過剰な敬語はやめてくれ。

この蒸し暑い時期に
季節はずれの話題で失礼します。

話はさかのぼること、半年前の師走。

複数の町内会から役員連中(おじん・おばんが多い)が集まって
「火のよお?じんっ!」と声をあげながら、
拍子木を鳴らして練り歩く歳末警戒運動に
参加したのでございます。

公民館に集合したオジンズ&オバンズは、
メガホンによる指示に従って2列縦隊を成し、
夜道をズラズラと連なって歩きはじめます。

見回るとはいえ、歩きながら声を出す以外にすることもなし。

こんなときは、くっちゃべるに限る。

幸いにも2列縦隊という「くっちゃべり」には
もってこいの態勢です。

初対面であろうが旧知の仲のごとく、またたく間に打ち解けて会話できるのが、
オバサンの数ある取柄のなかでも最大の取柄。
当然、私もその取柄を最大限に生かすつもりでございました。

私の隣を歩くのは、40代半ばの見知らぬ女性です。

彼女もその取柄を最大限発揮する方針のようで

「子どもが小学生だから、出てくるのが大変だったんです!」
「時間、どれぐらいかかるかご存知ですか?」
「けっこう疲れますよねえ」

と積極的に話しかけてくれるではありませんか。

ラッキー♪

社交的な人のようです。
話好きな人のようです。



なんとな?くビミョーな違和感・・・

なじかは知らねどビミョーに引っかかる感じ・・・

相槌をうちながら、その理由を探ってみると
敬語。

彼女のものすご?く丁寧な敬語が気になるんだと
わかったのです。

おそらく私をパッと見た瞬間に
それほど大きくは離れていないものの
間違いなく年上と判断したのでしょうね。
無意識かもしれないけど、
ぜひとも年上であってほしいという願望も
少なからず存在していると見ました。

だからこそ、
ちょっと力の入った敬語
となって表れているんだなあと。

そのときね。私が抱いた感想を言葉にするなら、こんな感じ。

あなたに、そこまで丁寧な敬語を使われる筋合いは
ないんじゃなかろうか?


いや、もちろん敬語を使うことは、
自然で礼儀正しいことなんだけど、

「あなたは年上です!」
「あなたは目上の人です!」
「あなたは同世代ではありません!」

と話すたびごとに確認されているような
イヤな感じがすることも、ごくたま?にある。

そんなに年、変わんないじゃん。フン。

みたいな。

自分自身が年齢を重ねれば重ねるほど、
敬語の使い方には注意が必要だと思った次第。

過剰な敬語は、
ちょっと無神経な印象を与えることもある。

日本語ってムズカシイね。


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