想像力を刺激するオンナをめざせ!

京都のインテリアショップで、
ステキな初老の女性を見かけ、
なんだか俄然、勇気が出ましたよ!

一人は、白髪混じりのショートヘアに白いTシャツ、
たっぷりとしたカーゴパンツに大ぶりのバッグ。

50代の後半ってところだろうか。

ほとんどノーメイク。
無彩色で、
堂々としていて、
乾いていて
カッコよかった。

握手したら、
ゴツっとした手がサラサラと乾いていそうな感じ。

もう一人は着物姿。
60代後半から70代かなあ。

髪の毛はゆったりとまとめて、
涼しげな、ねずみ色の着物。

料亭のおかみさんだろうか。
お茶やお花の先生だろうか。
「粋筋」という感じでもないんだなあ。
なんて、あれこれ考えながら眺めてみたものの
この私には結論は出せず。

二人とも、一人で店に立ち寄り、
静かに落ち着いて商品を見ていた。

そして、
気づいたのであります!

ステキな女性は、

想像力をかきたてる

ということを。

どんな仕事をしているんだろう。
どんな暮らし方なんだろう。
どんな商品を選ぶんだろう。
どんな家に住んでいるんだろう。
どんな普段着なんだろう。
どんな本が好きなんだろう。
どんな青春を過ごしたんだろう。
どんな恋愛したんだろう。

そしてなぜ、今、
この装いを選んでいるんだろう。


なんて知りたいことが
芋づる式にいくらでも出てくる。

ほら、若くて魅力的な男女が、

この人とつきあったら楽しいかな。
キスしたら楽しいかな。
遊んだら楽しいかな。
エッチしたら気持ちイイかな。
将来は幸せになれるかな。
金持ちになれるかな。

と「未来への想像力」をかきたてるように

素敵な中高年女性は、
その「生き方」に対する想像力をかきたてる。

「装い」の向こう側を
どれだけ感じさせられるか。

難易度は高いが、
これが成否のカギを握っているみたい。

やっぱりちゃんと
生き方をファッションにしよう。
そう思ったね。

恐れず、
媚びず、
手をぬかず、
美意識を磨いて、
自分を堂々とプレゼンしよう。


そして、もう一つ気づいたことがあるの。

素敵な中高年女性の存在は、
街に深みを与える。


これも真実。

だってこの女性たちの存在が、
店の品格つーか、センスつーか、
総合的な雰囲気を高めていたもん。

さあ、ともにがんばりましょうぞ。

今のところ、
俄然、やる気。

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