こう乗り切る!若い子との会話。

先日、仕事で女子大生2名(大学2年生)と話す機会がありました。

場所は、神戸の港が見えるカフェ。
神戸の街の魅力やなんかを聞くんです。

学内とか、オフィスなどのオフィシャルな場で
勉強や将来について聞くのと違って、
カフェというカジュアルな場所で
遊びやショッピングなどのゆるいテーマを
リラックスした雰囲気でインタビューする。

48歳のおばちゃんライターは、
ビミョーに気を使いましたよ。


どのように接するか。


問題は、そこなんです。


自分自身の姿勢とその選択に
かすかに迷いが生じていて、
その迷いを自覚しながら
話をつづけたから、
短時間でしたけど結構、疲れましたばい。

今、思えば、
以下のような選択肢の間を
さまよっていた気がします。

(1)おばちゃん★ぶっちゃけ路線

「おばちゃん、もう、最近、何にもわからへんから教えて!」
というある意味、とっても楽な路線。
この子たちが近所の子なら、
「なあ、なあ、最近何が流行ってるの?」から始めて
ガシガシ聞きだすんだけど、初対面だし。仕事だし。
ポイント使いはあっても、オールおばちゃん路線はやや問題あり。
(しかもこのコミュニケーションって、ちょっと自分を偽ってたりするしな)

(2)お母さんがホッとさせるわ★路線

前者の「おばちゃん」を「お母さん」に変えただけですが、
年上であることを認めながらも、
「おばちゃん」を「お母さん」に変えることで下品度をやや軽減。
お母さん的ポジションから話を聞く、という
彼女たちにしてみれば、大変に安心できる接し方。
打ちとけにくいのが難。

(3)お姉さん世代が質問するね★路線

「やっぱり三宮あたりで遊ぶのかな?どうなんだろう」
と単刀直入にあっさりと質問する感じ。
やや年齢的な距離を感じながらも、
彼女たちの流行を知らないわけでもないという現役感を醸し出すことで、
「おばさん」とは一線を画した「お姉さん」感が生まれる。
できれば、この感じで進めたいが、48歳。大丈夫か?

(4)年齢なんて関係ないよ★ためグチ路線

「え?そうなん?やっぱ、センター街が安いの?!」
と油断を突いて攻め込むと、相手は若干顔を引きつらせながらも
打ち解けようと努力してくれるが、
調子に乗ってしゃべっているうちに、
「誰と行くの?やっぱりアベックで?」なんて
ものすごくアンティックな言葉が口から飛び出して
墓穴を掘る危険性が極めて高い。

いずれにしろ(4)の路線は、
仕事上では封印しているのでありえないんですけどね。

結果的に(3)の「お姉さん世代が質問するね★路線」を
中心にしながら、
「こんな話し方をしているけども、
決して、自分がお姉さんだとは思っていないのよ」
ということを示すために、
オバチャンやお母さんをチラッと垣間見せて話を終えました。

自分の子ども世代に、
「親」としてでなく、
「おばちゃん」としてでなく接するとき、
なんとな?く居心地の悪さを感じませんか。

できれば、


いばるでなく

媚びるでなく

壁をつくるでなく

年下の人にも相応の敬意を持って

平らに話したい。



と思っているんですけどね。

私、おばちゃんに見えてるんだろうなあ。

という自意識が邪魔をします。
追い払わねばなりませんな。


【関連記事】いろいろあるけど人生もちょくちょくリセットして元気にまいりましょうぞ↓
人生観のスペア、用意してる?

こちらから過去記事一覧をご覧いただけます。
最古記事から順番に読んでいただくと面白いと思いますうわめづかい

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コメント

彼女の母親という立場も

なかなかビミョーで苦心しております。

ムスメの彼氏に対して、
もう一人の母でも姉でもおばちゃんでもヘンだし、
どのくらい物わかりのいい相手であればよいのかと・・・・?

距離感、悩みます~。

  • 2010/07/09 (Fri) 19:54
  • ちかおばちゃん #-
  • URL
No title

学生さんはまだ社会の荒波にもまれてないから、会話の運びようも難しいですよね~。
その人のタイプにもよると思うのですけど、私も一線置いて話をするんだろうなと思います。やっぱり大人として接してくれると認めてもらえるような気がするので・・・・
でも、自分だったら、何を話したらいいのでしょう。18歳の姪との話も特に電話だと表情が見えないのでぎくしゃくです(笑)。身内でもこれなのに難しいと思います。

  • 2010/07/09 (Fri) 20:37
  • Yottitti #S0MVRpSc
  • URL
No title

またしても、楽しい記事、ありがとうございます!!
↓の記事で、文中リンクさせていただきました。
宜しくお願いいたします・

  • 2010/07/09 (Fri) 21:01
  • 香音 #H9dwzJe2
  • URL
アンティック語

ははは・・・「アベック」私もこの間なにげに口にしたら、すかさず子どもに「何それ!今そんな言葉使わんし!」と突っ込まれました。「あ!そうやね。『アベック』とか今言わんね。なんかスケベな響きやし・・・」「は?『スケベ』とかも言わんし!」はい、そうでした・・・

  • 2010/07/10 (Sat) 07:53
  • liu #-
  • URL
No title

うちの夫の「めおと」より まだ 「アベック」の方がレトロじゃないかなと(笑)

私は 若い子感覚はゼロです宣言から始まるかも(爆)
捨てたくない苦戦中の見苦しいオバチャンです宣言かなぁ?
その上で教えを請うタイプです(爆)
緊張したら エエ話してくれてても 分からんかもって思うんで・・・

異次元感覚ですけどね(笑)

  • 2010/07/10 (Sat) 08:51
  • ちゃーばー #-
  • URL
No title

>自分自身の姿勢とその選択に
 かすかに迷いが生じていて、

その感覚わかります。

私など51歳にしておばあちゃんなんだけど、
孫を連れ、子育て支援センターに行き、
若いママさんと話す時、どういうポジションにいたらいいのだろうか悩みます。

おばあちゃんの知恵袋のように昔の子育てのノウハウをひけらかすのか、
今の育児情報、よくわからなくってよ、色々教えてね、と下手に出るのか、

いずれにしても、こっちは同じ目線でいようとしても、
若ママにとっては姑のような存在でしょうしね。

まだ「おばあちゃん」のポジショニングには迷いがある51歳です。

  • 2010/07/10 (Sat) 10:11
  • rai #-
  • URL
年齢+アルファ

これまた鋭い分析と分類ですねー。読んでいて気持ちいいです。

わたしの場合は、アメリカで若いアメリカ人相手だと、「年齢の差」プラス「育った文化の違い」があるので、ある意味、違う惑星の人と話してるみたいですし、日本で若い日本人相手だと、「年齢の差」プラス「日本で暮らしていないわたしの浦島花子ぶり」があるので、ある意味、やっぱり違う惑星の人と話してるみたいです。昨日、「『前衛的なファッション』って、今の若い人の日本語で何て言うのかしら?」と困りました(結局わからず)。

  • 2010/07/10 (Sat) 10:40
  • Yさおり #tHX44QXM
  • URL
やっぱ母親感覚かも。

あたしは仕事場に娘や息子と同年代のバイトの学生たちがいるんだけど
どっちかっていうと母親目線で見てるっていうか
接してる感がありますね。

ただ注意したいことや腹がたっても直には言えないから
店長に話してもらうんですけどね。

言葉の壁は大きいかも
この前も店長が「アバンチュール」って言ってたら大学生の男子がポカーン状態だったので
笑ってしまいました。

  • 2010/07/10 (Sat) 11:57
  • MJ #-
  • URL
はじめまして

初めてコメントさせていただきます(*^_^*)tomatoと申します。現在43才の主婦です。主人と中学2年の息子と暮らしております。
ネットサーフィンでこちらにたどり着き、鋭い文章に感動し、過去記事も読ませていただいています。

今回のテーマですがすごーく共感しました!最近働き始めた職場が20~30代の人ばかりで、私もどう接していけばいいのか悩み中だったんです。どうやら彼ら彼女たちも、私に対する接し方に遠慮して困惑しているのを感じています。

Carinaさんの明確な文章を読んで、なんか元気がでてきました。またコメントさせてください。
これからも宜しくお願いします。


  • 2010/07/10 (Sat) 20:58
  • tomato #-
  • URL
まさに

先日までの 学内での私のポジション、思考。

そして来週復帰する職場でも・・・
期待される54歳を演じねば。。。

  • 2010/07/12 (Mon) 08:52
  • mon #BqEwgRj.
  • URL
No title

まさに私も職場では、20代、30代の中にほうりこまれて四苦八苦してます。

(4)の路線は出してはいけないのですね。
心に命じます!

あ~でも昨日出したかも・・エステの脱毛話題で・・・調子に乗ってしまう私v-402

彼女たちにはどう映ってるんでしょう。自分の親と同世代なのだから、自分たちの話題に入ってこないでって感じかしら。

carinaさんの若い子との会話の乗り切り方とっても参考になりました

No title

  いばるでなく
  媚びるでなく
  壁をつくるでなく
  年下の人にも相応の敬意を持って
  平らに話したい。


って最後にかいた言葉、同感ですね。

お互いがそれぞれに「敬意」を持っていれば、一個人同士の関係において、最終的には年齢だ立場だの細かな事は超越してしまう、そんな気がします。

そして「敬意」を持つということは、自分にも確固たる「自分」が居る時なんだと、最近感じています。

私に中の「自分」・・・見つめなくちゃ。

  • 2010/07/12 (Mon) 12:28
  • KIY子 #-
  • URL
★コメントありがとうございます!

★ちかおばちゃんさん
どのくらい物わかりのいい相手であればよいのかと・・・・?

ああ、この部分リアル~。
わたしなんか、明らかに「ものわかりよく」思われたいタイプなんで
絶対、悩みそうです。

★Yottittiさん
若いときは、年上がきをつかっているなんて思いもしませんでしたよね。
ところが年をとってみると、すごく気を使っている(笑)
そうです、そうです。身内でも気を使いますよねえ。

★香音さん
リンクありがとうございます。
コメントもさせていただきましたが、
とても面白い記事でいろいろ考えさせられました!

★liuさん
こんにちは!コメントありがとうございます。

ははは。おかしい~。どんどん墓穴を掘ってしまうんですよねえ。
それが時代感覚??

★ちゃーばーさん
「めおと」はもはや伝統語じゃない??(笑)
古いとか新しいを超えている気がするよ。
ああ、教えを乞う姿勢いいですねえ!
そういう態度、学びたいわあ。

★raiさん
コメントありがとうございます!
おばあちゃんの知恵袋のように昔の子育てのノウハウをひけらかすのか、
今の育児情報、よくわからなくってよ、色々教えてね、と下手に出るのか、


これ、ものすごくわかります!
そんな風に迷っている自分がリアルに想像できますもん。
迷いありますよねえ。

★Yさおりさん
いやいやあ、さおりさんのその分析こそ、鋭いです。
そうかあ。さおりさんみたいに海外にくらしてらっしゃると、
さらに「差」を意識するんですね!
違い、に強くなれ、ってことかもしれないですね。
そう思うと、力がわいてくるみたい。

★MJさん
アバンチュールも通じないんですか?
がっかりだなあ。なんか雰囲気のある言葉なのにね(笑)
母親、若い人にとっては一番安心できるよねえ。
きっとそのあたりが一番、よいコミュニケーションなのかなと
私も思います。

★tomatoさん
温かいコメント、本当にありがとうございます。
返事が遅すぎてほんとすみません。
わあ、tomatoさんもビミョーな違和感をかんじてらっしゃるんですか。
感じながら、揺れながらがんばっていきましょうね!

★monさん
まあ、同じ思考??ちょっと安心します。
それにしてもヘアスタイル、すごく素敵。
職場でも皆さんに待たれていたみたいで
Monさんのこれまで作ってきた財産ですね!

★kireidokoroさん
同じ仕事仲間だったらためグチで全然オーケーと思いますよ~。
きっとkireidokoroさんと楽しく会話できて、
みんな気持ちがほぐれていると思うもん。
私の場合、学生さんをインタビューしたりするときは、
やはり先方の視線(学生課の職員さんとか)があるので、
ちょっとだけ気を遣うんですよね。

★KIY子さん
あああ、そのコメント深すぎる。
心に書き留めておきたいほどですよ。
そうだねえ。相手への敬意ってつまるところ、
自分への自信なんですよねえ。
私もその原点に返らねば。

  • 2010/07/28 (Wed) 20:39
  • Carina #-
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