「若い子とのコミュニケーション」について
あれこれ悩んでいたわけですが(←大げさ)
そもそも私のように交友関係の狭い人間が
あーでもない、こーでもないと
頭をひねったからといって
「これぞ!解決策!」というほどの名案が
浮かぼうわけもありません。
ここはぜひ、
絶え間なく若者と接し、
絶え間なくコミュニケーションしている
その道の達人に指導を仰ぎたい!
しかし、だれに仰ごう。
だれの指導を仰げば尊し?
とつぶやきながら
この週末、近所の書店をブラブラしていたら、
やはり、何事も探してみるもんですねえ。
世代間ギャップに悩むオバサン世代のための
目からウロコのコミュニケーション術!
という文字群が各種ウロコで曇る目に
飛び込んでまいりました。
あわてて手にとって帯の謳い文句をしげしげ見てみたら、
実際にはオバサンでなく、オヤジだったんですが、
「もう、この年になるとオヤジもオバサンも同じよねえ」
と急に調子よく、雑な解釈を持ちだして
自分を納得させました。
その著書とは、
笑福亭笑瓶 「雑談力」
確かに、現代日本においておそらく
もっとも競争の厳しい世界の一つである「お笑い界」で
飄飄と生き抜いてらっしゃるようにお見受けしますね。
師として仰ぐにふさわしい人物ではないでしょうか。
目次のタイトルは冒頭から、
・オヤジはオヤジとして等身大でいたい
・自分の年齢を認めて無理して若ぶらない
よいです、よいです。よい感じです。
いろいろな状況に応じて
優しくアドバイスしてくださるんですが、
一貫しているのは、
あらかじめエクスキューズする姿勢
なんですね。
たとえば、
若い子たちとカラオケに行ったときは
「ちょっとおっちゃんの曲、歌ってもええか?」
若い子と話すときには
「ちょっと話が回りくどいかもしれへんけど」
若い子に経験談を話すときは
「ちょっと堅苦しい話になって悪いけど、
俺の経験談を聞いてほしいねん」
というように。
そこまで気を遣ってどうすんのよ?!
カラオケで好きな歌、歌ってどこが悪い?!
そんなに気を遣う必要があるんなら、
若い人となんか行かないっ。
という反論も聞こえてくるような気がしますが、
(もしかしたら、私の心の声かもしれません)
前回の記事の私のケースにあてはめると
自分が居心地の悪さを感じた時点で
「ちょっとオバサン相手で話しにくいかもしれないけど、
神戸のどんなところが好きか教えてくれる?」
とか
「神戸の街のことをあんまり知らないから、
おかしなこと聞いたらごめんね。そのときは教えてね」
なんて最初にエクスキューズしておくのは、
よい方法だったのかもしれないなあと思いました。
その他にも笑瓶先生ご自身は、
「愚痴ってええ?」
「自慢話、してええ?」
と予告するとおっしゃっています。
その理由は、いたって明快です。
大前提として「今からテーマを発表します!」
が必要だと思うんです。
なるほどねえ。
テーマ発表があれば、聞き手も話の展開を探らなくて済みますもんね。
昔話、してええ?
バブルの話、してええ?
昔、モテた話、してええ?
なんて具合に私たちもさっそく活用してみますか(笑)
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そこはそれ「オヤジ」のための本ですから
「若い女の子と楽しく遊ぶためのオヤジの作法」も充実。
困ったときの「やっぱし!」や距離を縮める「マックある?」など
合コン対策に使えます(笑)
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