚痴りながらの自慢なんです。
退会したい気持ちわかるわ~。

  • 2016/06/29 (Wed) 09:53
  • まる #-
  • URL
Dさんはもう読めないのだから

Dさんは もう読めないのだから
(退会するともう読めないので)
他の方たちは何か書けばいいのに…と思ってしまいました。

他の誰かか書くのを待ってる、のかな。
それもなんだかなーと思ってしまいました。
「どうしたのかな?」
「また4人で会える日が来るといいよね」的なのでもいいので。
(余計なお世話ですけどね)

私もちょっと病んでる友人に、会話の途中で退会された事あるので、
あの後味の悪さ、わかります。
勢いで押しちゃうってことも有り得るし。

でも、一瞬でも「もう(この関係)いらない!」って思ったのでしょうね。
大人になってもそういう激情型の人いるかもしれない。
ライングループってほんと怖いなーと思います。

  • 2016/06/29 (Wed) 18:57
  • ak #AYRMQa7Y
  • URL
No title

LINEグループってお互いの関係がいいときはいいんだけど
こういう状況になるとひじょうにやっかいですね
そこが普通のメールと違うところ・・・

でもD子さんがグループは退会したけれど
皆さんとは繋がっていたいと思ったらそのうち個人のLINEではくるのでしょうかね?
便利なツールのはずなのにね・・・

  • 2016/06/30 (Thu) 04:24
  • MJ #-
  • URL
No title

必要に迫られて会う事、わざわざ予定を立てて会う事の気持ちとか
どこかに行こうねと話しても、家族での行事として行きたい人もいれば、一人でじっくり行きたい人もいるし、女友達と行きたい人もいると思う。
久しぶりに集まろうねと話しても、誘われたから来たと強調する人もいたり。
みんな何かしらあるんだろうけど、それを続けるかどうか。続ける意味は?

50歳を目前にして、今まで楽しく過ごせていた関係を見直したい気持ちになっています。
ですが、この年になって自分と同じような思いの人を新たに見つけるような大勢の同世代と会える機会も減ってくると、ちょっとくらい違っても、でも行ったからこそ楽しかったなとちょっとでも思えたら良いとしようかなと考えるようにもなりました。

D子さんの行為はすごく衝動的だと思います。勇気があるというか、なかなか経験がないので残されたものがあっけにとられても仕方ないと思いました。

  • 2016/07/02 (Sat) 09:09
  • takako #-
  • URL
管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2016/07/04 (Mon) 04:53
  • #

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する