その「えらい人」は「えらい人」として遇さなければならず、
ドアを開けたら先に通っていただいたり、
先に座っていただいたり、
お話が始まると、
多めにうなずいたり、
多めにもちあげたり、
多めにのけぞったりして
多めの感嘆と恭順の意を示す。
職場じゃ、よくあることですよね。必要だし。
そういう場だと、
その人がなぜ「えらい」のか、
それなりに、みんながわかっているから、
多少、面倒くさくても
うなずき、もちあげ、のけぞり、おじぎして
おもてなしするわけですが。
困るのは、その「えらい人」が
レストランとか、地域の寄り合いとかでも
「えらい人」としてふるまっちゃう場合で、
周囲の人々は、
へそをまげると、余計ややこしそうだからおだてておく
↓
当人、機嫌がよくなる
↓
「おだてる」が日常になる。
↓
周囲、面倒くさくなる。
↓
敬遠する。
という流れになりがちです。
こういうタイプの
いつでもどこでも「えらい人」は
会社でえらかったことのあるオジサマ方に多いですが、
女性にも別のバージョンがあるなと思いました。
それは、
いつでもどこでも「キレイな人」
です。
先週の土曜日、
芸能人の「すっぴん」を公開する番組がありました。
ご覧になった方も多いと思いますが、
40代以上の華やかな美人も出演してらっしゃいました。
まあ、人によっては
アートメイクやまつ毛のエクステに助けられ、
「ファンデがないだけ」のお顔でしたが、
みなさん、美しいような
若いような、年相応なような、
そんな感じでした。
が、しかし。
番組内では、
若い人のすっぴんは、やや雑に扱ってよいが
年増のすっぴんは、丁重に扱う。(岡本夏生氏を除き)
という暗黙のルールがあるようで、
美すっぴん公開のあと、
美STORYで公開した
美ヌード写真まで公開し、
その胸やお尻の美しさに喝采鳴りやまず、
その若さと美しさを保つ方法について
みんなしてレクチャーを請う、
というようなところまでヒートアップし、
全員でうなずく、もちあげる、のけぞる・・・
こ、これは、あれですか?
「えらい人」をもちあげる必要のある人につきあわされて
「えらい人」になーんの利害関係のない私まで
さほど感嘆も感激も称賛もしていないのに、
うなずき、もちあげ、のけぞらなくちゃならない
「接待の場」に同席しちゃった感じですか??
えらい人も面倒くさいけど、
キレイな人も面倒くさいな。
というわけで、
ここで勢いにのって美人不要論を唱え
日ごろのひがみを解消したいところですが、
おそらく「キレイ」と「面倒くさい」に
直接的関係はないと思われるので、
「こういうものとして扱っておきましょう」
という雰囲気のもとでの
おだてる
↓
当人、機嫌がよくなる
↓
「おだてる」が増幅する。
という流れに、
なんか、こう、ちょっとイヤーなものがあって
それは、尊敬しているようでいて尊敬していない、
ある種の「軽んじる心」が潜んでいて、
それが「面倒くさい」につながっていると感じました。
そして、その先に「敬遠」が待っている。
みなさん。
面倒くさくない美人になりましょうね!(わたしもね♪)
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