日ごろ、家で仕事をしていて
犬の散歩ぐらいでしか外に出ないので
会議や打ち合わせは、
「ひきこもり人間が、外界を知る」貴重な機会です。
この火曜日も
クライアント企業の会議に
久しぶりに出たのですが、
同じ年代や少し年上の女性が
ちゃんとオシャレしていて
すごいなーと思いました。
一人の女性は、
毛染めしていないショートヘアに
やや光沢あるグレーの
全身プリーツが入った
ノースリーブ&ロングワンピース。
ストンとした、いわゆる落ち感が、
高級そうなプリーツで醸し出され
シンプルなデザインながら、
ほどよく優雅です。
社内だけで履くのか
やや履き込み深めの白いミュール。
グレーに白の縁取りのあるマスク。
黒縁メガネ。(老眼鏡かも)
腕も引き締まって
60歳過ぎとお見受けするが
ノースリーブにさほどの違和感なし。
頭頂部のふくらみは、
部分ウイッグにも見えますが
その自然な乗っけ方も含めて
細心の注意が払われていて
すばらしい。
どこに住み、
どんな暮らしをしている方か
まったく存じ上げませんが、
毎日、通勤して、
ほぼ終日働いた上での
このメンテナンス状態!
休日を手入れやヘアカットに
当てているんだろうなー。
ジムなんかも
行ってるんだろうかなー。
あれですね。
毎日毎日、「仕事用の外出着」を
着続けることによって
独特の「こなれた感じ」が出るんですよね。
ある種の戦闘服的な、
作業着的ななじみ方。
「こなれる」という表現は、
現在もファッション誌に
頻繁に登場する言葉ですが
究極、「ガンガン着る」
「着ている時間が長い」
といった服との関係によって醸成されるものですね。
本質的な「こなれ感」って
まさしく、それだなあと思いました。
わたしの場合は、
犬の散歩着(Tシャツとジーパン)ですかね。
素敵かどうかは別にして
こなれ、てはいるはず。
こなれすぎて、
おしゃれ用語的は概念を
超越している気もするな。
戻ってこい、おしゃれなこなれ感。
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