その豊満すぎる胸やぽってりすぎる唇と同じくらい、
男性にとっても、女性にとっても「やや手に余る」存在ですね。
男性にしてみれば
「ああ、もう少し、日本人好みの『適度なボリューム』でいてくれれば…」
であるかもしれないし、
女性にしてみれば
「ああ、もう少し下品であればバカにすることもできるのに、
変に言葉づかいが上品だったりして、扱いに困る。
ねえ、上品なの?下品なの?セレブなの?キワモノなの?」
であったりして、
そして、
「まあ、なんだかよくわからないけど、
どうでもいい存在ってことにしておこう」
と片付けている人が多いんじゃないでしょうか。
失恋して落ち込んだ娘を前に(←引っ張って申し訳ない!)
妙に張りきったウザい母親(←私)は、
その心配と関心をストレートな質問や干渉として
ぶつける度胸がないもんだから、
ネットで「思春期向けの良書を探す」という
「いい母親ぶり」が鼻につく嫌味な行動に出ました。
そして、購入したのが
2008年初版の「叶恭子の知のジュエリー12ヵ月 」(よりみちパン!セ)
何気なくページを開くと、そこには、こんな一文が。
「あなたのためを思って」と
言う人に対しては、まず、
「自分のために生きてください」と
言葉を返していきましょう。
娘のためを思って行動した母、ここで自爆。
すでに大変に評価の高い恭子さんの本書ですが、
「おひとりさま」という孤独の群れからも離れた
シンと静まりかえった孤独
がこの本の説得力を支えています。
「休み時間にトイレに一緒に行く友だちがいなくて困っています」
という中学1年生の女の子の相談には、
トイレへはおひとりでいかれてもいいのではないでしょうか。
という答え。
ゆるぎなく名答ですな。
称賛されようと、無視されようと、野次られようと
唯一無二の存在として自分自身を成立させている人
ならではの説得力です。
ご一読をお勧めします。(あなたのために!)
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意外に役立つ!秋吉久美子。
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