貯蓄や財テク(←バブルの香り漂う言い方!)に関する雑誌を手にとったら、
評論家で精神科医の和田秀樹氏が
貯蓄ほど金のかかる趣味はない。
と発言してらっしゃいました。
なるほど?。そうかあ。そんな考え方もあるのかあ。
とびっくりしました。
いや、たしかに
むかしもいまも「貯蓄が趣味」という宣言する人はいるけれども、
それは、
「預金通帳の金額が増えるのを見るのが一番の楽しみ!」
「貯金を趣味と思わなくちゃ、節約なんかしてられない!」
という意味で使われることが多いんじゃないでしょうか。
つまり、支出と貯蓄は正反対のものであり、
まったくの別モノ扱い。
ところが「貯蓄ほど金のかかる趣味はない!」と断言されちゃうと、
あ、あれ?
わたし、このところ貯蓄にばかりお金をかけて、
ほかのことにかけない人になっちゃってないか?
倹約しているつもりだったけど、
貯蓄に散在していた、
貯蓄にお金をつかっていたんだと(笑)
まあ、実際には
当面の生活費だったり、
老後の生活費だったり、
子どもの教育費だったりするわけだし
そもそも貯蓄できていなかったりするんですが、
この不景気、この不安、この激動の時代です。
「なにはともあれ節約!」
「なにもなくとも貯蓄!」
と遮二無二なってしまいがちなんで、
ときには、
「貯蓄という、もっともお金のかかる趣味」にお金をつぎこんでいないか。
お金はつぎこんでいない(もしくは、つぎこめない)までも、
つぎこもう、つぎこまねば、つぎこみたい!という情熱を
燃えたぎらせ、毎日追い詰められて苦しくなっていないかと考えてみるのは
精神衛生上、悪くないかもしれません。
話はかわりますが、今から10年以上前、
わたしの友人が、
自立って上手に依存することだと思う。
依存する相手を分散させて
上手に依存すること。
完全に一人で生きるなんてムリだもん。
と言っていました。
彼女は、離婚してたくましく
堂々とかっこよく生きていたので
なにごとにも自信のなかった私にはまぶしい存在で、
それだけにものすごく意外に思ったのを覚えています。
貯蓄ほど金のかかる趣味はない。
自立とは依存する対象を分散させること。
「もっと節約せねば!」
「もっと自立しなくちゃ!」
と自分を追い込みそうになったら思い出すことにしています。
なんだったら、あなたも思い出してもいいですよ?(笑)
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