シンプルライフに関する著作が人気の
金子由紀子さんは、ブログもツイッターも好きでいつも拝見しているんですが、
生きることって編集することだもんね。
スーパーの棚や生協カタログを編集したものがうちの冷蔵庫、
それを再編集してばんごはんを作ってる。
と、ツイッターでつぶやいてらして、
あああ!そーだなー。まったく、そのとおりだなぁ!
と深く納得しました。
いきなり、例えが、ずぼら方向になってあれですが、
冷蔵庫のドアを開けて中をざっと見て、
「材料なーんもない。なーんも作れない」と思うか、
「これとこれでテキトーに、ちゃちゃっと、2、3品作ろう」と思うか、
これも、まさしく「編集力の差」ですもんね。
(完ぺきを求めない妥協力も必要だな)
そして
「ちゃちゃっと、ありあわせで仕上げる力」って
実は高度な編集力じゃなかろうか!?
と思い至ったのです。
であるとするならばですよ。
全国で、日々、例外なく、
仕方なく、面倒がりながら、汗をかきながら、手を抜きながら、
「ありあわせ」料理を作ってはテーブルに載せて
ゲンナリする家族の口をついて出てきそうな不平不満を
たくましい腕と「文句あっか」のド迫力で制圧している
わが愛しき同胞、お母ちゃん方。
わたしたちには、高度な「編集力」があるのですよ。
たとえ、「変わり映えしない」という致命的な欠陥があったとしても(笑)
料理に限らず
服装のコーディネートや
室内のインテリアなども
「編集」であり、「再編集」なんですよね。
そして、もっーーと広げて考えてみれば、
わたしたちの日々の体験や記憶も、
雑多に散りばめられた偶然の出会いや
テレビ番組やだれかの発した言葉や自分の言葉や
あいさつや会話や衝突を
「編集したもの」といえるかもしれません。
世界に散らばるあらゆる事象から
タイプの異なる無数の
雑誌や映画や新聞や番組が生まれるように
日常に散らばるあらゆる事象から
タイプの異なる
無数の人生が生まれる。
それらを、何を軸に編集するかが、
その人らしさ、なのかもしれないなあ。
またもや料理を例にとるなら、
遠くの店に調味料を買いに走らずとも
もんのすごい時間をかけて煮込まずとも
今、あるもので
ちゃちゃっと
幸せになる。
そんな「ありあわせ力」を持つのは、
実は素敵なことなんじゃないか、と思った次第。
テキトーにおいしくて
テキトーに栄養に富み、
テキトーにバランスよく
テキトーに手抜き。
いいんじゃないかなあー。
ちゃちゃっと、ありあわせ。
人生の極意、とでも呼びたいな。
変わり映えしなくても(笑)
こちらはありあわせではない、読みごたえある金子由紀子さんの著作。
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レビューはこちらの単行本が参考になるかも♪→→モノに振りまわされない! 片づけのコツ
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