プチ劣等感に心が痛むとき。

十六夜の月が夜空に輝いた、この日曜日。

京都の小さなお寺で
お月見のライブを楽しみました。

寺の座敷を開け放ち、
楽団の奏でる音色の合間には
ししおどしや
虫の音が響くコンサート。

前半は、行儀よく座席にすわって
後半は縁側に足を伸ばして
闇に浮かび上がる庭の木々と池の姿を
眺めながら、音楽を聴く・・・

という
芸術の秋にふさわしい。
京都らしい
大人らしい
宵を過ごしたのでございます。

が、
会場には、

エスニックなファッションとか
ナチュラルなファッションとか
アートなファッションとか
作家物的なファッションとか
草木染め的なファッションとか
布は染めても髪は染めないファッションとか

まあ、常日頃
私の生活圏内では見かけることの少ない
味のわかって」いることを
ファッションにおいても堂々と主張する
大人の男女が勢ぞろいしていたわけです。

ああ、私。

フツーのおばちゃんになっちゃったな。

と思いましたよ。

このキュンとする胸の痛みは、

異なる世界で生きる人々と出会ったとき独特の

プチ劣等感ですな。


皆さんは、経験ありませんか?

無職のときに出会うキャリアウーマン
なんか仕事に疲れたなあと感じるときに出会う子育て中の母親
鬱々としたときに手にする海外からの手紙
自分が辞めた仕事で成功している元同僚

などなど

異なる世界で生きる人々がもたらす
ちょっとした劣等感。

これって、自分の潜在的な欲望を

チクっと刺激されるからなんですね。


だから、ものすごく痛いわけじゃないけど
ちょっと痛い。チクっと痛い。

しかし

この劣等感。
なんとか、ひがみやそねみに転嫁せず
ステキな明日への刺激として
活用したいものですな。

日常のマンネリを見直すための

カンフル剤にしましょうぞ。

少しずつ少しずつ秋は深まり、
天高く馬肥ゆる季節へ。

カンフル剤で渇を入れた後は、
滋味豊かな栄養も与えて
心をゆっくりと肥やしましょうか。

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「しがみつかない生き方」に学ぶ。



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コメント

プチ劣等感は

誰でも持っていると思うけど それを感じるところは人それぞれみたいですね。
Carinaさんはもともとファッショナブルでバリバリ働く世界にいたから そういうところに胸キュンとなるのかしら?
私が劣等感を感じるところは、なんといっても子育てです(><
まわりに優秀なお子さんが多いのか 何もとりえのない我が子に 母親の力不足を感じてしまう。健康にごく普通に育っているのに物足らなくかんじてしまう自分もイヤです。
上を見ればキリがないし 下を見てもキリがないとはわかっているんですけどね。

  • 2009/10/06 (Tue) 16:24
  • ナチュラルココ #-
  • URL
★ナチュラルココさん

私はこれまで一度もファッショナブルだったこともなく、
バリバリのキャリアウーマンだったこともないですよ~。
まあ、威張れることがあるとすれば
フリーター第一世代ってこと??(笑)

子どものこと、わかります。

うちも思春期で、先生の愚痴とかなんとか反抗的なことを言うんだけど、
その言葉を聞くたびに
「ああ、学校で自分をちゃんと発揮できていないんだなあ」と思うんです。
ちゃんと認められていないから、不全感があるから、
別のこと(知っている音楽とかファッションとか)で自己を主張しようとしているの。

まあ、それも思春期かと黙って見ているけど、
あまり勉強もせず、容姿に優れているわけでなく、
「大丈夫か、お前」と思うこともしばしば(苦笑)

いっしょです。ナチュラルココさん。

  • 2009/10/06 (Tue) 21:09
  • Carina #-
  • URL
表情は華やかでいたい

元ファッショナブルなv-16業界にいたママです。あの時ほどバリバリには働いてないし、
そのつもりもないのですが、やめて1ヵ月後、
表情筋の衰えを感じました。
当時は毎朝 出社すると、表情筋、腹筋、発声、といったトレーニングからスタートでしたから...
若かったし、それが効いている実感もなく従っていただけだったけど
今思えば、常に緊張感のある表情が苦もなく出来ていたのです。
筋力によるハリのある表情が出来る女性に
出会うと、「あぁ、素敵なお仕事されている方なのかな」と、感じてしまいます。
もしかしたらねぇ....
専業主婦かもしれないのにv-16
マイペースに仕事する、とか言っているくせに
手にしたかもしれないキャリアにも
しがみつき気味?のワタシ・・・
やだやだ

  • 2009/10/06 (Tue) 22:18
  • Akiko #-
  • URL
No title

普通感覚を持っている、普通なのに普通の中にあるダイアモンドを拾い出しているのがcarinaさんの魅力と思います。文章もとてもリズム感があって楽しい♪

洋服で強い自己主張をするのは、ある意味中身が無いから外の姿で鎧をまとっているって事で、きっと皆それぞれ脛に小さな劣等感抱えて生きているんですよ。

  • 2009/10/06 (Tue) 23:52
  • あっころ #-
  • URL
★Akikoさん

こんにちは!

Akikoさんでもそんなことを感じることがあるんですか?
なんだかホッとします。

そうなんですよね。他の人の表情などを見て
それぞれの生き方なんかを勝手に想像しているだかで、
実態は違うかもしれないんですよねえ。

それはそうと、娘さん、スタイルよくてかわいい♪

時間の使い方は、本当に大切ですね。
少し油断すると、私、ダラダラしてしまうので
気をつけないと(>_<)
リラックスとダラダラは違うもんね。

  • 2009/10/07 (Wed) 08:18
  • Carina #-
  • URL
★あっころさん

きゃ~!やられた!
あまりに素敵なもったいないお言葉をいただき、ズキュンです(涙)

> 洋服で強い自己主張をするのは、ある意味中身が無いから外の姿で鎧をまとっているって事で、きっと皆それぞれ脛に小さな劣等感抱えて生きているんですよ。

ああ、そういう見方のできる人が
「味のわかる」人なんですね。

表面だけ見て、劣等感に陥らない。

あっころさん、ありがとうね。感謝×感謝

  • 2009/10/07 (Wed) 08:21
  • Carina #-
  • URL
No title

あ~、この記事、とっても好きです。ちくっとする劣等感と刺激って紙一重なんですね。

  • 2009/10/07 (Wed) 11:47
  • Yさおり #tHX44QXM
  • URL
★Yさおりさん

こんにちは!

うわあ。好き、といっていただいて、
とてもうれしいです。

そうですね。
ドーンと来る劣等感には参りますが、
ちくっというのは、ちょうどよいかもしれません。

まだまだ成長する証なのかもしれませんね。

  • 2009/10/08 (Thu) 07:56
  • Carina #-
  • URL

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