布団は干しても布団じゃないのよ、ベランダは。
と、
思わずパソコン画面に向かって
昭和の歌姫・中森明菜さんのヒット曲の調子で
歌いながら怒った方も多いのではないでしょうか。
しかし、本当に
ベランダは布団じゃないのです。
それを昨日、わたしは知ったのです。
私の住む築30年を超えるマンションは、
同じような形式の低層塔が
いくつも立ち並んでいるんですね。
つまり、
うちの南側のベランダからは、
別の棟の北側のベランダが見え、
北側のベランダや窓からは、
別の棟の南側のベランダが見える、
という構造なわけです。
まあ、どこのマンションも概ねそうですが、
日当たりのいい南側(もしくは東側)のベランダは広めにとってあって
洗濯ものや布団の乾燥・殺虫・日光消毒ならびに
観葉植物などの栽培・展示・立枯・放置など、
種々雑多な用途に用いられるとともに
リビングに面しているため住人の出入りも多い場所ですね。
反対に北側のベランダは、
子ども部屋や収納部屋や寝室などに付随した狭めのスペースで、
今の時期なら冷たく寒く、
住人の出入りも南側のベランダに比べるとやや少なくなりがちです。
わたしも洗濯ものは、南側のベランダに干すわけですが、
そのとき、視界に入る向かいの棟の北側ベランダは
無人のことが多いんですね。
(「北とか南とか、めんどくせ?!」とお思いでしょうが、
もう少しで終わりますのでね。おつきあいくださいませ)
つまり、自分からは誰の姿も目に入らないから
人目がないような気がして、
ついつい油断しちゃうわけです。
洗濯ものを干すときも、
鉢植えに水をやるときも、
人の視線なんかまったくもって気にせず、パジャマ!
堂々とパジャマ(ときにはズボンのゴムが緩くて
やや、ずり落ちているときだってあり!)
今ならその上にユニクロのフリースジップパーカー、
しかも超目立つオレンジ色!
しかし。
昨日、学校から帰ってきた娘とこんな話をしたんですよ。
娘「今、H君(向かいの棟に住む、娘に一歳上の幼なじみ)のお母さんに会ったよ」
わたし「うわ、元気してた?長いこと話してないわぁ。お母さん、元気してた?」
娘「うん、してた。してた」
わたし「H君のお母さんが、洗濯ものを干す姿は見てるけどなぁ」
娘「そうそう!H君のお母さんといえば、ジャージで洗濯干す姿やんなあ」
うん?
H君のお母さんといえば、ジャージで洗濯干す姿!?
なるほど、そうであったか!
北側ベランダには出ずとも、
その窓という窓から
向かいの棟の住人が「南側ベランダで洗濯物を干す姿」を
多くの人が見ているんだな。
わたしがカーテンを開けるついでに目にしていたように。
娘が学校に行く用意をしているときに見ていたように。
何度も、何度も、視界に入っているわけだ。
であるならば
きっと、もう、わたしは、
ずり落ちそうなパジャマで洗濯ものを干すおばちゃん
として定着しているだろう。
消防士のような色のフリースで花に水やるおばちゃん
という「この冬限定の呼び名」がどこかのお宅で流行しているかもしれない。
ベランダは布団じゃないんだ。
パジャマは脱いで出よう。
どうしても、パジャマを脱ぎたくないときは、
ドレッシングガウンなぞを着て、
洗濯ものをややアンニュイに干してみるのも手かも。
築30年超というアンティーク・マンションでもあることだし(笑)
それはさておき。
わたくし、実に実に遅ればせながらではございますが
肝に銘じたいと思いました。
油断しているときの姿が、
イメージを決定づける。
ベランダに限らず
みなさまも、お気をつけあそばせ。
【関連記事】これも根は同じですね。かなり以前の記事ってことは進歩なし?(笑)
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