電車に乗ってる人たちは、
一人残らず疲れてましたよ。
老いも若きも、関係なし。
みんな眠そうで、
顔がちょっとむくんでいて、
「あ?、やだな。行きたくないな」オーラが
髪のセット剤といっしょにモワモワと
立ち上っていました。
勤労者諸君、ご苦労!
この私も、大変ご苦労!
しかし、あれですね。
まわりは男性が多かったのですが
中年以上の男性の
ゴマ塩頭の短髪にダウンジャケット
とか
撫でつけたポマード(?)頭に革ジャン
とかは、いかんですね。
なんか、こう、見ていて、寂しい。
なんでだろ?
足をしかと踏ん張りながら考えました。
あのね。
ゴマ塩頭も、ポマード頭も
触って気持ちのいいもんじゃないじゃないですか。
(ジガジガしたり、ペッタリしたりしてそうだ)
加えてダウンジャケットも革ジャンも、
そんなに触って気持ちいい素材じゃない。
(カサカサしたり、ひんやりしたりしてそうだ)
その触って気持よさそうでない
ゴマ塩頭とダウンジャケットの間にある
いわゆる「うなじ」の皮膚部分も、
こう言っては失礼だけども、
そんなに触って気持ちのいいもんじゃなさそうに見えるわけです。
(主に後ろ姿をウォッチングしていたので、
「顔」でなく「うなじ」です)
つまり、
「触って気持ちのいいもんじゃない」ものの
トリプル構造になっているんですね。
それが寒そうで、寂しげで、色気に欠ける。
ああ、せめて、その間に
暖かそうなマフラーをはさんでほしい。
と思いましたよ。
そして願わくば、そのマフラーが、
頬ずりしたいくらいに心地よさそうで、
ぬくぬくの質感であってくれるなら!
冬。
私たちはさまざまな素材を身につけるけれども、
どこか1点、
暖かそうな
柔らかそうな
心地よさそうな素材を
身につけたほうがいいですね。
「あの人の装いはいいなあ」と思わせる要素って
色や形や価格やセンスやブランドなどだけでなく、
「触感の心地よさ」も大きく影響しているんだなあと思った次第。
若者の張りつめた肌は、
それだけで「触りたく」なるほど誘惑的なので、
Tシャツに革ジャンはもちろんのこと、
素肌に革ジャンでも全然大丈夫なんだなあ。
それが、少しずつ年を重ねて
素肌の質感が損なわれてくるころには、
身につけるものの素材の質感に
こだわる必要が出てくるんでしょうか。
暖かく、柔らかく、心地よい素材は、
それだけで見ている人を幸せにしますね。
上質なマフラー。最強です。
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