どんな言葉を言われたくないって
「うわ!所帯じみたなあ」とか
「まあ、所帯やつれして」といった
「所帯」関連ワードじゃありませんか?
もちろん、「老けたなあ」もイヤですけど、
「所帯やつれ」は
もっと強力な破壊力を持っていますよね。
ほら、「老けた」という評価なら、
「老化という自然の営みに任せた」
「アンチエイジングには血道を上げない主義」
といったこちら側の意志の結果とも受け取れますが、
「所帯やつれ」という評価は、
明らかに経済的にゆとりがなく
苦しい日々の生活に追われ、
身なりに気を配る余裕すらない
という現代格差社会の諸要因が複雑にからみあった末に
「負け組」ポジションに落ち着いてしまっている
オンナを捨ててしまった私、という
まったく表明するつもりのない自己を
表明してしまっている客観的現実に直面して
愕然としちゃいますから。
(主語と述語が入り乱れまくって、すみません)
「ああ、それなら大丈夫。私の生活、苦しくないし」
と安心しました?
いや、それが、どうもね。
この問題、そんなに単純ではなさそうですよ。
私を含む多くの中年女性に
ひたひたと忍び寄っているように思うのです。
その恐ろしさは、
糖尿病や
高血圧や
歯周病など
サイレントキラー系の生活習慣病にも似て、
知らないうちに重症化するところにあります。
たとえば、昨日の記事に書いた
私とほぼ同年齢の主婦の皆さん。
この方々にも、実は、若干の「所帯やつれ」を感じました。
それは、経済的な苦しさから生まれたものでなく
(この不景気ですから、それも確かにあるでしょうが)
「家にいる私」と「外にいる私」が
ダラダラとつながっている
ことに由来しているように思います。
(私なんか、その最たるもんですけどね)
そして、ここからが「所帯やつれ」問題の
一筋縄でいかないところなんですが、
「家と外の私」のダラダラとしたつながりを切るために
「外にいる私を、より一層オシャレに装う」
という「外向きの解決策」では、
克服できない点にあるんです。
どれだけオシャレしても
どれだけメイクしても
「家にいる私」がしっかりとついてきちゃう。
「所帯やつれ」を撲滅するには、
「外にいる私」以上に、
「家にいる私」を変えないとダメなんじゃなかろうか??
外出着を変えるより、
家事着を変えるほうが
有効なんじゃなかろうか?
半端な服で家事をする私より、
糊のきいた真っ白な割烹着を着て家事をする女性のほうが、
「所帯やつれ」の危険性は明らかに低そうです。
「所帯やつれ」を
メリハリの効いた「生活感」に変えることができてはじめて
私たち40代女性は、
凛として、堂々と、美しく見える。
な?んて、いいこと言ってますが、
今日もパジャマのままお弁当作った私。一番、ダメじゃん。
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