娘の小学校の卒業式。
壇上には、
あの「ルーキーズ」の
「夢にときめけ!明日にきらめけ!」
というコトバが大書してありました。
そして一人ひとりが、
卒業証書をもらう前に、
自分の夢を高らかに宣言するという趣向。
「医師になり、人の命を助けます」
「目標は野球選手。クラブ活動をがんばります」
「語学を学び、国際的な仕事をします」
などなど。
ちなみにウチの娘は、
「笑顔のステキな人になります」(おお、なんてこと)
いずれにしろ、
夢と目標を胸に未来への一歩を踏み出したのです。
異議なし!
若者はそうでなくちゃいけません!
が、しかし、
挫折したら?
うだつが上がらないまま、年だけとったら?
まさしく、その張本人である私が今、
挫折感をバネに到達した解決策を
それなりの自信とともに披瀝いたしましょう。
二つめの人生観で生きるのです。
いわば、
人生観のスペア。
人生観の使い捨て。
もっと言うなら、
人生観ボトルへの「詰め替え用」補充
です。
詰め替え用パッケージには、
「必ず●●●の容器に詰め替えてください」と
記述してありますが、この際、そんな警告は無視。
前の人生観をさっと水洗いして、
別の人生観を補充するだけでオーケー。
卒業式では、誰も教えてくれないけど、
食品に消費期限があるように
夢や目標にも消費期限がある。
容姿や才能、体力にだって
明らかに耐用年数がある。
いつまでも自分を支えてはくれないんだ。
それがわかる年齢になった今、
無節操といわれてもオーケー。
一貫性がないといわれても気にしちゃダメ。
大切なのは、
笑顔で生き延びることだもん。
誰に迷惑かけるわけじゃなし。
いいじゃん。
政権だって交代する時代が来たのです。
人生観もこっそり、ちょっくら交代させて、
自分を構造改革しちゃうってのは、どうだろか?
人生は、これぞまさしく一度きり。
他人の尊敬より、自分のハピネス。
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