いつになく、あちこちで同年代の女性たちを見かけました。
ナチュラル系雑貨屋さん風100円ショップにも、
ランチが人気のイタリアンレストランにも、
カジュアルなセレクトショップにも、
今年の流行を反映してか
黒を基調にコーディネートしたマダムのグループが
ニコニコと羽を伸ばしている様子。
楽しそうだな。
みんな、いつもより念を入れてオシャレしてるから、
それなりに綺麗だし。
よく見ると
30代の女性も、
40代の女性も、
50代の女性もいるのですが、
パッと見ではわかりませんでしたよ。
肌や髪のツヤやハリを比較検討して初めて
「やっぱり、こっちが年上かな。だったら40代?」
「となるとこの人たちはさらに年上だから、50代だな」
となんとか相対的評価を下す感じ。
あれですね。
昔と違ってファッションに大きな違いがないからですね。
ファッションの振り幅が少しずつ小さくなる程度だもん。
(着実に小さくはなっていくんですけどね)
いわゆる「おばさんファッション」の人なんて
ただの一人も見かけなかったし、
痛いほど若作りしている人も
ただの一人も見かけませんでした。
みんな、ほどほどに流行を意識し、
ほどほどに節度ある装いを楽しんでいる。
それが自分の理想像とは違うことに、
薄々気づきながら。
そんなことないのかな?私だけかな?
おしゃれしながら、なんとなく居心地悪い感じ。
ビシッとはまっていない感じ。
どこがどうとは言えないけど妥協している感じ。
つきまといませんか。
流行優先のアプローチでは、
30代女性> 40代女性 > 50代女性
という「美しさ順」は決して崩れないし。
どれだけ頑張って装っても華やぎに欠けるし。
「そんなの気にしないわ」ってうそぶいてみても
どこかで忸怩たる思いがある。(私だけ?)
昔ながらの「おばさんならでは」を捨てた今、
私たちは私たちの手で
「ならではの魅力」を探さなくちゃいけないのかも。
というか、
私が、私の手で、私ならでは、
を探さなくちゃいけないんだな。
この際、はっきり言っちゃうけど、
オシャレじゃなくていいから、
自分の好きな自分をちゃんと作りたい。
な?んてことを
一人孤独にランチを食べながら
同じく黒メインの服を着て
考える48歳。
相も変わらず迷ってます。
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