この時期になると
「シツジュンオンタイ」というコトバが
1日に1度は必ず頭に浮かぶCarinaです!
湿潤温帯という
もったりぬったりする語を
頭に浮かべるだけで、
サウナ並の湿度に、
やや、あきらめがつくといいましょうか。
きっと皆さんも、今日、それぞれの場所で
湿潤温帯的もったりぬったりを
耐えられたことでしょう!
(北海道の皆さんは、サワヤカ?♪なんですかね)
私も、顔面Tゾーンにアブラ状の汗、
背面Tゾーンにもじっとりと汗、
椅子に接した太もも裏側にもたっぷり汗をかきつつ過ごしましたよ!
それにしても、ほんとに、まあ、
毎日、「ムン」としていますねえ。
ムンとした空気。
ムンとした湿気。
ムンとした熱気。
失礼してここで一句。
ムンムンの
色気はないが
ムンとする
それはそうと、
昨日、適度に冷房の利いた電車から降りたら
ホームが恐ろしくムンとしていましたよ。
発車する電車のアナウンス
通りを走る車の音
ホームに流れる人工的な小鳥の声
エスカレーターに乗る人の足音と話し声
車の音も人々の話し声も
ムンとした空気を伝わって、
ムンとして響いています。
ああ、ムンとしている。
と思った瞬間、
かつて母親に手を引かれて歩いたときに経験した
ムンの記憶のようなものと
不意につながって
ああ、このムン。ものすごく懐かしいかも。
と思いました。
母親の日傘とレース地のワンピースと
オパールの指輪が浮かんだような
レースのついたソックスに赤いビニールのサンダルを履いた
子どもだった自分の足元さえ浮かんだような・・・。
温度や湿度、空模様や景色、騒音や匂いが混じり合って
一瞬、姿を表す過去へのタイムマシンですね。
洗濯物が乾かない。
室内干し用洗剤を使ってもやや匂う
床がべたべたする
布団が干せない
カビが生える
食べ物が腐りやすくなる
日照不足で気が沈む
とまあ、正直いって面倒なことばかりの梅雨ですが、
ここはほら、年の功で、
思い出やら感傷やら、記憶やらを
総動員して楽しんでみるというのもいいかもしれません。
青さも潤沢、水も潤沢な
六月の旅が私は好きである。
多少の歩きにくさや、
袖裾のよごれなどはあるにしても、
一年に一度の、
梅雨期という大きなうるおいの中に、
ずっぷりと身を漬けたいという気になるのである。
(「季節のかたみ」)
幸田文、74歳の境地。
ドライだ、除湿だと騒ぐなかれ。
「ずっぷり身を漬け」れば、怖いものなし。
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