このショートカット、どうも、なんだか
ママ友連中の評判がイマイチ。
娘(中学1年生)の友だちのお母さん方は、
アラフォー世代が最多。
土曜日の夜にも「仲良しママ4人組」で居酒屋に繰り出したが、
その面々も7、8歳年下。
「ボブ、似合ってたのに?。それも悪くないけどさ?」
「へ!?何があったん?どうして切ったん!?」
ってな感じ。
「あ!いいやん!似合ってる!」みたいな
スパッと心地よい賛辞がなくて寂しい。
ま。あれだな。
アラフォーとの現状認識の差だな。
問題意識の差ともいえるかもな。
アラフォーにはさ。
まだ、後頭部の薄毛問題とか、
分け目くっきり問題とか顕在化してないもんね。
まだ若いからね。アラフォーは。
なんて
自分の決断に「失敗」の烙印を押したくないために、
すべてを世代間の問題ということにして、
昨日は、食材の買い出しに出かけました。
外も内も押すな、押すなの大賑わい。
魚の陳列棚の向こう側の壁が鏡張りになっているため
何の気なしに顔を上げると、
買い物客に混じって自分の顔が突然、視界に入り
ギョッとすることもしばしば。
自分ちの鏡と違って、
「鏡映る用」の顔をしていない上に、
自分より年上のおじさん、おばさん、
年下のおじさん、おばさんという
比較対象物に恵まれたなかで
自分の容姿を客観的に観察できる、
貴重な機会ともいえる。
はたして、昨日も顔を上げると映っていましたよ。
無防備な顔が。
「キリリとしたおばちゃん」
私が自分の姿に与えた形容詞です。
ベージュのタートルセーターに
ラム皮のショートジャケット。
首元には紺色のマフラー。
小ざっぱりとした髪が、
「ちゃんと暮らしています」的な
生活感を雄弁に主張している
キリッとしたおばちゃん。
市場が似合っている。
なるほど。そうだったか。
ショートカットにしたことによって
都会的な、洗練された、上質な、上品な
若作りしない、知的な、オシャレな
「大人の女」をめざしたが、
出来上がったのは、
「市場の似合うキリリとしたおばちゃん」
であったか。
今っぽいショートにしたからといって
樋口可南子にも
前田美波里にも
大竹しのぶにも
なれなかったんだなあ、私。
(当たり前ですけどね)
アラフォー世代のママ友連中は、
私のショートカットを
「おばさん容認」
「老い容認」
と受け取ったのかもしれない。
じゃあ、ボブスタイルに戻すか?
ポンパドール付アップスタイルに戻すか?
それともウェーブヘアに戻すか?
(この3つのローテーションやってきた歴史はこちら→「実に大問題。髪型、どうする?」)
ううん。戻さない。
キリリとしたおばちゃん
でいくよ。私。
市場の鏡に映ったおばちゃんは、
ちゃんと生活していそうで、
自分の意見を持っていそうで
魚をさばけそうで、
悪くなかったもん。
キリリには、ちょっとした覚悟がある。
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