去年、トイレの天井と壁を塗り、
今年に入って玄関と廊下、それに娘の部屋の壁を
ペンキで塗りました。
一応、ご紹介しておくと

これがトイレ。

これは玄関と廊下。バーガンディーとアイボリー。

これは娘の部屋。くすんだグリーン(奥)とクリーム。
ところどころ粗はあるものの、
もともと細かく見る人間じゃないので
われながらよくできたと出来栄えにも満足しているんですが、
そのほかにもよいことがありました。
最近、「趣味はなにですか?」って聞かれると、
「ペンキ塗りです」と答えているんです。
映画や音楽鑑賞は、一般的ではあるものの、
大ジャンルから極小ジャンルに入ると
「はあ、そうですかあ」としかお互いがいえなくなり、
意外に、会話がつながらない難易度の高いものですが、
ペンキ塗りにはその心配がありません。
相手は、ペンキについて知らないまま、
興味もまったくないまま、
「え?ペンキ塗りですかあ?どこを塗るんですかあ?」と気軽に聞けるのです。
「ペンキ」という言葉の響きもいいんですねえ。
なんかちょっと人を油断させる、とっつきやすさがあるんです。
万が一、話が広がらなくてもなんせペンキですから、
教養のなさも、知識のなさも露呈する心配はありません。
ヒジョーに気楽に上機嫌に話が進みます。
「え?え?ペンキって?」と途中から話に加わる人もでてきます。
わたしは、「ちょっと待ってくださいよ~」と大げさに言いながら
スマホの写真を探して見せるんですが、
お愛想の部分を差っ引いても、
男女を問わず、若い人が興味を示す
傾向にあることがわかりました。
ペンキの購入先や塗る手順、必要な道具や所要時間などを
熱心に聞かれることが多いし、
「僕は、漆喰を塗ったんです!」と
30代の男性が、勢いよく自宅の壁の話をしてくれたこともあります。
自分の家に少しずつ手を入れる楽しさは、
年齢に関係なく共有できるんだなあ。
そして、そこから生まれる会話は楽しいなあ。
としみじみ思いました。
わたしは不器用だし、雑なので
「こんな素敵な家に住んでいるんだ!」
「こんなすごいDIYができるんだ!」という感動は
逆立ちしても与えられませんが、
「こんなにうれしそうに自分で手を入れながら
暮らす方法があるんだ!」ということは伝えられる。
そういうわたしなりの暮らしへの向き合い方、
「とりたてて丁寧じゃなくても
いろいろ工夫して楽しめる」ということを
シェアしていけたらいいなあと思います。
なんか、そのあたりには「やらかい人たち」が
世代を問わず住んでいそうな気がします。
ペンキは作業もいっしょにできるしね\(^o^)/
門倉多仁亜さんのお母さんはサッシの内側もペンキでアイボリーにしています。
この本の特に後半のお母さんのインテリアのところ、何度も何度も見てしまいます。
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