おじいちゃんでも素敵!に学ぶ。

FOXテレビが1年間無料なので
アメリカのオーディション番組、
「アメリカン・アイドル」を家族で見るようになりました。

その審査員のひとり、
エアロスミスのスティーブン・タイラーに、
うちの中3の娘が夢中になっているんです。

いやいや。

セクシーなロッカーにぞっこんになるのは、
若い娘にはよくあることですが、
ご存知のように、スティーブンは現在63歳。

もし、もしですよ、
万が一、何らかの奇跡の出会いがあって
うちの娘とロック界を代表するスターが
恋に落ちちゃったりしたら、
加藤茶を超える年の差カップルになっちゃいます

なーんてバカな妄想は
このへんにしておいて。

でもね。

このスティーブンに魅かれる
娘の様子を見ていると、


年をとった人の魅力の構造


が見えてくるようでちょっと興味深いんです。


つまり、


おじいさんなのに、素敵。


のポイントがありそうなので、
そこらへんを、ぜひ、


おばあさんなのに、素敵。


に生かしたいと思うわけです。


まあ、まず
スティーブンのように「超一流」や「本物」であることが
年をとった人間の魅力の原点ではあるんですが、

今から、このわたしなんかが、
そんなことを狙おうと思ったら、
もう一度、生まれ変わって
人生を生き直すしかない迂遠すぎる話になるので、
肝心の「超一流」部分はスルーするとして(いいのかな)


「アメリカン・アイドル」のスティーブン・タイラーには、
若い娘の気持ちをわしづかみにする
次のような特長があるように思います。


(1)上から目線でなく、つねに率直である。

(2)年下の相手にも敬意をもって心からほめる。同じアーティストとしてほめる。

(3)自分自身が尊敬している過去のアーティストを例に出して熱く語る。

(4)手元の資料が見えないときは臆せず老眼鏡をかけるなど、老いを隠さない。

(5)若いころからのキャラもそのまんま出す。
(無邪気とか、エッチとか、感動したら隣のジェニファー・ロペスに抱きつくとか、
そういう可愛さ、天衣無縫さですね)


(6)服装は昔のまんま。(スリムにキープされた体形があってこそだけども)



わたしなんかが一番グッとくるのは、


自分はまったく偉そうにしないけれども、
「過去のアーティストへの敬意」を熱く語ることで、
「先人を尊敬する姿勢がかっこいい」
と思わせてくれるところです。



隣の兄ちゃんみたいなのに、
ものすごく歴史を感じさせもする。

そんなところが中学生の目から見ても
カッコいいのかなあ、と思います。


無邪気なまま成熟する。

そんな道もあるんですね。
もんのすごく難易度高いけど。

アメリカン・アイドルには
イギー・ポップも登場したりして、
ロック少女だったわたしにも、もー、たまりません。

往年のロック少女たちには、必見です(笑)


【関連記事】ミック・ジャガーの若さの秘訣はこちらから(*^_^*)
アスリートに学ぶ「美の厳しさ」。

こちらから過去記事一覧をご覧いただけます。
長大な巻物のようになっていますが(笑)最古記事から読んでいただくと面白いですよ♪うわめづかい

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コメント

ロックとは無縁で、
昔は外人は一緒に見えてた、とんでもない子供でした。

だからこそお嬢さん、渋いですね~!
めちゃめちゃ上の人に憧れることもありました。
私は菅原文太さんとか好きで~。
当時、おじいさんというにはまだまだお若いんですけど。
やっぱり清潔感があって、輝いてる人にひかれるんだと思います。
そういえば、海上自衛隊の人が電車に乗ってるだけで、格好いい~なんて思ったり。
きっと輝いてるんだと思います!

  • 2011/11/29 (Tue) 14:48
  • Yottitti #S0MVRpSc
  • URL
私だって!!

女子中学生ではないけどスティングが大好き。
でも何か もしかしたら 
女子中学生の気分で好きなのかもしれません。
自分の年齢は忘れておいて
なぜか すごく年上の気がしてるのですから。
魅力の原点かないので こんな気分になれるのでしょうか。

  • 2011/11/29 (Tue) 22:03
  • okko #-
  • URL

Carinaお姉さま こんばんは^^

そういえば、日本では「ちょい枯れオヤジ」なんていうのが、数年前に流行った時期がありましたけど、海外のロッカーはいくつになっても枯れないですよね。パワフルで哀愁がない。自然体で死ぬまで現役って感じで。

無邪気なまま成熟するってすごく魅力的!女性もそうありたい!
しかし、「いくつになっても心は少年」のおじーちゃんはかっこいいのに、「いくつになっても心は少女」のおばーちゃんは、今ひとつ認知されていない気がするんですよねぇ。「いくつになっても心は乙女」に至っては、勝手にやってろ!っていう扱いですよ。

尊敬されるような人格だったり、キャリアだったり、築き上げた成熟があるからこそ、無邪気がいきるのでしょうか。やっぱり難易度高いわぁ~。

  • 2011/11/30 (Wed) 19:20
  • K #mCuCZhcM
  • URL

出遅れましたが、

いいなぁ~なんて素敵なんだスティーブン・タイラー!
心の若さ柔らかさとちょっと枯れた味わいとが
いいバランス。
…って、その番組は見たことないのに、
Carinaさんの文章から
まさしくロッカーの理想形とも言うべき姿が
映像になって伝わってきました。

私も元ロック少女なもんで、
文字見ただけで、心躍る感覚が甦りましたよ…イギー・ポップ!

  • 2011/12/06 (Tue) 00:11
  • ミリ1215 #-
  • URL
コメント、ありがとうございます!

★Yottittさん
菅原文太さん、いまも素敵ですが、
もう少し前は本当に素敵でしたよねーー。
うちの娘を見ていてもわかるんですが、
「おじいさん」であることが「かっこ悪い」のでないみたいです。
おじいさんにもかっこいい人もいれば、そうでない人もいる。
あ、当たり前ですね(笑

★okko さん
スティングもいいですよねーー。
あのルックス、あの声!!
わたしも好きなんで、
娘も「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」とか
「見つめていたい」とかよく聞いていますよーー(*^_^*)

★K さん
それそれ、そこですよーー。
女性の場合、無邪気とか可愛いとかって要素が
「少女や若い女」に含有されるものだという旧来のイメージがあるんで、
どこか「若づくり」に思われてしまったりするんですよね~。
いろいろ考えず、「あるがまま」が一番いいのでしょうか!?
恥じらいとか、そういうものが含まれているといいのかな??
うーむ。もうちょっと考えてみます(*^_^*)

★ミリ1215さん
はいな、はいな~、イギーポップでしたよーーー。
イギー・ポップは、どこか江頭2:50的ですらあり、
たまりませんでした(笑)さらにですね。アメリカン・アイドルには、
プリンスの前座としてかつてライブで見た、あのシーラ・Eも登場して、
「あああ!」とうれしかったです。
いやあ、ロック少女でよかった。
いろんな音楽を思い出して盛り上がれるし。また語りましょうね♪

  • 2012/01/04 (Wed) 17:01
  • Carina #-
  • URL

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