太っちゃう、という戦略。

松坂慶子さん、太りましたね。

あれだけの美しい人だから、
賛否両論あるでしょうが、
私はよいと思うなあ。

もう終わっちゃったけど、
ソフトバンクのコマーシャルも
楽しかった。

「あら、少しお太りになられた?」
「君には言われたくない」
という北海道犬・カイ君とのやりとりに
ホッとした人も多いのでは?

美人でも太る。

美人でもデブ扱いされる。

という、ちょっとよろこばしい現実。

松坂慶子さん、ありがとう!

ご本人も太ったことによって
「自分を相手より下げて、場をなごませる」
という芸域を手に入れたようにも見える。

最近では、アートネイチャー「プリマドンナ」のコマーシャルで
女性たち2人と楽しげに歩いていらっしゃるが、
なんだかとても開放感があるもの。

それに比べてどうですか。

エイジレスな美貌と体型が売りの女優さんや歌手の方は、
おそらく決して自分を下げられないでしょう。

「いつも美しいですね」
「変わらないですね」
「その年齢には見えないですね」という
賞賛のことばしか成立できない関係。

「君には言われたくない!」なんて
口が裂けても言えない感じ。

孤独じゃないかな。
寂しくないかな。

そうやって「年相応の女性」を演じる道が
閉ざされていく場合もあるだろう。

アンチエイジングの道を極めることは、
孤独を選ぶことでもあると思うな。

時と場合によって
自分の位置を上げたり、下げたり、
ちょっとずらしたり、開いたりして
自分も含めてあっけらかんと笑い飛ばせるほうが
幸せなんじゃなかろうか。

太っちゃうのも、ありかも。

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