年齢にまつわる「幸せな会話の法則」。


先日、テレビの旅番組で
タレントさんが電車に乗ったら
にぎやかに寄ってきた女性たちの一人が、
「わたしたち、還暦旅行よ!」と驚かすような口調で言っていました。

すると、そのタレントさんは
「え?うそ?見えない!」
これまたものすごく驚いたように返事をしていたのですが、

これこそ、


こちらが尋ねてもいないのに
積極的に年齢を告知してきた場合は、
「え?うそ?見えない!」と
やや大げさに驚いてみせなければならない法則



の見事な実践例といえましょう。


タレントさん、グッジョブ。


さらに年齢にまつわる会話の法則には、
こんなものもありますね。


自分から「いくつですか」と尋ねた以上
相手が年齢を答えたときには、
老けていると思ったにしろ、若いと思ったにしろ、
「お若く見えますね~」と白々しさに耐えて
言っておいたほうが多くの場合、無難である法則



マイケル・サンデル先生がいかに嘘を戒めようとも、


「いくつですか」
「47歳です」
「ふーん・・・」(以下、沈黙)


のような正直すぎるリアクションをすると
このときのわたしのようにガッカリするので、


「あけまして」と「おめでとう」が
分かちがたく結びついているように
「いくつですか」と「お若いですね」も
分かちがたく結びついていることを
これからもぜひ、広く周知徹底させ、
常のセット利用を促したいものです(笑)


しかし、まあ、そういうわけで
ある一定年齢以上の「見かけ年齢問題」、
および「容貌の水準維持・劣化問題」というものは
「気を使うべきマター」として
特に下の年代に認知されているのは間違いなさそうですね。


ということはあれかな、つまり。


あまりにもいつも「若い!」「若い!」と絶賛される場合は、
本当に信じられないほどの若さを保っているか、
信じられないほど「若いと言ってほしいオーラ」が出ているか、
のどちらかってことかな。

わたしの場合は、


「若く見えるわけでもないし、美しくもないが、
なんだか素敵」



と言われたいという劣等感と自尊心と非モテ体質がないまぜになった
屈折した願望を持っているので
そのオーラの面倒くさいことこの上なし!!(に違いなし!)

稀代の「褒めジョーズ」の出現と、
その類まれなグッジョブを期待して
これからも生きていきましょうかね。←って面倒くさいな(笑)


【関連記事】おばさんオーラについて考えてみた記事。
それにしても最近、記事が多すぎて関連記事をググって探し出しているわたしです。
おばさんオーラの真犯人は?!

こちらから過去記事一覧をご覧いただけます。
長大な巻物のようになっていますが(笑)最古記事から読んでいただくと面白いですよ♪うわめづかい

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コメント

ぷぷぷ
わかるわかる これっ

さりげなく なにげなく 下心見え見えで
54歳を主張しているワタシ

  • 2011/12/08 (Thu) 23:55
  • わに@54 #qbIq4rIg
  • URL

微妙な問題ですね~~。

そーゆーややこしいごちゃごちゃしたことほっといて
これがわたしじぁあ!これでいいんや !!!
と自信を持って言える自分になりたい・・・。
ほんまに。
その方がすっきりしたオーラ出るんでしょうね~~

  • 2011/12/09 (Fri) 12:45
  • midori #-
  • URL

「いくつですか」と「お若いですね」のセットは、
就活の際に学生部から指導されているかのように、
社会生活では、徹底されている現状、
困るのは、言い放った途端「どんなお返事してくれるの?」
とばかりみつめる目。
「ありがとう」も「そんなことないわー(おててヒラヒラ付)」も、真に受けてる感があるし、
「何も出ないよ」も、おばちゃんぽいしで
お約束にはどんなステキなお約束でお返ししたらよいのやら。
今のところ「えっ50歳にはみえなーい」
「そうでしょ、49にしかみえないでしょ」
というベタなところを、関西弁でお返しして、
他の話題に持っていくようにしてます。

  • 2011/12/09 (Fri) 18:54
  • ピーシーズ #H6hNXAII
  • URL

やっぱりお若いですね~は特効薬ですね。
疲れが吹っ飛んでしまいます。
ほめるって大事なんですね。
やっぱりお料理にしろなんにしろ、頑張るもとになります。
お互い手のひらで転がし、転がされ、
だましだまされるとわかってながら、手っ取り早い成長の秘訣ですね。

  • 2011/12/09 (Fri) 20:26
  • Yottitti #S0MVRpSc
  • URL

お久しぶりです♪

若々しいと若いは別!
元気そうと元気は別!

年齢詐称激しい自分に最近気付きました・・・健康診断で(汗)

自分の中で 「自分は若く見られたがっているに違いない」と確信していたので 本当は54歳だというのに いつからか・・・
「この前 54とか思ったけど 本当は55になってるのか?」と思い
次の時に「この前 55とか思った気がするけど もしかしたら56か57?」と思い・・・
どんどん 自分はきっと若くサバを読んでいるんだと勘違いしまくり・・・・

健康診断で「何歳ですか?」と聞かれて・・・「58です」と言い切った!

技士さんに「あれ?去年53ですよ?」と言われて・・・大汗です

「脳調べたほうがいいよ~!」と言われて 生年月日で自分の年を計算したドあほうでした(涙)
若く見られたいの裏返しが こういう結果になることあるんですよ~(汗)

ちなみに その技士さんの前に ある看護師さんから「オージオ(耳の検査)は60歳からだよ」と言われて 行く気になってた私って・・・
私は実は高齢者!とどこかで 先入観と劣等感あるんだなぁと実感しました!

たぶん若く言われても お世辞と思うだろうし 実年齢通りだとそれもなんだか悔しくて 上に見られても それもたぶんがっかりで・・・
だから 年齢ネタはマナーとして 今は 避けてます(爆)

  • 2011/12/10 (Sat) 09:46
  • ちゃーばー #-
  • URL

モデルやタレントを見るとその若さにばかり目が行き、鏡を見ると細かいしわだらけでおばあさんの肌になった自分を自覚するけどもういい。ヨンア目指す(というかヨンアのコスプレなのか)事にした!

 日本じゃなくてどこかの外国なら心のそこからヨンアになりきれるのかなあ

  • 2011/12/16 (Fri) 19:45
  • #DU/AhMno
  • URL
コメントありがとうございます!

★わに@54 さん
ははは。わかってもらえた?
下ごころをなさそうにしのばせて、年齢主張!ね(*^_^*)

★midori さん
ほんと、たしかにそうですね!
それって、最近思うんだけど、やっぱり訓練なんでしょうね。
少しずつ、トライ&エラーで自然体を身につけるというか。

★ピーシーズさん
なるほど~!鋭くてリアルな体験談にうなりました。
そっか、徹底された社交辞令に対してどうこたえるのかも、
力量が求められますね。
わたしも関西ベタのりでちょっと返してみます(笑

★Yottitti さん
>お互い手のひらで転がし、転がされ、
>だましだまされるとわかってながら、手っ取り早い成長の秘訣ですね。

Yottitti さん、これ、めっちゃ大人の発言!!
ああ、本当にそうですね。わかっていても
それを真に受けたふりして自分も元気になりつつ成長する。
それが大人なのでしょうね!!

★ちゃーばーさん
お久しぶりです!!すっごいうれしいよ~♪

> 本当は54歳だというのに いつからか・・・
>「この前 54とか思ったけど 本当は55になってるのか?」と思い

この不思議な現象、でも、よっくわかる!
あれなんだろうねえ。若くありたいはずなのに、逆に年齢を数えすぎて、
年上に言ってみたりする心。わたしも思い当たったから受けました(笑
うんうん。年齢ネタは避ける、が一番いいんだと思う、わたしも!

★??さん
いえいえ、日本で堂々とヨンアめざしましょうよ!
ヨンアのコスプレでも全然いいと思います!

  • 2012/01/23 (Mon) 14:18
  • Carina #-
  • URL

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