ジョッパーズ
サルエルパンツ
レギンスと名前を変えて出ていますところのスパッツ
などなど
大ブレイクとはいえないまでも
80年代ファッションは
それなりに流行ってきましたね。
1980年代。
元号にするなら
昭和55年から平成元年。
僭越ながら、
私の人生にあてはめさせていただくなら、
18歳から28歳までの10年間。
番茶は出花期から、出盛り期へ。
女として隆盛を極めた時期といえましょう。
(いかにも寂しい隆盛だったな)
しかし、どうでしょう。
ジョッパーズにしろ、
その時代を生き抜いた証言者として
語らせていただくならば、
いかにも傍流。
サルエルパンツなんて、あなた、
80年代を代弁するかのような
大きな顔をしてほしくないですね。
80年代ファッションの復活を標榜するなら、
肩パッドを流行させなさい。
そう言い捨てて、
ふんぞり返っていたら、
復活していました。
その名も「ビッグショルダー大復活」
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エイティーズスタイルが完全復活するこの秋冬。
中でも最もニュースなのは、「肩パッド」です。
とにかく肩を強調するのがセオリーとなりそう。
ツンと上に突き上がったマウンテン肩や、
ふんわり盛り上がったボリューム肩で、
上半身の張り出し感を主張し、
ボトムは思いっきりタイト&コンパクトに。
ボディコンシャスなのに、
構築的な強さとエレガンスの共存するスタイルは
新鮮そのもの。
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さあ、さあ、さあ、さあ。
こうしてはいられませんよ。
すぐにも
洋服ダンスを開けて。
クローゼットを開けて。
段ボールを開けて
出しましょう。出しましょう。
長年、捨てるに捨てられないでいた
肩パッド付の「まだまだ十分に着られる服」の数々を!
再び脚光を浴びる瞬間がやってきたんです。
え?着こなしやメイクやヘアスタイルを忘れた?
そんな方は、アラフォー世代ではあるが、
同じく時代の証言者であるところの
gatto さんのブログへどうぞ。
見事なイラスト(自画像)を見れば、一発で当時の記憶が蘇ります。
ヘアはソバージュ(いやあ、もう一回美容院で堂々と言ってみたい)
眉毛は太く、りりしく。
唇は紅く(かすかに青みを入れても可)。
う?ん、
2009-10秋冬東京コレクションのモデルさんたちとは、
かなりテイストが違うのが気になるけれど、
こちらが本家なんだから、放っておくべし。
肩パッド入りボディコンに身を包んだら、
旦那や彼氏やこうなったら息子にでも
無理やりソフトスーツを着せて、
街へ繰り出し、
「本物の復活」とはいかなるものかを
とくと見せつけようではありませんか!
寒い日は、ライダーズジャケットもよろし。
■警告
本気にして若者に後ろ指さされても、
そこは自己責任ということで、よろしく。
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