さよなら!年代別ファッション誌。

宝島社のカジュアルファッション誌「InRed」
最新号の表紙が45歳のYOUであることは
昨日もチラッと書きましたが。

YOUといえば、
うちの中学一年の娘でさえ
「好き。カッコいい」というくらいだから、
30代大人女子にとっても
「この人の表紙なら、あり!」的存在なんでしょう。
もっと積極的に「こんな女性になりたい!」と
熱い支持を受けている可能性高し。

彼女と同じ1964年生まれの女性には、

真矢みき
薬師丸ひろ子
桐島かれん
高島礼子

など錚々たる美人がそろっていますが、
「InRed」の表紙に載ったところを想像すると、
かなりの違和感。

そう考えると
YOUという存在の独自性がわかりますね。

いずれにしても、
宝島社のファッション誌からは、


OLか主婦かなど社会的立場で分けるのはヤメ。


という姿勢だけでなく、


10年ごとの年代で分けるのも、そろそろヤメちゃうつもり。


という作り手の意思が伝わってきます。

これまで私たちが当たり前だと思って我慢していた

ティーンズ向け
大学生向け
20代OL向け
30代キャリア女性向け
30代主婦向け
40代向け
50代向け

といった


女性たちを10年ごとの年齢で輪切りにして

ブランドや服や着こなしを提案する

ファッション誌の時代は

終わりつつある。



「STORY」や「家庭画報」なんかを見て
(いっしょにするのもなんですが)
「ええ!40代(50代)になったらこんな高い服着るの?!?」
「こんなにコンサバになるの?っ!」
と落胆する必要なし。

「InRed」で微笑むYOUは、


45歳でも大人女子でいいじゃん。

30歳と45歳が同じテイストの服を着て、何が悪いの?



と語りかけていますよ。
(勝手な解釈だけどね)

光文社の「HERS」だって、
50代女性対象とは言いながら、
あらゆるタブーを打ち破って
「こうなったら、なんだって着てやるわ!」的な
気迫をみなぎらせ、
妹雑誌の「STORY」をしのぐ過激さで
年齢の枠をとっぱらう快進撃を続けているじゃないですか。


年代別から、テイスト別へ。


いくつになってもカジュアルでいい。
いくつになってもロックでいい。
いくつになってもナチュラルでいい。
いくつになってもアバンギャルドでいい。


そんな時代の本格的な到来を感じるな。


40代。そのテイストを手放さずヴィンテージへ。



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コメント

No title

思わず・・・拍手しちゃいました!

でないと今後の私 ただの痛い人 貧乏だから歳相応の服が買えないだけの人になる!

でもさ そういうの 好きじゃないから着てないんだし似合わないものは居心地が悪い!
それだけだ・・

私はYOUさんみたくオシャレのスキルはない
ないけど やっぱり 年齢という枠より気持ちよさを取りたい
たとえ それで痛いとやっぱり言われてもいいやって思う!

憂いきって男から「女はこうだ」と言われ続けて お茶汲みに励んで それでも 私は私だと思い続けた結果が 何であっても自分でいたい

それだけ!

私は周囲が笑顔でいてくれて 周囲が和むわあと私といて言ってくれて そして 私も気持ちよい!
そのために 好きな格好もしていたいだけ!

もっちろんTPO程度は冠婚葬祭 公的行事ではわきまえるつもりだけど・・・


HERSの萬田久子さんにもなれないけど・・・私でいいよねっといつも 暴走することにしている・・・

(たまに 家族が止めるけどね 汗)

  • 2010/01/28 (Thu) 18:00
  • ちゃーばー #-
  • URL
No title

YOUさんは幅広い世代からの支持を得て人気な女性ですよね。かわいらしく、言いたいことを言って正直に生きているようでいても、それが愛情があるから、いろいろな人に受け入れられるのでしょうね。

雑誌の作り方も少しずつ変わって来てるのですね。時の流れを感じます。
個性を認め、いつまでも成長してない自分に似合うファッション探求をしてもよい!?ことは心強いです。やっぱりかわいいものはいつまででも着たいですもの。

  • 2010/01/28 (Thu) 18:35
  • Yottitti #S0MVRpSc
  • URL
YOUさん♪

Carinaさん、こんにちは!
今回の記事は、脇に汗することなく読めました(笑)
自分の好みが明確にあるならば、周りなど気にしないで何でも着て欲しいですよね。
経済的な事情も大きいのですが、生活しやすいのがジーンズなので、この年で毎日ジーンズです。

私はわりとYOUさんに近いというか、まったくおばさんですが、爆発ヘアーもしますし、メイクも冒険するし、派手な帽子もかぶったりとやりたい放題の毎日です。

それはきっと回りに日本人が一人も居ないからできることなのでしょうけど(爆)


  • 2010/01/28 (Thu) 21:59
  • サボ #/zO.jUTE
  • URL
No title

同感です。
ターゲット設定の際、以前は年齢、ライフスタイル、年収で分けることが多かったのですが、ここ数年、それでは設定しきれないことが多くなってきました。

ただね、ターゲットが女性の場合、男性に説明するのに、年齢じゃないと解らないようです。
何度も、「年齢」ではなく「テイスト」で・・・とお話しても、テイストの違いが理解できないのですからしょうがありません。
(しょうがないからイメージ年齢と銘打って逃げてるけど・・・)

とくに嗜好性の強いものの場合(ファッション関連はそうですし、それを扱う雑誌もそう)テイストでセグメントするのが一番解りやすいでしょうね。
以前からテイストで分けることもしていましたが、その場合は  

◆テイスト × 年齢  でした。

最近は  
◆テイスト × プライス だと思います。

このプライスも年収と連動しないところが今時です。

ターゲットを明確に設定すれば、ほとんどの商品開発のコンセプトは7割はできたことになります。
そのくらい、「誰に対して売るか」は重要ですね。

そして、テイストで分けた場合、そのテイストを好きな人が開発に関わらないと、成功しません!

過去の成功体験よりも、「そこが好き!」という強い思いと切り口がないと、そのテイストが好きな人に見破られてしまいますからね。 

そう考えると、ますます「好き」を仕事にしていかないと、人の消費を喚起できないのでは?と思います。

  • 2010/01/28 (Thu) 22:05
  • fu~ #-
  • URL
No title

もう4~5年前になるかな、日本に帰国する友達に「マイ・フォーティーズ」っていう雑誌を大量にもらったの(もう廃刊よね、きっと)。そうしたらもう一人の友達が「そんなもの読んでると、本当におばさんになっちゃうわよ」ってズバッと。ちなみに2人とも同世代。2人の雰囲気はご想像の通りです☺

  • 2010/01/29 (Fri) 00:48
  • 直子 #-
  • URL
同感

あ~うれしい 同じこと考えてる方がいて・・・
前々から思ってたんだけど 40代50代の雑誌を作るヒトがその方々の子供世代で、結局自分の親にこうゆう格好をさせたいのじゃないのかと。
勝手に決めないでほしかったんです。
私も50代になったら読みたい雑誌がないと思ってて 最近hersが出てうれしいです。
気持ち的には 30代の頃となんら変わってないので

No title

>宝島社のファッション誌からは、OLか主婦かなど社会的立場で分けるのはヤメ。
>という姿勢だけでなく、
>10年ごとの年代で分けるのも、そろそろヤメちゃうつもり。
>という作り手の意思が伝わってきます。

これって画期的なことかも。
宝島社のファッション雑誌がどれもすごい勢いで部数を伸ばしているのは、付録だけのせいでないと思います。
そろそろ『In Red』の上の世代向けが登場するのかもしれませんよ。

年齢・社会的立場に沿ったファッションから脱却するなら、自分なりのスタイルを持たなければ。
でないと、痛いオバサン、変なオバサンで終わってしまう。気をつけます。
YOUさんは若々しいとかかわいい以前に、自分のスタイルを持っているから、世代を超えて支持されているんですね!

  • 2010/01/30 (Sat) 07:09
  • イシコロ #-
  • URL
★ちゃーばーさん

こんばんは!

> 憂いきって男から「女はこうだ」と言われ続けて お茶汲みに励んで それでも 私は私だと思い続けた結果が 何であっても自分でいたい

そうですよね。

女性であることには、
いろいろな制約もあったから、
次は年齢の制約もあるの??って元気をなくしちゃうのは、
ちょっと違うような気がしています。

私たちが、それぞれ自分として
(客観性を失わない程度に 笑)
自由に楽しむ最初の世代になるのかもしれません。

> (たまに 家族が止めるけどね 汗)

それがちゃーばーさんの客観性のカギかも~。
家族、頼もしいですね!

  • 2010/02/03 (Wed) 18:43
  • Carina #-
  • URL
★Yottitti さん

こんばんは!

> 個性を認め、いつまでも成長してない自分に似合うファッション探求をしてもよい!?ことは心強いです。やっぱりかわいいものはいつまででも着たいですもの。

そうですね。ほら、日本のマンガとか、「外国の大人はこんなもの読まない」なんて
白眼視されていましたが、今や日本を代表するカルチャーじゃないですか。
やっぱ、素直な欲望とか「好き」の延長線上に新しい文化があるのかも、
そう思います。

それにいつまでも成長しないですもんね。心は。
年とればとるほど、そう思います(^^ゞ

  • 2010/02/03 (Wed) 18:51
  • Carina #-
  • URL
★サボさん

こんばんは!

脇に汗させてしまうほど、偉そうでした!?
反省、反省。失礼しました!!

> 私はわりとYOUさんに近いというか、まったくおばさんですが、爆発ヘアーもしますし、メイクも冒険するし、派手な帽子もかぶったりとやりたい放題の毎日です。

おお、いいですね!やりたい放題の毎日。楽しそう~。
食べ放題にしろ、やりたい放題にしろ、盛り上がりますもんね。
盛り上がりたい、私も。

  • 2010/02/03 (Wed) 18:57
  • Carina #-
  • URL
★fu~ さん

が私なりに考えて言ってみたことですが、
fu~ さんにそんな風に言ってもらえると、
なんか自信が出てきます!

◆テイスト × プライス だと思います。

このプライスも年収と連動しないところが今時です。


なるほどねえ。
これは深いですね。

今、私たち世代の思い(本当はこう生きたいんだ)とかを、
抑圧しないようにしなきゃいけませんね。
気持ちよく幸せであることに、貪欲でいたいです。

  • 2010/02/03 (Wed) 19:01
  • Carina #-
  • URL
★直子さん

なるほど~。リアルなエピソード!
あああ、そのあたりがビミョーですねえ。

ちゃんと40代なら40代なりの美しさを提案した雑誌も
あってほしいしなあ。
私は基本、老化先取り派ですから(笑)

きっと「そんな雑誌読んでいるから、おばちゃんなのよ」って
言われるタイプです。

  • 2010/02/03 (Wed) 19:07
  • Carina #-
  • URL
★kireidokoroさん

こんばんは!ありがとうございます。

> 前々から思ってたんだけど 40代50代の雑誌を作るヒトがその方々の子供世代で、結局自分の親にこうゆう格好をさせたいのじゃないのかと。

私も以前、そういうことを考えていて調べてみたんですが、
というか、「HERS」は女性かなあ、とか。
どっちかというと編集長が男女どちらかに関心があったんです。

そしたら「HERS」は女性編集長から男性に代わって
今の感じになっていた。ちょっと意外でした。

> 気持ち的には 30代の頃となんら変わってないので

そうなんですよねえ。心はいつまでも若いんですよね。
同じです。

  • 2010/02/03 (Wed) 19:20
  • Carina #-
  • URL
★イシコロさん

こんばんは!

> そろそろ『In Red』の上の世代向けが登場するのかもしれませんよ。

そうそう、そうなんです!
私もそう思ってました。

> 年齢・社会的立場に沿ったファッションから脱却するなら、自分なりのスタイルを持たなければ。
> でないと、痛いオバサン、変なオバサンで終わってしまう。気をつけます。

そこなんですよねえ。

無知な若者は可愛いけど、
無知な中年は痛いのと同じ。
そのあたりで差がつくんでしょうか。
気をつけます、私も。

  • 2010/02/03 (Wed) 19:22
  • Carina #-
  • URL

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