最近、長崎の姉のことをブログに書いていないので、
もしや姉(63歳)が恋愛でもして、
しかもその恋に夢中になったりなどして、
妹のわたしに電話をかける暇がないんじゃないか?とか、
しゃべりすぎて病気になったんじゃないかとか、
いろいろ心配されていたら申し訳ないので、
改めてご報告しておきますが、
そんなことはまっーーたくなく、
姉は快調に、痛快に、豪快に、
この暑い夏にも、一方的おしゃべり電話をかけてくれています。
前にも書いたかもしれませんが、
電話の内容は、
「ちょっと聞いて。●●さんに歌がうまいってほめられた!」
「うれしいことひとつ言うね!○さんに若くてきれいってほめられた」
という「ほめられハッピー報告」の日と、
「なーんか。バカにされているみたい」
「なーんか、プライドが傷ついた」
「もう、いやだ、いやだ」
という「傷ついたションボリ報告」の日に大きく分かれ、
わたしは、まあ、うんうんと聞いているだけです。
ただ、こうやってずっーーーと「二大報告」を聞いていたおかげで、
あることがわかってきました。
それは、
褒められる内容は、つねに、
ほぼ共通しているということです。
(姉の場合は、「若々しい」と「歌がうまい」)
姉が、この2点をほめられたいと
強く願って各所に出没しているということもあるでしょうが、
私から見ても、この2点が姉のチャームポイントだと思うんですね。
60代にしては若く見えるし、
私と違って色白で
小柄だから
ちょっと可愛く見える。
歌は、声楽が専門なので、
地域のコーラスなどでは
やっぱりそれなりに上手い。
そんなことを思いながら姉の話を聞いていて、
ハタ!と思いつき、
意表を突く比喩を持ちだして
姉にこう言ったのです。
ねえちゃん!
ほめ言葉も、ゴキブリといっしょかも。
1人がほめたら、20人ぐらいが同じこと思っているよ。
すると、
はっ?ゴキブリーー?やめてよーー!
あんた、何ば言いよっとねーー?!
と、さすが家にゴキブリが出没したとき、
徒歩5分の距離に住む75歳の叔母に
震えながら電話で救いを求め、
その叔母が新聞紙片手に坂道を疾走してきて、
ドリャー!っと退治してくれ、
「●●ちゃん(←姉)、いつでも呼ばんね!また、わたしが来るけんね!」と
肩で息をしながら仁王立ちして言い放ったという、
「仰天!逆老老介護的ゴキブリ退治秘話」をもつ姉だけあって、
電話口で、不快感てんこ盛りという感じで絶叫しました。
でもね。
「ほめ言葉、ゴキブリ理論」
わたしゃ、本気で提唱しますよ。
(20倍って、ちょっと規模が小さいけどもさ)
「ほめる」って、意外に
上手な人と、苦手な人に分かれるので、
苦手な人は、なかなか「いいな」と思っても口にしません。
(他人のことはほめない「ほめ言葉節約」の達人もいるしね)
だから、一人の人が、お世辞でなく
心からほめてくれたと感じられたら、
その後ろに「無言で同じことを思っている人が20人ぐらいはいる」って
考えていいんじゃないだろうか。(10人かもしれないけどもー)
たとえば、このブログには、
コメントだけでなく、
メールをいただくこともあるんですけど、
そこに私がリンクしているブログへのほめ言葉や
そのブロガーへの共感が書かれていることが
たまにですがあるんです。
わたしに伝えられるときは、
もちろん、その人に伝えますが、
そういう文章を見ても
「わたしがいいと思ったら、やっぱりほかの人も思っているんだなあ」とか
「口にされない、表に出されていない共感って多いなあ」と思うんです。
もしかしたら苦言や悪口にも
このゴキブリ理論は適用できるのかもしれませんが、
それは適用してもさほど楽しくならないので、
心にバルサンたいて退治するってことで(笑)
そんなにたくさんほめられなくても、
結構、評価されてるもんだ。
名づけて、
たまのほめ言葉は、氷山の一角理論!
はっ、なら、最初から、
ゴキブリ理論でなく
氷山の一角理論でよかったな(笑)
【関連記事】ここから姉関連記事へ次々と・・・いかがでしょう(笑)
カチンとくるのはなぜ?「会話というバトル」。
★こちらから過去記事一覧をご覧いただけます。
一覧のページがすでに2ページになっていて自分がびっくり♪
リンク切れなどもあると思いますが、よかったらどうぞ

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