81歳のフツーの主婦の、おしゃれ心に勇気百倍。

簡素な暮らしの家事手帖 ~老いを心豊かに生きる知恵~」は、
81歳の村川協子さんという主婦の方が書かれた本ですが、
(パン作りの得意なご主人は91歳)
体力や気力の衰えを受け入れながら
心豊かに、美味しく、そして、ほどよく自立して
生活していらっしゃる様子が伝わってきます。

もちろん家計管理や家事の知恵も役立つんですが、
ちょっとした息抜きのためのコラムが
ちょっと「オシャレな感じ」でよいです。

たとえば、こんなこと。

【コラム1】のタイトルは、


家にいるときこそ、きれいな色の服を着ます。


村川さんはお子さんが小さいころ、
「こざっぱりした端正な服装でいよう」と心がけていて、
アイロンをかけた白いブラウスを着ていたそうです(←難易度、高し!)

81歳の今も、

シンプルな家庭着ですが、
きれいな色のものを着るようにしています。
クリームイエロー、ピンクなどです。
キレイな色の服を着ていると家族も
穏やかな気持ちになるのではないか、と思います。


さらに

【コラム2】
タイトルは、

ちょっと自慢です。

村川さんがかかりつけのドクターに
「いつもきちっとしてらっしゃいますね」と
服装をほめてもらってうれしかったという話です。


そのときは、ノースリーブのワンピースの上に上着を着て、
襟元にブローチをつけていました。
ブローチは、今はあまりつける人もいないようですが、
クラシックな感じがしてなかなかよいものと思っています。


村川さんがどんなお顔の方なのか、
どんな体つきの方なのかまったく存じ上げませんが、
太っていようと痩せていようと、
背が高かろうと低かろうと
そういったことに左右されない「美しさ」。
微笑みの似合う、背筋の伸びた、美しさなんだろうなあと推察します。

それにしてもブローチ。
確かにクラシックな感じがしていいですね。


パールの一連ネックレスや
上品なブローチなど、
高齢の女性が身につけると
ぐっと上品に、ぐっと丁寧に、
そして自分自身を大事にしているように見えるなあ。


ああ、わたしも、
できるだけ、丁寧に日々を過ごして80代を迎え、
ちょっとクラシックな装いをして出かけて、
ハンサムなドクターにほめられよう(笑)


★村川さんの靴の整理法も素敵ですよ。
極限まで減らしながらも、ヒールの靴を残すところとか。
理由は、イタリアの銀行で見た老婦人のパンプス姿が忘れられないからだそう。
81歳の低めのヒール、いいなあ。
高齢になると「明るい落ち着いた色」が肌映りがいい、という言葉も印象的。


↓↓↓

簡素な暮らしの家事手帖 ~老いを心豊かに生きる知恵~簡素な暮らしの家事手帖 ~老いを心豊かに生きる知恵~
(2011/04/09)
村川 協子

商品詳細を見る


【関連記事】ああ、この時の散歩もそうでした(笑)人気記事です。よければどうぞ♪
上を向いて歩こう。いや、ほんとに。

こちらから過去記事一覧をご覧いただけます。
長大な巻物のようになっていますが(笑)最古記事から読んでいただくと面白いですよ?うわめづかい

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コメント

ヒールのある靴

興味深い本をご紹介いただきありがとうございます。

ヒールのある靴、最近私も心がけるようにしてます。
子育て中とかは、公園行ったり、スーパーで子供追っかけたりで、スニーカーやローファーが実用的だったんだけど・・・
ヒール高めの靴は、脚も少しはきれいに見えるし、何といっても背筋が伸びて、気が引き締まります。若くないからこそ、そんなこだわりが必要かな・・と思います。

村川さんの本、ぜひ読んでみたいです。

  • 2011/10/17 (Mon) 17:43
  • higashiyorinishi #-
  • URL

おはようございます。
ちょうどこの本を読み終えたところでした。
とても元気が出てきますね。
翌日から知らず知らずに立ち働き、背筋を伸ばした感じでしたよ。

いくつになっても自宅や自分に気を配ってるのは気持ちのいいことですね。

ただ、自分の声を吹き込んだテープを聴くというのは
私にはあまりに落ち着かないことなのでこれだけは真似できないと思いました。

ちなみに「村川」さんですよ・・・(^^)

  • 2011/10/18 (Tue) 07:22
  • Dorothy #zEGwH0kg
  • URL
憧れの婦人の友

簡素で丁寧で暖かい「婦人の友」の暮らしに憧れて、子どもが小さい時に講習会に参加したりしましたが、挫折。(家計簿も数年苦しみながら続け玉砕)でも、やっぱり素敵ですよね。ぜひ読んでみたいです!

  • 2011/10/18 (Tue) 08:08
  • LIU #dvUYBDnY
  • URL

芸能人は遠い存在だけど、
ちょっと手が届きそうなカリスマ主婦。
今は人気があるみたいですね。
きっと年代によってカリスマ的な存在がいるのでしょうけど、家の中でもちゃんと整えてなくちゃいけないんですね。
気も緩んで脂肪もゆるゆる(苦笑)
メリハリつけないといけないですね。

  • 2011/10/18 (Tue) 13:29
  • Yottitti #S0MVRpSc
  • URL

Carinaさん、こんにちは。
ご紹介の本、さっそく読んでみたいと思います。
そして、素敵に老いていきたいです。

わたし、子供の頃、「おばあさんになりたい」って思っていたんですよ。
へんなこどもでした。
静かで、ニコニコしていて、誰もが何でも話したくなるような、おばあさん。
料理が上手で針仕事の得意な。
年齢はCarinaさんと同じですが、まったく老成した?地味な子供でした。




  • 2011/10/18 (Tue) 15:33
  • emi28 #-
  • URL

「婦人の友」は、時々読みます。
背筋が伸びていて、微笑みたやさず、良妻賢母。
社会情勢もチェックし、子育てにも抜かりなし。
これぞ日本のお母さん!的な。

「ほほ~ぅ」と読んだあとは、いつものテレテレ生活に戻るんですけどね(^^;)
ちょっとしたことにも気を配って、こざっぱりと暮らしたいです。

今回のCarinaさんの文章では、最後のくだりが大好き!
「ハンサムなドクターにほめられよう(笑)」
…これ、これ。 こんなとこが好きだな~
私も、そこいらを目指しちゃお!


  • 2011/10/18 (Tue) 16:36
  • 加藤 #-
  • URL
先達は

ああ、素敵!早速図書館に予約を入れました。
山口市立図書館、予約待ち、3人目です。

わたしはうんと前に町田貞子さんに憧れました。
主婦偏差値78!   目指せ! 町田大学!

わたしの場合、結果は言わずもがなですが、 
町田さん、婦人の友、辰巳芳子さん、等々のご本を読むと
「ごめんなさい!!」と床に手をついてあやまりたくなります。

村川協子さんの このご本は知らなかったのですが、
お姿は拝見したことが…ありました、ありました、
雑誌「かぞくの時間」( 婦人の友社 刊)。
シルバーグレーのショートカットがふんわりと優しい、
にこやかなおばあちゃま です。( 今本棚から出してきました )

おうちでのお写真は…たしかにクリームイエローのすとんとしたワンピース!
ふっくらした雰囲気によくお似合いで素敵です。
このワンピースもきっとお手製なんでしょうね。
足踏み式ミシンを前に、シャンとした背筋のお写真もあります。
パンを焼かれるというご主人は お船の設計技師をされていたとかで
こちらもまた端正な中にも柔和な印象の方です。

いいな~、いいな~。
節度ある清らかな暮らしが、お二人のお人柄にも外見にも反映されていて。
ふっくらと すっきりと 豊か。。。

で、ここで黒い発想が。
「 ほら、ご主人さまもきちんとした方じゃない。
 だから、奥さまとの相乗効果で、この理想形ができあがる。
 もう、うちのシュジンったら!
 脱いだ靴下もでんでん虫。息子もまねしてでんでん虫。
 こ~ゆ~のがだね~、
 わたくしの理想とする文化的で美しい生活を邪魔するのだよ~。」

いけません。いけません。
こんな精神じゃあ、いただけません。

「婦人の友」的生活はわたしにとって「英語学習」と同じなんです。
いかん!やらねば! → いかん!続かん!    この繰り返し。
それでも、きっと一生、このルーティンだと思います。

自分に合った靴で歩きたい。 と思います。
ちょっと背筋が伸びる かかとのある靴で。
でも、つんのめらない ほどほどの高さで。

いずれにしろ
素敵な先達はあらまほし なのでございます。

  • 2011/10/20 (Thu) 10:00
  • wasuregusa #EvmDRqhQ
  • URL

ああ フツーの主婦の 幅広さ? 
(計る単位がわからんが)
松竹梅 ちゅうのか 甲乙丙 ちゅうのか

開きがあるよねぇ~

困った事に自分自身で 自分フツー度がわからない
(で 中の中 で 落ち着くのかな )

白いブラウスで 思い出した

ある方のエッセイで (物忘れが早いので忘れた) 
「子どもに 白い下着を ずーっと 着せていた」って いろんな身体の変化を その白い下着で 感じとることができるそうです。 
思春期になると 子どもが自分自身の身体の変化を口に出さないけど
下着を見ると わかるって
身体の健康だけじゃなく 心の健康も その白い下着で よみとってたって。

あああ

ワタシなんで 泥んこ遊びで 茶色に染まる 白ブリーフが 面倒で
さっさと 柄もんトランクスに かえちゃった。。。。

まさか 今から ハタチ過ぎた子ども達に 白パンツは無理だろうし ああ なんて いいかげんな 子育てしてきたことか。。。

ずぼらな性格は ずぼらな生活の蓄積か・・・行きつく先は いいかげんばーさんか

まっ
いい加減は 好い加減 と 居直って。。。。がははは

  • 2011/10/23 (Sun) 14:30
  • わに #qbIq4rIg
  • URL
★コメントありがとうございます!

★higashiyorinishiさん
こんにちは!
うんうん、そうですね~。少しでもヒールがあると、
緊張感がありますもんね。
足に負担をかけすぎない程度に
がんばりたいですね~(笑
ツイッターでもいろいろ切磋琢磨しましょ♪

★Dorothyさん
村川さんの名前、教えていただいてありがとうございます!
このときはDorothyさんのコメントを拝見して
速攻、修正しました(^^ゞほんとに感謝。
ブログも拝見しました~。
またまたおうちが美しくなっていて、すごい~♪

★LIUさん
ははは。わかります。
あの「正しさ」「背筋の伸びた感じ」、
素晴らしき老いにつながっているのがわかっていても
なんか、こう、難しいですよね、続けるのは(笑
わたしも、たまーに、呼んで「背伸び」するようにしています。

★Yottitti さん
ああ、ほんとそうですね!
この「婦人の友」系の方々は元祖・カリスマ主婦ですね。
うんうん。ゆるんできますよねー(笑)
でも、Yottitti さんなんか、全然、ゆるんでるうちに入らないですよー。

★emi28さん
こんにちは~!
ああ、emi28さんの夢、なんだか少しですがわかります。

>静かで、ニコニコしていて、誰もが何でも話したくなるような、おばあさん。
>料理が上手で針仕事の得意な。

こういう人は今も変わらず魅力的ですよね。
活動的なおばあさんも素敵だけど、
暮らしのあれこれを魔法に変えてくれるおばあさんも素敵だなあ。

★加藤さん
ははは。そこんとこほめてもらって嬉しい。
いやあ、やっぱり、ハンサムなドクターにほめられたいよねー(*^_^*)
なんだろう。「婦人の友」的な暮らしのすばらしさはわかるけれども、
もっと余剰な部分とか、あふれる衝動とか、あるだろーよ、人生には、
って気もしてね(笑)全面的導入はためらわれたりしますよね。

★wasuregusaさん
ははは。おもしろーい。ありがとうございまーす。
町田さん好きなところも、たまらん。
あの、ほら、何番目かの娘さんの書いたイラスト付きの本、
暮らし上手の本、私、2冊持ってます。だーいすき。
あの手作り感がだーいすき(笑)
でも、すこーししかマネできない。
うんうん。英語学習と同じですね(納得)
コメントの最後のとこ、うまいなあ。

★わにさん
大変に長々と書いてくださった末に
>いい加減は 好い加減 と 居直って。。。。がははは
という、元も子もないというか、見事というか、素敵というか、いい加減というか、
結論に持ってきていただいてサンキュー!!面白かった~。
それにしてもその白下着の話は、すごすぎて
「いや、変化はわからずともいいでしょう」とも言ってしまいたくなるのは私だけか。
こういう家族への無関心が、ずぼらの根源かも(笑

  • 2011/11/28 (Mon) 21:55
  • Carina #-
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