「着こなし」は、人と服の攻防。体型より、気合とイメージ表現力。


服を試着したとしましょう。


明らかに似合わない場合は、
それまでの期待と落胆をなかったものにしたくて、
そそくさと脱ぐため
試着室の外に出ることもありません。
試着室内で完結。


われながら似合うと思ったとき、イケてたとき。
これは、カーテンを開けて外に出て、
なんなら備え付けのヒール靴なんかも履いて、
鏡との距離を十分にとって
全体のバランスを見たい。積極的に見たい。


だれかと買い物に来ているなら、
その人にも見てほしい。
なんなら、お店の人に見せちゃってもいい。
「お似合いですねえ!」と言わせてあげてもいい。


試着室の外に出るときって、
靴を探すせいで
ちょっとうつむき加減になりますね。
その瞬間、みんな少しだけ楚々とする。
花嫁さんが姿をあらわすときの雰囲気に似てなくもない。
新しく出会った服を自他にお披露目するような、
新しい自分の魅力に出会ったような
高揚感とちょっとした恥じらいがあるからかなあ。


そして、少しだけポーズしますね。
モデルさん風に。
フェミニンなものなら、それ風に。
キャリア風なら、それ風に。
ちょっとだけ「雰囲気をまとう」といいますか。


試着室がずらっと並ぶファストファッションのお店では、
混雑時には、次々にカーテンを開けて人々が出てきます。


軽くポーズをとる人、とらない人。
もっと積極的に髪の毛をかきあげたり、袖をまくったりする人。
何もせず「どう?」と同行者に丸投げの人もいます。
背中を少し伸ばした方がいいんじやないか、
というぐらい体に力の入っていない人もいます。


ポーズをとることは、「着こなしへの気合い」ですな。
「こんなふうに着こなしたい」という
イメージ表現でもある。



服に対しては、そんな「働きかけ」って大事なんじゃないでしょうか。
似合わないものも似合わせてしまうぐらいの気合い、ともいえる。
服のもつメッセージを受け取った証でもある。
体型以上に「イメージ表現」や「自分なりの服の理解の仕方の表現」のほうが
大事だと思うぐらい。


簡単にいうと「自分はこう着る」という
堂々たる表明ですな。



試着室での動作や表情は、
人それぞれの「こう着たい」が表れる場所。
積極性が求められるという意味では、
人間と服の出会いは、
人間と人間、人間と出来事の出会いと似ています。


だれがなんといってもいい。
自分が気に入ってご機嫌になるために、
攻めて、気取って、うぬぼれる。
そうするといつの間にか
服のほうから歩み寄ってくれる。


着こなす、というのは、
そういう人と服の攻防なのかも。
武器は、気合とイメージ。





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コメント

若いときのほうが当然自分比では可愛いかったのですが、なぜだか、今よりずっと試着室内でそのまま外に出ずにガッカリしつつ脱ぐことが多かったです。
多分、自分に似合うもの、似合わないものがわかってなかったからだと思います。
今はもう、自分に似合いそうもないものには手を出さないですもん。。
それはそれでいいけど、なんか守りに入っていてつまらないかもですね。
気合いで似合わせる、着こなすチャレンジも必要ですねー。
私の似合わない服筆頭、デニムやダウンコートにでも挑戦してみようかな?

  • 2017/12/13 (Wed) 00:15
  • まる #-
  • URL
コメント、ありがとうございます!

★まるさん
秋の食事会でお会いしたときの服装もとっても似合っていらしたから、
きっと「何が似合うか」をよくわかっていらっしゃると思います。
まるさん、デニムも似合うと思うなあ!!
ダウンはまあ、だれにも、似合いにくいところがあるので
なかなか難しいですね。でもあったかいですねー(^^)

  • 2017/12/30 (Sat) 23:45
  • カリーナ #-
  • URL

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