久しぶりに女性ファッション誌でも買おうかと
本屋さんであれこれ見ていたら、
「歳の差婚」奥様の「妻だけどいい女ファッション」
とか、
体温調節むずかしすぎっ!時代、
「ハオリもの」力を身につけろ!
とか、
「もう一度、キレイだねって言われたい
感動のBefore→After49連発!
40代こそチャンス「美・復活劇」はじまる!」
・・・とか、
その文意を理解するには、
脳の回路を「日常モード」から「ファッション誌モード」に
つなぎなおさなくてはならない
珍妙なタイトルが並んでいました。
これは、あれだな。
腰痛緩和のために重い腰を上げて
スイミングスクールに行ったら、
熱血コーチに迎えられ、
「大丈夫、オリンピックだって夢じゃない!
『おばさんだけどアスリート』をめざして、
クロール100m50連発が最重要課題!」
と叱咤され下を向いてしまうような
身の置きどこがどこにもないような、
でもみんながそうなら、
自分もそういう欲望を持たなくちゃいけないような
何か、そういう気分になったので、
やっぱり買うのはやめて美容院で読みましょ、
そうしましょと思い直し、
そのかわりに「BRUTUS」の
「2012-13 秋冬ファッション特大号…センスのいい人」
を買ってきました。
↑
上記リンクはBRUTUSのサイトにリンク。
以下に紹介する数珠つなぎページが立ち読みできます。
もちろんBRUTUSにも
わたしの身の置きどころなぞないんですが、
どのページもやや静謐な雰囲気なのが
せめてもの救い。
声高なものは、
声高であるというだけで
敬遠したい気分、
というかする方針のわたし。
で、ブルータスです。
「センスのいい人」というコーナーで
センスのいい人数珠つなぎ(総勢11人)をしているんですが、
ほとんどがクリエイターと言われるような仕事の人で
やや内輪感&業界感が漂うものの、
1943年生まれ 虎屋の代表取締役 黒川光博氏
↓
1949年生まれ アートディレクター 葛西薫氏
↓
1933年生まれ グラフィックデザイナー 中條正義氏
の数珠つなぎのところが
簡潔ながら、おもしろかったです。
虎屋の社長さんは、
センスのよさとは、どういうことか?
という問いに、
「暖簾」とよく似ている。
とさすが室町時代創業のお答え。
暖簾とよく似ていて、一面だけじゃないんですよ。
たとえば、そこにある商品だったり、
それを売る人たち、会社がもつ文化や店の雰囲気、
味がいいとか、きれいとか
全部が混ざり合って「暖簾」になるように
センスというのも同じように
総合的に表れてくるものじゃないでしょうか。
なるほどーーー。
「自分ブランド」とか「セルフブランディング」といった言葉に比べて
我欲が前面に出ず、それゆえに生臭くなく、
時の蓄積や日々の精進が求められるだけに
いい言葉だ。
センスは暖簾。覚えておこう。
アートディレクターの葛西氏は、
例えば、場とか相手のことを想像して
何をするか、何をしないかを自然にこなしてしまうことかな。
とおっしゃっています。
TPOより、もう少し繊細に
相手を配慮して着るものなどを
取捨選択することでしょうか。
少しずつ、秋らしくなる今日この頃。
わたくしも「センスとは?」について
じっくり考えてみたいと思っちょります。
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センスが悪くて・・・と嘆く前に。
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一覧のページがすでに2ページになっていて自分がびっくり♪
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