40代のトンネルを抜けると。

今年も仲良しママ友3人と近所の居酒屋で新年会を開きました。

私が一番の年長者で49歳。
他の3人は40代前半。アラフォーですね。

もし、40代の10年間をトンネルにたとえるとするならば、
彼女たちは、トンネルの中に入って歩きはじめたばかり。
一方、わたしは、もうすぐそこに出口が見えている、
といった感じでしょうか。

トンネルのたとえを持ち出したついでに
川端康成氏にならって言うならば、


40代のトンネルを抜けるとそこは老境だった


ということになりましょうか(笑)


いやいや。しかし、ほんとーに
40代というのは、トンネルの入り口と出口で
ものすごく大きな違いを感じる10年ではないでしょうかね。

トンネルに入ったばかりのころは、
心はまだ今、歩いてきたばかりの30代の道を
見つめていることが多いしね。

子どもだって産もうと思えば産める場合が多いし、
容色だって衰えたといえば衰えたけれども、
まだバアサンと呼ぶほどではないし(笑)
恋もしたいよ。不倫だってしてみたいよ、みたいな

若いころから描いてきた夢や願望を
同じかたちのままで手に入れようと
もがき苦しむことのできる、
40代は、その最後の10年間かもしれません。

それが、あなた。
トンネルを抜けるころになったら、
自分の目の前に見えてきた
50代という風景は、
明らかにこれまでと違うと感じていますよ。


でもね。


トンネルを抜けるんですから。
そこが雪国であれ、老境であれ、
視界だけは広がるに違いなし!
たとえ老眼でも!



新年会で会ったアラフォーの仲良しママたちは、


自分を「オバサン」になったと感じながら歩むトンネル


を歩きはじめたところです。


若い女の特権を次々に捨てながら
小さな子どもをもつママの華やぎも少しずつ捨てながら、
歩んでいくトンネルの道は、
一枚一枚、自分に似合うお気に入りの服を脱ぎながら歩むようで
ヒジョーに心もとなく、さびしく、
これまた、なかなか、先の見えない迷い多きものですね。

わたしごときが言ってもあれですが、
トンネルの入り口にいる人も、
トンネルの真ん中あたりにいる人も、
ぼちぼち歩いてくださいませね。

出口近辺から見えるトンネルの外は、
まあ、そんなに悪くないように思いますよ。
いや、ほんとに。


【関連記事】これが昨年の新年会後の記事です。こちらもどうぞ♪
乗り越えよう。アラフォーの孤独。

こちらから過去記事一覧をご覧いただけます。
長大な巻物のようになっていますが(笑)最古記事から読んでいただくと面白いですよ?うわめづかい

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コメント

保険のコマーシャルで、よく
「50~80喜んで」とか、
「50代から80代まで入れます」とか
・・も~う、その世代はひとくくりなんですよね。

40代のトンネルを抜けた瞬間から、立つステージが変わっていることに
気が付くのです。  
この世代は、早い人ではお孫さんもいたりするので、そうじゃない人とでは、まったく話題も
かみ合わなくなってきますね。

50代 良いですよ!

気持ちが開放的になります。
“老い”までの道のりは遠すぎる。
自分の気持ちに素直になれる。

そうです
視界は見事に広がります。

年齢を認めなければ、どこまでも若い!

一番楽しめるお年頃ではないでしょうか(*^_^*)

Carinaさん、次世代へ ようこそ!
少し先輩風を吹かせましたヽ(▰˘◡˘▰)ノ



  • 2011/01/18 (Tue) 19:23
  • @ki816ki #-
  • URL

そうなんですよね、よく考えてみると、私、とっくにトンネル抜けてるはずなんですねぇ・・

40代のころより視界が広がったような気もしますが、
でも、まだまだトンネルの中を彷徨ってるような・・

娘に「おかあさんてふわふわしてるね」って言われるはずだわ。

今回のCarinaさんの文章を読ませていただいて、もうちょっとしっかりしないと!!と、自分に喝を入れてみたり・・・・笑

  • 2011/01/18 (Tue) 19:38
  • 香音 #H9dwzJe2
  • URL
今日も素晴らしい教えをありがとうございます!

まさに今、トンネルど真ん中にいる私、後ろを振り返っても
もうさすがに30代は遥か彼方、しかし出口はまだ見えず真っ暗闇、
とにかく進むしかないと、ようやく腹を括ったものの日々後ろを
振り向いたり、小走りになってみたり。。。。でも。。。

「視界だけは広がるに違いなし!たとえ老眼でも!」

「若いころから描いてきた夢や願望を同じかたちのままで手に入れようと
もがき苦しむことのできる40代は、その最後の10年間かもしれません。」

楽になりましたよ~。きっとそうだろうなと思ってましたが
確信できました。

今年は観たいもの、聴きたいものを逃さずというのが
私の新年のゆる~い誓いですが、あとで振り返った時に40代は
楽しかったと思えるよう、毎日積み重ねて行こうと心底思えました。
やがて再び春は来る、と。

でもね、きっと50代になってもまた別の楽しみ方があるでしょうから
これからもCarinaさんについて行きますのでレポート楽しみに
してますよ~。(笑)

  • 2011/01/18 (Tue) 21:48
  • Ness #mQop/nM.
  • URL
したいことをする10年に

「夢や願望を手に入れようともがき苦しむことのできる・・・」
たしかにそうかも。
ほんとうに私がしたかったことは
実はいろんな足かせがあって
今まで、自由になってきてないって感じています。
思うままに生きてきていないんです・・。

だから、夢や願望を手に入れるべき最期の10年が40代なのだとしたら
私は、40代を
「すべき」「こうあるべき」
ではなく
「したい」
を正直に全うする10年にしたい!

40代を目前に控えた昨年、期せずして
「したい」を思い切って選択した一年になりました。
「すべき」ことではないかもしれない、
でも、トンネルを抜けたあとに、後悔しないように、
私がしたいようにしている
今までではじめての時間かもしれないです。
だから、今が一番私は幸せです。

  • 2011/01/18 (Tue) 23:38
  • おどろんまま #-
  • URL
同感!!

 もがき苦しむことのできる、
 40代は、その最後の10年間かもしれません。


現在44歳。
今は思い切りもがき苦しんで、トンネルを抜けた50歳時には
視界の広がった場所で、のほほんとしていたいですね。

おどろんままサンがお書きになっているように
 「すべき」「こうあるべき」 ではなく 、「したい」 を正直に全うする
そんな40代を生きて行きたいと思います。

移住計画を焦ることなく、一歩一歩進めて行きましょうぞ!!!
おーーーっ ⌒0⌒/

  • 2011/01/19 (Wed) 09:39
  • 八重yamabuki #-
  • URL

本当に40代というのは変化が大きい年代ですね~。
今までは無視できたけどできなくなってきた明らかな容色の衰え・老い。
ここでどう自分に向き合うかが老に向けて変わってくるのだと思います。
過去にしがみつく、あきらめる、そのまま無視する、攻撃的になる、
この今をより良いものにする、でしょうか。

しかし40代が夢や願望を手に入れようともがく最後の10年とは思いません!!できますよ!!まだ。
さらっと見つけてかっこよく生きれたらいいけど往生際悪くもがいてもいいじゃないですか。


carinaさんや皆さまのコメントいつもありがとうございます。
助かっています。

  • 2011/01/20 (Thu) 05:38
  • midori #-
  • URL
コメントありがとうございます!

★kireidokoro さん
「50~80喜んで」
ほんとだ。ほんとだ。
ひとくくりなんだ(-.-)
そうかあ。当然のことながらお孫さんがいる人もいるよねえ。
わたし、自分の娘がまだ中2だから実感がなかったなあ。
でも改めて考えると「50~80喜んで」ってイヤな感じよね(笑
しかもさ、サギの訪問販売みたいに玄関先で話しちゃってさ(笑

★@ki816kiさん
うわあ、そうですか!うれしいなあ。
ありがとうございます。なんだかバシっと言っていただいて元気になりました!
少し、そんな予感はしていたんですよね~。
もう、ばんばん先輩風吹かせてくださいませ。
これからも、よろしくお願いします!!

★香音さん
ふわふわ、じゃなくて
香音さんは、人生を楽しんでいるんだと思います!!(ほんとに!)
パーティーの様子も、ほんっとに素敵でした!(お世辞じゃないですよ)
わたしも参加して、ブーブー路線の先頭を走りたいです(笑

★Nessさん
おお、少しはお役に立ちましたか?!
よかった~、うれしい~♪

今年は観たいもの、聴きたいものを逃さずというのが
私の新年のゆる~い誓い

すばらしい誓いだと思います。
わたしも、若いころは「人生は表現してなんぼ」だと思っていましたが、
今は、「見るもの 聞くもの」が無限にあって
「それを果たしてどれだけ楽しんで死ねるかな~」と思います。
世界は、フツーに生きていても
美しいものや過去の人が遺したものを見るだけで十分に価値がある。そう思います。

★おどろんままさん
こんにちは!頂いたコメント、一気に読みました。
おどろんままさんの責任感やこれまでの迷いや
決断に至る戸惑いなどが、なんだかわたしにも伝わってきました。
うん。お互いに人生をしっかりと生きましょうね。
わたしも迷いながらも、自信もてないなりに、
好きなことを人生の真ん中に置いて歩んでいきたいと思います。

★八重yamabukiさん
うんうん。ほんとにそう。
移住計画は、そんなにたくさんの夫婦の間で語りあわれる問題じゃないし、
それだけに、八重yamabukiさん夫婦の間には
濃密なコミュニケーションが交わされるよね。
うちも、いつもいつも安定しない状況にありますが、
その危機感が、わたしを支えていると思っているんですよ。
「おお。今度はこういう状況が来るか」とか少し面白がっているの(笑
おーーーっ ⌒0⌒/

★midori さん
ここでどう自分に向き合うかが老に向けて変わってくるのだと思います。

ほんとにそうですね。
わたしも日々、そう思いながら生きています。
そしてmidori さんも、きっとそうじゃないかなあと思うんですが、
「ここでどう自分に向き合うかが老に向けて変わってくる」と思うだけに
毎日が面白くもあるんですよね。
抽象的でなく、「生き」甲斐を感じるというかね。
いつも素敵なコメントありがとうございます。またね♪

  • 2011/01/25 (Tue) 17:51
  • Carina #-
  • URL

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