ちょっと何か落ち込むことが続いたり、
体調が悪くてブルーな気分が続いたりすると、
「どーせ、だれも見てないし…もう、テキトーでいい!」と投げやりになる、
「どーせ症候群」にかかりやすくなりますが、
じゃあ、本当に、だれも見ていないのか、というと
実は、そんなことはないんですよね。
たしかに男性、なかでも若い男性は
大変残念なことに
大いなる興味をもって見ることはないかもしれませんが、
少なくとも、同世代の女性は
もんのすごく見ていますよ。
何を隠そう、わたしも、
40代のいつのころからか、
街を歩く40代の女性はもちろん
50代、60代、70代、80代以上の女性まで
興味をもって見るようになりました。
30代のころまでは、
自分より、ちょっと年下からちょっと年上までが
主な関心ゾーンだったような気がするので、
年とともに急激に
関心ゾーンの年齢幅が拡大したことになります。
あれですかねえ。
現在の自分と
60代や70代の女性たちは、
明らかに地続きでつながっていて、
はるか遠くの「未来」なんかじゃなく、
早晩訪れる「現実」だと
わかっちゃったからですかね。
70代くらいの女性を
いいなあ、素敵だなあと憧れの視線で
見ることも増えました。
内田百の随筆に、
彼が大学に出勤したら
同僚の先生がヒゲをそり落としていたので驚き、
「急にヒゲをそったら困る。
あなたの顔はあなたのものでなくて
あなたの顔を見る周囲の人間のものだ」と抗議した
というような、おかしな内容のものがありますが、
わたしたちの顔や服装も
わたしたち自身のものというより、
「老いを自覚しはじめた女性たち全員のもの」と
言えなくもないかもしれません。
わたしも、自分より年上の女性を見るとき、
そこに自分の「将来への希望とヒント」を見出そうとしているもんね。
ま、輝く希望の星になるのは無理にしても
カーテン越しの薄明かりぐらいには
なりたいものです。
わたしたち自身が、続く世代の希望になりえるんですからね。(やや大げさだけども)
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