地域振興に尽力する立派な男性が登場し、
「○○さん(48)」と年齢が紹介されていたので、
ひとりであわてふためき、
「うわ!見て!この人、お母さんと同じ年やって!」
とテレビ画面を見たまま、大声で言ったら
即座に返ってきてしかるべき娘の答えが・・・ない。
うん?なぜに?
念のため、ものは試しと、画面を見つめたまま、
「なーんて、よく見たら、そうやな。
同い年に見えるなあ(笑)」
と言ってみたら、間髪入れず、
「うん。見える」
恐ろしいほど冷静な声が返ってきましたよ。
言外に「どっから見ても同い年やん」というニュアンスを含んで。
そうか。
このシワ深いおじさんと同じに見えるんだ(がっくり)。
美術家の横尾忠則さんがツイッターで、
こんなことをつぶやいてらっしゃいました。
同年輩の人とすれ違うとお互いに探りの目で見る。
「何才かな?」「どちらが若く見えるかな?」
一瞬の勝負に火花が散る。
こんなことに関心を持つような年令にその内誰もがなるよ。
横尾忠則さん、73歳。
ブログには、こんな一文も。
老人教室なんてあって、
立派な老人になる方法など教えてくれる所などあるのかな。
何しろぼくは独学で老人学をやっている最中だ。
横尾さんでこれだもん。
というか、横尾さんだからはっきり言ってくれるんだな。
私たちはおそらく、というか間違いなく、
今後、ますます他人の年齢を探り、
一瞬の勝負に火花を散らすようになるんだろうね。
このブログが、私なりの老人学になってくれることを祈るのみ。
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