あの人が来ると何となく楽しい。
何となくものごとが動き出す。
何となくものごとが解決した。
の「何となく」のところで機能できれば、最高ですよね。
「何となく」の人は、
沈んだ雰囲気の場所にやってきたら
いつの間にか、その場を明るくしてくれる。
決して「なんで暗いんだよ!!そんな顔してるから、ダメなんだよ!」
なんてことは言いません。
みんながうろたえてオロオロしているときは、
緊張をゆるめながらも
何から手をつければいいかを考えてくれそう。
みんながあれこれ悩んで
ああでもない、こうでもないと考えているときには、
「こうすればいいのよ!なに悩んでいるの!」
とすぐさま結論を出して
会話を強制終了させてしまうこともありません。
「何となく」だから、あくまでも「何となく」。
「あの人」が来れば、
うまく物事が運ぶのは感じるんだけど
「何となく」だから、
だれの手柄にもならない。
だから、とりたててお礼を言う必要も
感謝する必要もない。
仕事の理想は、それだな~!
「何となく」として自分を機能させたい。
フリーランスとして長年、仕事を続けるうちに
ますます深くそう思うようになりました。
仕事デキル感も、
テキパキしてる感も、
忙しそう感も、
どれもいらない。
とくに「忙しそう感」は、
「その現場を大事にしていません。別の現場もありますから感」が出るから、いらない。
プライベートでも
「あの人が来るとなんとなくうれしい」とか
「あの人が加わるとなんとなく心弾む」とか
「あの人が顔を見せると安心する」って人いますよねえ。
そんな人、最高だな。
そんなふうに思われる人も、
だれかのことをそう思う人も、
どっちも「何となく」の価値のわかるすごい人だと思う。
★フェイスブックやツイッターで更新情報をお知らせしています。
★ウェブマガジン「どうする?Over40」、ほぼ毎日更新しています。普通の人の人生を紹介する連載、始まりました。「あの頃アーカイブ~国防色の女学生がいく。」
★「どうする?Over40」の公式ツイッターもあります。
★いつも応援してくださってありがとうございます!

↓
にほんブログ村 ミセス系
- 関連記事
-
- 「現場にいない人間にできるのは、フォローだけ」と肝に銘じる。 (2019/08/23)
- 不機嫌な人は、「その理由を慮らせる」という形で支配するから困る。 (2016/03/18)
- 自分が食べなくてもいいからといって、お昼を飛ばすのは罪。 (2020/03/20)
- バイト女子の至言。「新たな人間関係は半年後を見据えろ」 (2017/04/28)
- 「何となく、あの人に」と思ってもらえる、「何となく」の強み。 (2016/07/07)