先週の朝、フジテレビの「とくダネ」で
「シニアたちの『変身願望』」をいう特集を見ました。
話題の中心は、シニア女性たちがフォトスタジオを訪れ、
プロによるメイクとドレスアップで華麗に変身する、という内容だったのですが、
それ以外のところがおもしろかったです。
東京の巣鴨と大阪の天神橋筋商店街で
道行くシニアのファッションを観察し、インタビューするんです。
その特長を大まかに分析するんですが、
大阪のシニアのほうがやや色が鮮やかな点をのぞいて、
いくつもの共通点がありました。
それは、
(1)お腹を隠す長めの上着(いわゆるチュニック風)
(2)黒やグレー、茶色などの暗い色あい
(3)ペタンコのウォーキングシューズ風靴
(4)バッグの斜めがけ
(5)パンツスタイル
の5つです。
これらがそろうと、
「ザ・おばあちゃん」になるとして
イラスト付きで紹介されていました。
(細かい表現は違うと思います)
どうでしょうか?みなさまがた。
まだずーーーーっと先のこととはいえ、
上記の兆候が見えはじめていませんか??
(1)は、体型カバーが主な理由ですが、
体型をカバーしようとして
「ザ・おばさん」になることは
チュニックの重大な欠点として長らく指摘されていました。
(わたしも書いています)←なんと2009年の記事!
かつてほどチュニック隆盛はみられませんが、
「チュニック的なもの誘惑とその悪影響」については
ここはぜひとも忘れないようにしたいものです。
(2)色選びの問題です。
これは、もう、わたしなんて完全にはまっています。
黒、ベージュ、紺、ブルー、白が基調。
たまに赤…ぐらい。
シニアに限らず、道行く人の服装を遠目で見ると
このあたりの色がほとんどです。(特に冬!)
年をとったから「地味な色を選ぶ」という人も
ある程度いるでしょうが、
「もともと、そんな色ばかり選んでいた」人も多いはず。
→この問題についても書いていました。「明るい色」で加齢への恐怖を乗り越える?!
(3)靴です。
最近、わたしも「もっと歩こう」と思って
ヒールを選ぼうとする手をとめて
ペタンコを選ぶことが増えました。
こうしてペタンコになるんだなあ!と思います。
でも、まあ、これは、
靴のデザインさえ気をつければ、なんとかなりますね。
スニーカーもいろいろあるし。
(こちらの問題もこんな記事を書いています)→ハイヒールは何歳まで可能?
(4)バッグの斜めがけ
高齢になるにつれ、外出時の荷物が減り、
中身を取り出しやすく、
ひったくりにあうこともなく、
両手が空いて動きやすい「ポシェット型」が
好まれるのでしょう。
ハイキングのリュック姿もよく見かけますね。
きっと今よりさらに、
「軽い」ということが大事になってくるんだろうなあ。
(バッグ関連の記事、いくつもありますが、近いのはこれか?)
贈り物に思う。「ストレス軽減バッグ」というジャンルの存在。
(5)年をとればとるほど、スカート姿の人が少ないのは確か。
スカートは、露出する脚の「皮膚」をどうするか。
生でいくか、ストッキングでいくか、タイツでいくか。
「靴」はどうするか。
スースーする「股間からお腹まわり」をどうするか?
放置するのか。放置したら尿意と格闘することにならないか。
…などなどパンツよりも結論を出すべき問題が多いんですよね。
ティム・ガンに学ぶ?・・・小柄・胴長・短足のカバー術
↑
改めて読んで勉強になりました。
別にシニアがシニアっぽく見えたからとって
何も悪いことはないんですが、
「ザ・おばあちゃん」になる特徴の反対を箇条書きにしてみると
(1)ウェストをマークする。(「隠す」誘惑から離れる)
(2)きれいな色を着る。
(3)ヒールのある靴を履く。
(4)バッグを持つ。
(5)スカートを履く。
…ということになり、
つまりは、「女性的」ということになりました。
やはり、「意図的な女装」ですかね。
男女の性別が融解し、全員が、「おじいさん」になる老いの桃源郷。
しばし、女装して抗いますか。
意図的に強めに女装する、がコツか。
もしくは、よりきっぱりと男装するか。
女装と男装の間が「ザ・シニアファッション」であるともいえる。
肉体そのものが女装を脱いでしまうからねー。
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