こんにちは!Carinaです!
春の気配がはっきりとしてきましたね~。
みなさんがお住まいのところはいかがですか。
大阪は、かすんだような光の色
かすかに埃っぽく明らかに微粒子含有度が上がった感じの空気、
どことなくムズムズする鼻が春の訪れを告げています。
冬から春の、この「ゆるむ」感じ
「モゾモゾ」と目に見えないところで何かが動き出す感じ。
なんともいえませんね~。
かじかんでいた体の芯のところもゆるんでくる感じがします。
ゆるみは、芽吹きや花がほころぶための「ゆるみ」でもあるんでしょうね。
わたしものトウのたったお年頃とはいえ、
ゆるんで、芽吹いて、ほころびたいぞ!
(いろいろゆるんでほしくないところも、ゆるんでるけどもーー(笑)
それにしても。
巷では、中井貴一旋風が吹き荒れていますよ。
どこの巷で吹き荒れているか、というと
わたしと、わたしの姉と、わたしの友人の間で
吹き荒れています。
友人は、まだ40代前半ですから、
この旋風、規模こそ僅少サイズではあるもの
団塊の世代からアラフォーまで巻き込んだ
3世代巻き込み型大型旋風といっても過言ではありません。
ドラマ「最後から二番目の恋」がその旋風の発生地なのは、
すでにみなさま、ご推察かもしれませんね。
それにしても40代の友人(近所に住むママ友です)も
わたしの姉も、ほぼ同じことをほめたたえるのが面白いです。
「ルックスはともかく、本当にいいよねー。
あのちょっと『情けない感じ』とか本当にうまいよねー!」
姉は長崎弁、友人は大阪弁という違いはありますが、
ま、おおむねこんな感じ。
中井さんはもちろんルックスも十分に素敵ですが、
「情けない感じ」が何とも言えず素敵!
というのは、ある程度年齢を重ねた俳優さんならではの
褒め言葉ではないでしょうか。
三浦春馬くんとか、佐藤健くんとか、
いや、ほかにもいるでしょうが、
そういった若手スターはやはり「情けなさ」より、
カッコよさとか美しさとか、はかなさとか、たくましさとか、
なんかそういった美点を表現してほしいし、
もしくは、不良っぽさとか反抗とか退廃とか堕落とか、
もっと極端な「ワル」方面を演じてくれて、
「ああ!こんな人好きになったら不幸になるのに、
好きになる~」的な女心を刺激してほしいものですが、
(いや、人によって違うかもしんないけど)
「情けなさ」っていうのは、そのどちらでもなくって
私たちが日ごろ目にしている男性たちの
弁解や虚勢や老化や惰性や責任感や妥協や自己保身なんかが
ごちゃまぜになって醸し出される「人間的な小ささ」のかたちだもんね。
それを中井さんが
不器用と表裏一体の誠実な様子で演じてくれるとき、
同じく情けない私の心に「自己肯定感」のようなものが広がるんです。
情けなくていいなあ。人間らしくていいなあ、的な。
自分の情けなさと相手の情けなさの
どちらも認めて、
どちらも温かく見つめて
虚勢を張らずにほほえんでいるって最高だ。
「情けなさ」は大人のスパイスだな。
ってか、味の深みを左右する「だし」かもな。
うまみ成分たっぷりの。
・・・なんてことを思いながら、
春を迎えようとしています。
【関連記事】主演の小泉今日子さんについても以前、書いてました。どうぞ♪
揺れて、泣いて、前を向く。
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