おしゃれのベストバランスは?

誰のためにオシャレするか
を考えていたら思い出したことが。

私の友人に手指の美しい人がいるんです。

思いついたように爪だけを綺麗に塗り、
会話の途中にも
手の甲をひらひら動かして、
うっとりと自分の爪に見とれているの。

それ以外は、髪も化粧も服もバッグも靴も
まっーーーたく気を遣わないのに。

「そんなことなら、もっと全身に気を遣えばいいのになあ」
とずっと思ってきたけど、最近わかった。
彼女は、自分に「見える」ところにしか興味がないんだ。

顔も髪も自分には見えないもんね。
服だって、その全体像を見るのは難しいし。

そういえば彼女が鏡を熱心に見ている姿を見たことはない。
鏡がキライなのかもしれないなあ。

近所に花の美しい家があります。

春先なら、その門扉には
ハンギングバスケットに植えられた
ビオラや桜草、クリサンセマムが
これでもかというほど咲き乱れているお宅。
今は、サフィニアが満開手前の状態。

たまたま用事があって、そのお宅にお邪魔したのだけど、

居間から花はまったく見えなかった。

他人に「見られる」ところにしか興味がないのかなあ。

自分をうっとりさせるために手をかける人と
他人をうっとりさせるために手をかける人。

あなたは、どちらのタイプですか。

自分向け 60%
他人向け 40%

それくらいが
ベストバランスなのかなあと
思った次第。

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