犬の散歩で
起伏のある
自然公園みたいなところを
歩くんですが、
木の枝があるなあと思って
余裕でくぐったつもりが
なぜか、おでこが当たってしまったり、
土からほんの少し露出している
木の根っこにひっかかって
こけそうになったりして
「かがめていない背中」
「上がっていない足」に
気づくことが
何度かあったんです。
そういえば、
テレビ千鳥の「DAIGO'Sキッチン」で
大悟氏が、「砂糖は、思てるのの2倍!」と
よく言っていました。
そうだ。2倍だ。
砂糖も2倍かもしれないが
わたしの背中や足も2倍だ。
背中は、思てるのの2倍(かがめ)!
足は、思てるのの2倍(上げろ)!
しかも、とっさに。
できれば、いつだって。
2倍!2倍!思てるのの2倍!
この「2倍問題」については、
「ウォーキング(散歩)だけではダメだ」という
結論に達し、
朝、散歩のあとに
ネットで調べた足のストレッチや
昔、習っていたヨガや
ラジオ体操の一部や
スクワットなどを
組み合わせてやっているんです。
そのときに、つくづく思うのは、
毎回、新鮮に硬い。
自分のからだの
フレッシュな硬さと出会う。
おお、今日も硬い!という
新たな発見。
体操や新体操や
フィギュアスケートの
選手のみなさんも
毎回、硬さと出会っているのかな。
あんなに柔らかくても
日々のトレーニングで感じているのは
「柔らかさ」ではなくて
「硬さ」なのかな。
からだって
どうしてこう、
「硬さ」を志向するのでしょう。
赤ちゃんのとき柔らかだったから、
「硬くなること」が
「成長」だと
いまだに信じているのかな。
隙あらば、硬くなろうとしているのを感じる。
もう、いいんだよ。
そんなに硬くならないで…。
何を書いているのか
自分でもよくわからなくなってきましたが、
「硬さ」と
毎日、出会わないと
「柔らかさ」は
手に入らないんじゃないか、
と思ったというお話なのです。
硬さをまったく意識しないで
過ごせているとしたら、
もしかしたら、
まっすぐに硬くなっている、
どんどん硬くなっているという
ことではないかと。
年齢が進むにつれて
からだを動かすことは、
トレーニングというより
リハビリに近くなる。
たとえ、健康であっても…。
そういうわけで
「あああ。今日も新鮮に、硬い!」
と思いながら、
明日もストレッチします。
頭の固さもそうなのかな。
「固さ」を自覚してはじめて「柔軟」。
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