ラグジュアリーからカジュアルへ。こなれた佇まいが表す「富」。


大学生の娘が、東京で催された丁寧な暮らし系のイベントで
販売のアルバイトをしてきました。


いろいろな体験ができて充実していたようですが、
そこに集うお客さんたちが3つに分かれていたというのです。


(1)おしゃれなお金持ち
(2)会社終わりで来た大企業のOLさん風
(3)庶民



「世の中には、おしゃれなお金持ちが多いなあ。
おしゃれなお金持ちは、年齢に関係ない!
若くても、中年でも、おばあさん・おじいさんでもおしゃれ。
白髪の人も多かった。マフラーが高級感、出してた。
帽子率も高かった」


そして…。


「そして?」


「みんな、暮らしも丁寧な感じ!」



なるほど。それな。


その後、姉から電話があったので
「お金持ちが多かったらしいよ!」というと


「あああ。なるほど!」
と大げさにあいづちを打つのですが、
どうも話をしていると違う。
姉の言う「お金持ち」と
娘が数多く出会った「お金持ち」とは、
ニュアンスが違うのです。


姉がイメージしているのは、
参加しているサークルに何人かいるらしい、
お金持ちのおばあさまたち。


大きな宝石のリングをして
ブランドもののバッグを持って、
高価な服を着ている奥様たち。
いわば、ラグジュアリー誇示型リッチ族。


でも、娘が言っているのは、
そっちじゃない。


帽子やマフラー、ジャケット、
バッグ、メガネ、アクセサリーなど
アイテムはどれもカジュアル。ただし上質。
そのこだわりは、服飾品だけに向けられるのでなく
日用品にも向けられるのが特徴。
いわば、カジュアル丁寧型リッチ族です。


暮らし全体から醸し出される上質感。
丁寧という(金持ちであってもグータラにはできない)
「生き方」という資質的ハードル付きの
カジュアルリッチな佇まい!



「小説家以外を『作家』ってあれほど呼ぶ空間も
はじめてやった」。


作家のアート作品としての服、小物、アクセサリー、
それらも欠かせない要素ですなあ。


着こなしのこなれ感、といいますが、
階級社会もこなれてきたなあ、
そのぶん、手ごわいなあと思います。


服装も暮らしも教養も人格も
ぜんぶ含めて「おしゃれ」認定の時代。



「ラグジュアリー」一強時代は終わった。企業は「再定義」を必要としている──石川善樹との対話に「階級がなくなり、多様化した現代では、上流から下流への消費意欲の感染がなかなか発生しないため、所有そのものの価値も希薄になってしまった」とあるけど、どうだろう?階級が内在化し、より一層、乗り越えにくいものになっているようにも感じます。

★昨年書いたこの記事もどうぞ。
カジュアルという「くだけ感のある外出着」の難易度。





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コメント

ミーハーなんで

ちょいと伺いますが、アクティブなお嬢さんがアルバイトなさったのは、もしや「生○の○○しみ展」では?

  • 2017/11/24 (Fri) 21:18
  • okosama #-
  • URL
コメント、ありがとうございます!

★okosamaさん

うん?それはなんでしょう??「生花の慈しみ展」??(笑

  • 2018/01/01 (Mon) 00:12
  • カリーナ #-
  • URL

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