主役の一人であるスーザンというアラフォー女性が
婦人科検診みたいなことに足を運んだところ、
その診察室に、近所に引っ越してきたばかりの産婦人科医(男性)が
「あれ、どこかで会いました?」なんて言いながら入ってきて
恐ろしくばつの悪い思いをしながら内診されたあげく、
追い打ちをかけるように
ホルモン値を測る血液検査を勧められて
更年期障害なんかじゃない?っ!そんな年じゃない?っ!
と激しく抵抗するも、
実際に血液検査をしてみたらば、
エストロゲンが激減していて、
失意のどん底でパーティーに出かけ、
白髪のおばあちゃんたち数人に
「こっちのテーブルにいらっしゃ?い!」と
満面の笑みで誘われて、
ああ、わたしの居場所は、そんな「ばあさんエリア」?!?
と、心がくだけ絶望して号泣しながら逃げ出す
というシーンがありました。
大好きな男性と再婚したばかりだし、
そのショックいかばかりか。
しかしまあ、こんな風に
希望と絶望の振幅が激しく
ありのままにダイナミックに表現する女性の場合は、
少なくとも以下のタイプの人々のサポートが必要ですね。
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(タイプ1)「どんなときも君が好きだよ」と寄り添う人
(恋人とか夫とか年下の崇拝者とか)
(タイプ2)「わかるわ。大丈夫よ!まだまだ大丈夫よ」と共感する人
(友人とか気の合う身内とか)
(タイプ3)「当たり前のことよ。受け入れなさい」と諭す人
(年上の友人や母親や恩師や、やけに達観した友人など)
(タイプ4)「そんなの今ごろわかったの?すでにキモいし」と笑う人
(年ごろの娘や口には出さないけどそう思っているらしい若者とか)
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こういう人々の物心両面のサポートがあってはじめて
すったもんだして、まわりに迷惑がられたあげくに、
更年期を受け入れ、
セクシー期の終焉を受け入れ、
しぶしぶながらも心穏やかに老境を迎えられるのです。
いやいや、更年期問題に限らず
「痛いオバサン化」現象や
「痛くないフツーのオバサン化」現象や
「あまりにも身なりを構わないオバサン化」現象を回避するためにも、
・寄り添う人
・共感する人
・諭す人
・笑う人
のバランスのよい配置と指摘が必要なのかもしれませんよ。
「デスパレートな妻たち」のスーザンには、
・ラブラブな夫
・近所の女友だち
・賢明で理解ある娘
・娘の友だち
がバランスよくそろっていて、
波乱万丈ながらも見事に適材適所。
豪華キャスト陣による更年期ドラマ。
笑いと涙でつづる更年期の真実、といえるでしょう。
そのドラマチック更年期、うらやましい!
だって、だって、だって。
現実には、まわりを見回しても、
どのタイプも身近に存在せず、
あるのは、ひたすら無関心・・・なんてことが多いもんね。
だーれもなーんも言ってくれないので、
この4つのタイプの声を、
四六時中、自作自演しちゃったりして。
「そろそろ年齢を受け入れなきゃ!」
「それ、痛いんじゃない?大丈夫??」
「ああ、でも難しいよね?」とか。
この場合、問題なのは自作自演すると
どうしても自分に厳しくなっちゃって
・諭す人
・笑う人
ばかりが増殖しがちなことですよ。
・寄り添う人
・共感する人
をなんとしても身近に見つけるか、
身近にいるなら手遅れにならないうちに大事にするか、
どうにかして自分のなかに増殖させるか。
このあたりが大切かもしれません。
あ、そうそう。
あれだけ号泣して夫にすがりついたスーザンですが、
ホルモンの減少は間違いで実は妊娠していました。
一発逆転。現役への返り咲き、ですね(笑)
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