もめた後の対応がさらにいけません。
そんなことなら、もめなかったらいいじゃん、
的な状況に陥る可能性、極めて高し。
概ね、以下のような症状に陥ります。
(1)自分の行動に他人の賛同がないといきおい不安になる
(2)近隣住民や医師、先生など
「継続的に関わる人」との対立にとことんヘコむ
(3)想像力たくましく、被害妄想的な「感情の一人相撲」をはじめる
(4)もめた相手に会わないよう遠回りしたりして結局損をする。
いかがでしょう。思い当たるところ、ないですか?(あってほしいな)
んじゃ、私のケースでご説明いたしましょう。
あれでも一応、
堪忍袋の緒が切れただけでなく、
袋本体までこっぱみじんに破裂させたつもりの「怒りのエネルギー」は、
そんなに簡単に収まるものではありません。(昨日の記事はこちら)
「ああ、頭にくるっ!」
「ねえ、ちょっと聞いてよ」
と身近な家族や友だちをつかまえて、
事の発端から勃発の経緯、以後の推移、今後の展望までを
口角泡を飛ばして、口跡鮮やかに
一人何役も演じ分けながら、粉飾もまじえて
仔細かつダイナミックに語りたい。(←上記(1)の症状の現れ)
そして、その際はぜひとも
聞き手の全面的な賛同を得ながら
勝ち誇ったように語りたい。
さらに、願わくば
「ひどいな、それ!」
「よう我慢した!えらいっ!」
「そりゃ怒って当然、当然」
といった合の手や相槌や称賛の拍手なんかも
わざとらしくない程度に適時入ってほしい。
不安だからこそ、口先だけでいいから全面的支援を送ってほしい。
のですが・・・
「ふーん」
これがうちの家族の典型的な反応。
「悪気あったんかな。なかったかもよ」
「君がストレートに聞いてもよかったかもね」
「そういうときもあるかもなあ。僕は比較的、平気やけど」
かもね、かもね、そうかもね!フン。
ことごとく相手の立場を慮ったセリフばっかり!
薄々そんな気もしてるから余計に腹立つ。
ちょっと後悔し始めてるから余計に落ち込む。
自己嫌悪始まってるから余計に自信なくす。
「フン。もういい!あんたらにはしゃべらん!」
という不愉快極まりない結末が目に見えているから、
今回は、最初から詳しく語るつもりなし(成長したな、私)。
その代りといっては何だけど、
たまたま姉から電話があったので
事の顛末を仔細に語ってみたら、
途中、ちょっとビミョーな展開ではあったものの
かろうじて賛同を得る方向へと会話は進み、
まあ、そこそこ気持ちよく電話を切ろうとした、
そのとき。
「いずれにしろ歯医者さんなんて他にもあるし、
気にしなさんな。」
おお・・・(*´Д`)=з(←このあたりから上記(2)の症状、顕在化)
探しに探して巡りあった歯医者さんなのだった。
痛くないし、上手だし、とても丁寧なのだった。
清水の舞台から飛び降りるつもりで決めた保険外診療なのだった。
ものすごく痛い出費なのだった。
でも、おかげで歯の状態は確実によくなっているのだった。
こんなとこ他にないよ・・・
早く仲直りしたいな。(←上記(2)の症状、ピークへ)
ああ、今日はもう寝ちゃお。
瞼を閉じると
「受付の女性はあの後ちゃんと伝えてくれたかな」
「待たなかった私が悪いってことになってたりして・・・」
「先生は、な?んにも気にしていないかも・・・」
「想像力たくましく、被害妄想的な「感情の一人相撲」をはじめる」
という症状(3)までしっかりと現しながら眠りについたのでした。
※注)
以上、箇条書きの箇所はCarinaの症状をCarina自身が観察・分析し、
精神医学的・心理学的に推論したらこうならないこともないかもしれないなあ、
とあてずっぽうに書いたものです。念のため。
明日は、いよいよ先生との直接対決へ。稀代の弱腰、いかに戦う?
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