スポーツライターでありカツラーでもある小林信也さんの著書
「カツラーは今日も闘っているのだ!
―「薄毛」がイヤでかぶった男の哀しくも愉快な日々」は
わたしがカツラ問題で悩んでいたら
何を置いても読んでおきたい一冊ですが、
いろいろな問題で悩んでるけれども、
カツラ問題に限っては悩んでいない
女のわたしが読んでも
実はとっても面白かったです。
ぜひ、
・カツラを着用しようかするまいか悩んでいる
・カツラ選びの方法がわからない
・カツラを着用する生活ってどんな感じなのか不安。
などとさまざまに悩んでいる方がお近くにいらしたら、
(すでにご存知かもしれませんが)
ぜひ、小林さんのカツラー関連本を教えてあげてほしいと思います。
(教え方が問題ですけどね~)
言うまでもなく、
カツラがテーマの本なんですが、
見方によっては、
人工物を装着することになった場合の心得
を学べる本ともいえるんですよね。
小林さんは、28歳のころから
国内有名メーカーのカツラを着用し、
幾多の不自由・不快・不愉快・不本意な体験を重ね、
ようやく理想のカツラに出会うのですが、
この苦難の道のりは、
天然物(ここでは地毛)ほど
手入れが簡単で、自然で、軽くて、快適なものはないが、
その天然物に限りなく近い
自然で快適な人工物(カツラ)と出会うことができ、
今は、とっても満足している!
というハッピーな結末を迎えます。
よかった、よかった。
そんなカツラがあってよかった!
カツラしかり。
入れ歯しかり。
人工骨しかり。
わたしたちは加齢とともに
目にメガネ、腕にステッキ、口、入れ歯。
(↑目に青葉、山ほととぎす風にどうぞ)
になる場合が多いわけですから、
カツラや入れ歯に限らず、
もろもろの人工物との、
よりよい出会い方と幸福なつきあい方を
今のうちから、しっかりと学んでおきたいものです!
・情報の集め方
・メーカー側の対応の見極め方
・メンテナンスの必要性
・継続利用する場合のコスト
などなど。
クオリティオブライフの観点上、
いずれも、おろそかにできませぬぞ。
今では小林さんは、「僕はカツラだよ」と公言するのが
快感になったとおっしゃっていますが、
その大前提が、「見た目に自然なカツラ」だというのも
なんともデリケートで胸を打たれました。
「わざとらしい(かもしれないと本人が不安な)カツラ」では、
カミングアウトできない、ということですね。繊細な人間心理!
それにしても、
もしハゲるのが男性でなく女性だったら、
どうだったでしょうか。
もっと口コミが発展し、
あーでもないこーでもないと問題を分かち合い、
カツラ文化は華麗に華開いたでしょうか。
それともセックスレス問題のように
ひそかに、熱く語られながらも
秘められた問題のまま
女性の自意識や自信や人生を左右するのでしょうか。
うーん。わかりませんねえ。
小林さんのホームページでは、
カツラに関するQ&Aも充実。
スポーツライターとしてのお仕事もたくさんです。
【関連記事】カツラでなく、オシャレに見える方法も♪パートナーにいかがですか?
女も学べる!?男たちのハゲ克服術。
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長大な巻物のようになっていますが(笑)最古記事から読んでいただくと面白いですよ?

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