子どもの学校や友人や勉強や塾やクラブ活動に関する会話を交わす。
井戸端会議の典型のようなもので、
どこから見ても気楽なおしゃべりにしか見えませんが、
実態はお気楽なだけではありませんね。
私のママ友たちは、
奢らず、威張らず、ざっくばらんで
ものすごく良い人たちばかりですが、
それでも、会話を終えて帰ると
うっすらと疲れていることがあります。
どうも、その場でかすかに、ごくかすかに、
本当にかすかに(しつこいな)
探りを入れているんですね。
私を含めたお互いが、かすかに。かすかに。
たとえば、この人は、
・どこまで学校や先生に対して厳しいのか。
・どこまで子どもの学力に期待しているのか
・どこまで子どもの言い分を鵜呑みにしているのか。
・「うちの子なんて全然ダメよ」は本当か。謙遜か。
・実は「うちの子」を快く思っていないのではないか。
・ものすごく手作り度の高い人ではないのか。
・ものすごく倹約しているのではないか。
・こう見えてものすごくプライドが高いのではないか。
などなどを、
全体の空気に同調するように
大きくうなずいたり、感心したりしながら、
用心深く探りつつ会話をしているんです。
そりゃ疲れるわな。
競合他社の担当者と会話する営業マン
国際会議で他国の担当者と会話する外交官
と似たようなもんだもん。
つまり、オフィシャルってことですね。
そうか。主婦の井戸端会議は、
オフィシャル・ミーティングだったんだ。
このオフィシャルな会話と
夫婦や親子といった身内の会話だけになって
気の置けない友だちとの会話がすっぽり抜けちゃうから、
主婦は孤独になりがちなんですよね。
友だちは、いるにはいるけど、
遠い他府県に住んでいるってケースも多いもん。
というわけで、
私は根が小心者なんで、性懲りもなく、用心深く、
かすかに、かすかに探りは入れておりますが、
会話のオフィシャル度を下げる工夫も
いろいろ試してまいりました。
その結果、意外に効果的なのは、
本当に会話を楽しんで心から笑う
ことだと感じています。
そうですねえ。たとえば、
「うちの子、こんなバカなことしたのよ」
と誰かがわが子を謙遜したとしましょう。
その後、すぐさま、
「そんなのいいわよ?。うちの子なんてね・・・」と
謙遜のチキンレースに名乗りをあげたり、
「そんなことないって。○○ちゃん、頭いいもん!」と
心のこもらない称賛レースに参戦しちゃう前に、
おバカぶりを愛おしむように笑っちゃう。
表面的なおバカ談義を
正真正銘のおバカ談義に
変えるとでもいえばいいでしょうか。
大切なのは、
「そういうおかしい話、大好き♪」というニュアンスです。
この場合、笑い方に少しでも毒や悪意があると
激しく場がしらけるので細心の注意が必要ですね。
関根つとむさんの笑い方を手本にする、というのはどうでしょう。
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「漢」と書いて、オンナと読む。
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