59歳のカッコイイ女性。
言葉を交わしたことはないんだけど、
彼女が「私?59歳よ」と
誰かに答えているのを耳にしたから、
年齢だけは知っている。
びっくりしたな。
もっと若いと思っていたから。
プロポーションがよくて、
かなり鍛えていて、
ショートカットで
ナイキのウェアが似合っていて・・・
と
まあ、いろいろ理由はあるんだけど、
それだけじゃないんだなあ。
なんだろなあ。
と思って密かに観察すること、数か月。
動作です。
仕草といってもいいな。
たとえば、
レッスンが始まるまで
壁にもたれて待つときの
ちょっと物憂げな佇まい。
腕を上げて背伸びした後、
髪の毛をクシャクシャっとする
無造作な動き。
友人とおしゃべりするときの
口元を隠さず
大声を出さず、
軽く手を叩きながら、体を少し折り曲げる
長身の男子高校生っぽい笑い方。
トレーニングを終えると
大きなバッグを肩にかけ、
サングラスをかけて
大股で帰路につく歩き方。
すべてが目立つ。
しなやかで目立つ。
メリハリが効いている。
自分もそうなんだけど、
年を重ねるにつれ、
どうしても動作が重たくなり、
こじんまりしてしまいませんか。
ビミョーに無精テイストが漂ったり。
仕草の表現力も乏しくなりがちです。
そこで、
「若々しさ」を保つ安上がりの方法として
動作のリフレッシュ
ってのはどうだろうか。
仕草の表現力を豊かにする。
アンチエイジングの決め手と
言っておきましょう。
そうそう、THE SARTORIALISTの黒い服の女性も、ものすごくかっこいい。
(THURSDAY, SEPTEMBER 17, 2009
On the Street....Black in Motion, NYCをご覧ください)
写真で切り取った一瞬といってしまえば
それまでだけど、
やっぱり「動き」ってとっても大事だと思うな。
さあ、「動作」のおばテイストを一掃し、
一瞬一瞬をステキに演出しましょうぞ。
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