先日、大学で学ぶシニアの方々を取材しました。
インタビューする方々の
簡単なプロフィールに
目を通しながら、ご登場を待ちます。
数店のカフェやブティックを経営する50代男性。
近隣に住む60代女性。
高校の校長先生だった70代男性。
外資系企業を退職した60代の元営業マン。
ふむふむ。なるほど。
まず、白いカッターシャツにズボン姿の男性が登場。
堅実で地味な印象から、
「元高校の校長先生・70代男性」と見ました。
丁重に挨拶して、少しお待ちいただきます。
次に登場したのは、
褐色の肌に鮮やかなピンクのポロシャツ、
贅肉のない背中には大きなリュック。
「うん。50代のカフェ経営者だな。
さすがに接客業。雰囲気が華やかだ」と思いました。
しばらくして他のスタッフが
「お名前をうかがっていいですか?」と
問いかけます。
ふむふむ。
自分の推理に大いなる自信をもって
お二人の口から出てくる名前を待つと…。
あ、あれ?な、なんですと?
白いカッターシャツの堅実男性は、
70代元校長先生ではなく、
60代の外資系元営業マンであり、
ピンクポロシャツ贅肉なし華やか男性は
50代カフェ&ブティック経営者ではなく
元校長先生・70代男性だったのです。
びっくりしたー。
特に70代男性、びっくりしたー。
その後にカフェ経営者の男性が登場してみると、
さすがに50代(しかも前半)。
肌ツヤの圧倒的な若さで
納得の最年少ぶりでしたが、
しかし、その人が実際に登場しなければ
70代男性が50代と名乗っても
まーったく違和感なし。
お話が始まると
その70代ピンクポロ贅肉なし男性は、
非常に謙虚で、「年だから…」と
何度も口にされるため、
「いやいやいや、
あなた、めちゃめちゃ若いですって!!」
と言葉を遮って言ってあげたかった!
鼓舞したかった!
そんなことできないけど。
60代の女性は、
良家の奥様らしい柔らかな上品さと
頭のよさがにじむ配慮のある発言で、
もう、これは、マドンナ確定!
文科省の後押しもあり、
社会人の学び直しに
力を入れる大学が増えているようですが、
みなさん、とても楽しそうで
いいなあ!と思いました。
若い学生との出会いも刺激的だろうけど、
「同級生」ができるのもいいよね。
図書館でいっしょに勉強したりとか
キャンパスを教科書もって歩いたりとか。
それにしても
60代と70代って
本当にわかんない。
カジュアルな服装が似合って
生き生きしていたら
もう、それだけで
見ているほうも
心が弾みます。
ほんと、年齢、忘れてよし。
これは余談ですが
撮影の際、一瞬、
みなさんにマスクを外してもらったのですが
口元が見えるとき、
なんとなくゾワッというか、
ドキっというか、
「おおお、唇が現れたーーー」と
思ったので、
なんか、次第に口元が
秘めたるセクシー部位みたいに
なりつつありますな。
コロナのせい。
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